稲川淳二 つぶやき怪談 2013年7月30日
今年のミステリーナイトツアー(http://www.inagawa-kaidan.com/index.html)も始まりましたね。ツアー中ということですが、今月もつぶ怪があって良かったです。
今回は想像するとなかなか気持ちの悪いお話です。
ちなみに、皆で怖い話をするときなんかにつぶ怪は使えますね。稲さん口調で書いてあるので気分は稲さんでお話しできます。
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となると家の方は、保育園に通う幼い娘と、会社勤めの父親のふたりになってしまいますから、毎日の生活が成り立たなくなってしまう。
2013-07-30 22:23:27![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
朝、旦那さんが、幼い娘を保育園に送り届けると、帰りはA子さんが迎えに行くといった具合で、家の様子もわかっていますから、家事はしてくれるし、女の子の面倒も母親のように見てくれる。
2013-07-30 22:25:44![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
血の気の失せた顔は、げっそりと痩せこけて、艶やかな長い髪も、抗癌剤の影響で、すっかり抜け落ちて、毛糸の帽子をかぶっている。
2013-07-30 22:29:24