エイプリルフールの泥濘ちゃんまとめ
お友達に声をかけたら、とてもびっくりしていた。ぼくの先生が部屋から出て来なかったら転んでいたかも。なぞなぞについてきいたけど、忙しいからって先生をつれて部屋に入っていってしまった。
2013-04-01 02:06:15ぼくはなんで忙しいのか知ってるけど、先生にどうだったってきいたら、赤くなったり青くなったりしていたから。先生が困るなら、もうきかない。
2013-04-01 02:08:05バトラー用のドアをあちこちくぐりながら、彼になぞなぞの答えをきいてみた。彼もあの歌を知っていたよ。キッチンを、一緒に歌いながら歩いた。
2013-04-01 02:29:14車から降りたご主人にキスをせがんだら、思っていたよりずっとたくさんくれた。ご主人の弟さんもあとから降りてきた。先生に用事があるみたいだったけど、大丈夫かな。
2013-04-01 03:00:40引きとめようと思って、弟さんにもなぞなぞを出した。弟さんが「そりゃ、たm…」と言ったところで、目のいい人がそれから先を聞かせてくれなくなった。
2013-04-01 03:04:08『それ』は、ご主人や、弟さんや、目のいい人にはないんだって。お腹にのった手が少し重くて温かい。ぼくもその上に手を乗せた。彼の手が好き。
2013-04-01 03:24:48ねむいけど、先生からの宿題だから。会う人みんなに聞いて回ったんだから、もう教えてくれてもいいよね。ご主人に答えを聞くと、リボンのついた箱をもらった。
2013-04-01 03:28:27なぞなぞはとけた。 小さな鳥がぼくの手から抜け出して、ベッドの足元のほうでさえずっている。そっとすくい上げて鳥かごへ。ご主人にはたくさんキスを。
2013-04-01 03:38:06彼がぼくを拾ってくれたとき、彼のことを神様だっておもったんだ。でもすぐに違うって気付いたよ。色々な物をくれたし愛してくれたけど、神様はベッドで暴れたりしないよね。
2013-04-01 12:16:57お茶をいれようとする先生をひき止めた。椅子に逆戻りした先生の、ひざの上に向かい合わせに乗っかった。先生は髪をなでてくれた。もっと触ってほしい。一人はさびしい。家族がほしい。先生はうんうんとうなずいてくれた。
2013-04-01 18:39:38ご主人も先生も青い目だけど、近くで見ると全然ちがう。ご主人の目はいつでも青い。先生の目はもっといろいろな色に見える。先生が今ごろ顔を赤くして逃げようとしてる。まったく鈍いんだから。今度はぼくが先生。
2013-04-01 18:48:06