Marketing 3.0

及川さんによるコトラーのMarketing 3.0
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Naohiko Oikawa @noikawa

「マーケティング3.0は、マーケティングのコンセプトを人間の志や価値や精神の領域に押し上げる。消費者を全人的存在ととらえ、消費者としての一面以外のニーズや願望もおろそかにされてはならないと考える。それゆえ..精神に訴えるマーケティングで補うのである」(marketing 3.0)

2010-09-27 00:27:43
Naohiko Oikawa @noikawa

「今日のマーケターは、もはや自社のブランドを完全にコントロールすることはできない。今では消費者の集合知の力と競争しなければならないのだ」(marketing 3.0)

2010-09-27 00:30:41
Naohiko Oikawa @noikawa

「消費者は今では自分たちのニーズを満たす製品やサービスだけではなく、自分たちの精神を感動させる経験やビジネスモデルも求めている」(marketing 3.0)

2010-09-27 00:32:34
Naohiko Oikawa @noikawa

「ほとんどのアメリカ人が、考えられる投資先のうち大企業には最も低い信頼感しか抱いていない...今日、信頼は縦の関係より横の関係に存在している。消費者は企業より他の消費者を信頼しているのである」(marketing 3.0)

2010-09-27 00:34:45
Naohiko Oikawa @noikawa

「今日の消費者は、自分たちだけのコミュニティに集い、自分たちだけの製品や経験価値を共創し、そのコミュニティの外には、賞賛に値するキャラクターをもつ人物を探すときしか目を向けない」(marketing 3.0)

2010-09-27 00:40:38
Naohiko Oikawa @noikawa

「自分たちのコミュニティの外では魅力的なキャラクターにはめったにお目にかかれないとわかっているので、彼らは疑り深い。だが、いったんそのようなキャラクターを持つ人物を見つけたら、ただちに熱狂的な支持者になる」(marketing 3.0)

2010-09-27 00:42:48
Naohiko Oikawa @noikawa

「パインとギルモアは、新著"Authenticity"で、今日の消費者は、ブランドを見たとき、それがまがい物か本物かを即座に判別することができ、実際に判別すると述べている」(marketing 3.0)

2010-09-27 00:45:04
Naohiko Oikawa @noikawa

「差別化は当該ブランドの真のインテグリティ(完全性)を反映したブランドのDNAだ。それは、そのブランドが約束を果たしている確かな証拠であり、約束された性能や満足を顧客に届けるということだ」(marketing 3.0)

2010-09-27 00:50:43
Naohiko Oikawa @noikawa

「消費者が横につながっている世界では、ブランドはポジショニングを明確にするだけでは価値がない...ポジショニングは本物ではないブランドにだまされないよう、消費者に注意を促す言葉に過ぎない...差別化なくしては完全なものにはならない」(marketing 3.0)

2010-09-27 00:48:50
原野守弘 | Morihiro Harano @I_am_Mori

「Good Innovation.」というコピーを書いた時、同じことを考えました。 RT @noikawa: 「消費者は...世界をよりよい場所にしたいという思いから、自分たちの不安に対するソリューションを求めるようになってきている〜」(marketing 3.0)

2010-09-27 01:28:25
Naohiko Oikawa @noikawa

「マーケティングの最終形態は、アイテンティティ、インテグリティ、イメージの三つがうまくバランスのとれたものになる。マーケティングとは、ブランドのユニークなアイデンティティを明確化し、本物のインテグリティで強化して、強力なイメージを築くことなのだ」(marketing 3.0)

2010-09-27 00:55:14
Naohiko Oikawa @noikawa

「優れたミッションを生み出すとは、消費者の生活を変える新しいビジネス観を打ち出すということである。われわれはそれを、ザ・ボディショップを創業した故アニータ・ロディックの有名な言葉を借り、”Business as Unusual"と呼んでいる」(marketing 3.0)

2010-09-27 01:01:01
Naohiko Oikawa @noikawa

「優れたミッションの背後には、必ずすばらしいストーリーがあるとも思っている。したがって、消費者にミッションを広めるためには、人びとを感動させるストーリーが必要だ」(marketing 3.0)

2010-09-27 01:02:52
Naohiko Oikawa @noikawa

「ホルトによれば、ブランド・ストーリーには少なくとも三つの重要な構成要素がある。キャラクターとプロット(筋書き)とメタファー(比喩)である。ブランドは、社会の問題に取り組んで人びとの生活を変える運動の象徴になるとき偉大なキャラクターを持つ」(marketing 3.0)

2010-09-27 01:08:56
Naohiko Oikawa @noikawa

「キャラクターを人びとの生活にとって意味のあるものにするために、優れたストーリーにはプロットが必要だ...チップ・ヒースとダン・ヒースは...優れたストーリー・プロットの三タイプを提示している。チャレンジ型、コネクション型、クリエイティブ型である」(marketing 3.0)

2010-09-27 01:12:49
Naohiko Oikawa @noikawa

「チャレンジ型のプロットでは、ブランドは強力な敵や困難な障害に立ち向かう相対的に弱い主人公の役どころを演じるが、最後にはもちろんそのブランドが勝利するのである。ザ・ボディショップは...チャレンジ型のプロットの見事な例になっている」(marketing 3.0)

2010-09-27 01:15:56
Naohiko Oikawa @noikawa

「コネクション型のプロットでは、ブランドは日常生活に存在する断絶ー人種、年齢、性別などによる断絶ーを埋める働きをする。フェイスブックのようなソーシャル・メディアのブランドは、コネクション型のプロットを使って自分自身のストーリーを広めようとする」(marketing 3.0)

2010-09-27 01:18:18
Naohiko Oikawa @noikawa

「クリエイティブ型のプロットは、テレビのMacGyver(『冒険野郎マクガイバー』)シリーズ...マクガイバーはその才気で問題の解決方法を必ず見つけるのである。ヴァージンは...リチャード・ブランソンがマクガイバー的なキャラクターを演じている」(marketing 3.0)

2010-09-27 01:26:22
Naohiko Oikawa @noikawa

「横につながっている世界では、人びとはさほど有名ではない人物に力を与えたがる。その人物を自分たち、すなわち巨大企業に取り巻かれた、力のない消費者の象徴とみなすのだ」(marketing 3.0)

2010-09-27 01:27:47
Naohiko Oikawa @noikawa

「コミュニティで話題にされるブランド・ストーリーだけが、消費者のネットワークの力をフルに活用できる...最近の調査で、ソーシャル・ネットワークで最も強いエンゲージメント(愛着)を獲得したブランドは、売上を18%伸ばすことが明らかになった」(marketing 3.0)

2010-09-27 01:30:21
Naohiko Oikawa @noikawa

「マーケティング3.0において、企業文化とはインテグリティ(完全性)のことだ。つまり、社員の共有価値と共通の行動を一致させることである。ビジネス環境に作用している力を考えると、企業文化は協働的、文化的、創造的でなければならない」(marketing 3.0)

2010-09-27 01:36:55
Naohiko Oikawa @noikawa

「マーケティング3.0では、チャネル・パートナーの選定には目的・アイデンティティ・価値を鏡映しにするプロセスが必要である。鏡映しにするとは、企業は自社とまったく同じ目的・アイデンティティ・価値を持つパートナーを選ぶ必要があるということだ」(marketing 3.0)

2010-09-27 01:39:39
Naohiko Oikawa @noikawa

「最も高度な流通システムでは、企業が使うさまざまなチャネル間で分業が行われる。この分業によって、ひとつのセグメント市場や地域市場にタイプの異なる複数のチャネルが共存することができる...『統合型マルチチャネル』の段階だ」(marketing 3.0)

2010-09-27 01:43:16
Naohiko Oikawa @noikawa

「クレイトン・クリステンセンは、破壊的技術は通常貧しい社会の問題に対する解決策として生まれてくる、とまで主張した。インドでは、より多くの製品を貧しい人びとが入手できるよう、多くの画期的なイノベーションが実現されている」(marketing 3.0)

2010-09-27 01:46:32
Naohiko Oikawa @noikawa

「環境的な課題に対応するために、企業は資源やエネルギーを節約する必要がある。少ない資源をうまく管理する企業が最終的な勝者になるだろう。天然資源の持続可能な供給を得られることが、次第に強力な競争優位になってきているのである」(marketing 3.0)

2010-09-27 01:54:22