マームとジプシー「cocoon」観劇感想まとめ
【Cocoon感想続き】最初は緩やかに、そして急激に速度を増す喪失の中で、それでも両手を伸ばし、何かを掴もうとするサン(青柳いずみ)さんの仕草が強く印象に残る。チケットまだある日もあるみたいです。それにしても今日マチ子さんのマンガもどんどん凄いことになってる。
2013-08-06 00:33:17昔観た飴屋法水さんの「転校生」といい、今回の「Cocoon」といい、東京芸術劇場で観る女子高生もの(というジャンルはないと思うけど)、はどれも素晴らしい。今回のCocoonにも「いっせーのせ!」のかけ声が冒頭にあって、「転校生」を思い出した。
2013-08-06 00:37:09マームとジプシー「cocoon」。今日マチ子さんの漫画が原作の、ひめゆり部隊の物語。マームとジプシー風リフレインと身体の動きを活かすため、相当脚色するのかなと思ったら、かなり忠実で驚いた。むしろセリフと動きと音楽が残酷な世界を立体化するのでのけぞる迫力、、、。もう一度観たいな
2013-08-06 00:40:41劇場で「アノネ、」買ったらサイン入りハガキついてきた。こちらはアンネの日記に題材をとった独裁者と少女の恋。今日さんが繰り返し描く戦争と少女と甘いもの。 http://t.co/ZsPh3a18s5
2013-08-06 00:47:55マームとジプシーの『cocoon』、目前。楽しみだなあ。きっとたくさん泣いてしまうので、たくさんハンカチを持ってゆこうと思います。クラムボンの原田さんが音楽を担当しているというのも、物凄く楽しみ。
2013-08-06 01:00:04マームとジプシー『cocoon』。リフレインや走ることや思春期の女子な感じ……。彼らのスタイルが、今日マチ子の原作の世界にピタッとシンクロしてる。せりふに「泣き」が入るの個人的にすごく苦手なんだけど、今回ばかりは題材的にやむを得ないと思えるし。切なくてたまらない。引きずる。
2013-08-06 01:36:27今日はマームとジプシーの「cocoon」を観劇。沖縄戦を題材にしたお話。心の中の混沌を描くような繰り返しの演出が、ぐさりと残る。そこへ原田郁子ちゃんの音楽が輪をかけて訴えてくる。うーむ。沖縄大好きだからこそ、知らなくてはならないね。
2013-08-06 01:42:04マームとジプシーのチラシがすげえ可愛かったなあ。。初めてみたあ。公演も延長が決定だそうです。観れる時間のある方は是非みておいてください。 今回は沖縄のおはなし。 http://t.co/jaAIo4yoc9
2013-08-06 01:50:29マームとジプシー『cocoon』初日。ついさっき出来たばかりだというが、とても素晴らしい舞台になっていた。この(戦闘、負傷、衰弱、死など)相当に表象困難な対象・題材への繊細かつ大胆な接近を遂行した藤田貴大に敬意を表する。(続く
2013-08-06 01:55:30(続き)マームとジプシー『cocoon』。とりわけ後半からラストまで、海岸への逃走パートの反復×加速のたたみかけは圧巻。何度も何度も反復される被弾・転倒の一瞬を“踊る”吉田聡子!(続く)
2013-08-06 02:02:14(続き)マーム藤田といえばの「リフレイン」だが、フレーズ/瞬間の反復、だけではなく、今回は歴史の反復というか出来事の時を越えた反復(こだま)が劇の構造レベルに組み込まれていた。反復される「海を背景した/少女たちの/理不尽な辛苦と死」。すなわちそれは(続く
2013-08-06 02:16:09(続き)1945年にも2011年にも、そして沖縄でも(広島でも)三陸でも起こったそれぞれ別々の無関係な出来事、それらを反復として思考すること。そのために想像力を働かせること。マームとジプシー『cocoon』。
2013-08-06 02:24:16マームとジプシー『cocoon』。あと、一つ言い足すと、飴屋法水『転校生』(そしてそのまた手前にある園子音『自殺サークル』)の「引用」という「反復」も。生命の横溢と死の避けがたさとが隣り合わせの16歳の女子高生の系譜、というか「アレンジメント」(D=G)。
2013-08-06 02:35:01マームははまると過呼吸ばりに泣いてしまうので、そうでした、1人で観にいこうと決意したのでした。息を切らせた吉田聡子さんが何かしゃべるたびに泣いてしまい、終演後もとどまらなくて、自分が鼻をかんだティッシュみたいになるまで泣いてしまった、あたしんち、通過のちダイジェスト。
2013-08-06 02:23:07マームとジプシー"cocoon"の初日でした。昨日。明日はソワレのみ。明後日から11日までマチソワで、12日に休演日、休演日あけて、ソワレだけの日があけたら、楽日のマチネまで毎日マチソワ。終わったらちょっと小屋付きさんになって、福島へ。明日に続いていくんですなあ。
2013-08-06 02:45:10起きてすぐメールソフト開けたら、五郎からメールが来ていた。マームとジプシーを初めて観たらしい。なんかメールが震えていた‥‥。俺も早めに観に行こうかな‥‥。
2013-08-06 07:37:41マームとジプシーのお芝居「cocoon」観てきました。今日マチ子さんのマンガが題材です。マームならではの戦争題材のお芝居です。みんなに観て欲しいと思います。若い人たちはちゃんと考えています。まだ若干チケットがあるみたいです。http://t.co/g9nWroKeJy
2013-08-06 09:08:49さてこそ昨夜は東京芸術劇場シアターイーストにてマームとジプシー『cocoon』初日。沖縄戦を看護協力隊の少女たちを通して描いた今日マチ子作品の舞台化。巨大な歴史と、原作に漲る繭などのイメージの精彩と、いずれも演劇として表現するのは至難。現代と過去を交錯させる工夫などに苦心の跡。→
2013-08-06 13:45:48→どんな日常にもあるきらめきとくすみを掬い取るリフレインは今回は控えめ。そのなかで後半、海へ向かってひた走る少女たちが一人、また一人と欠けていく場面の反復は凄絶で、美しくさえある。反復されてはならない出来事の反復。マームとジプシー『cocoon』
2013-08-06 13:53:57マームとジプシー『cocoon』、観ていてこんなにつらい舞台はない。えぐられ続ける。これから観る方は覚悟してください。でも必見と言わざるを得ない。迷っている方、前売りを買えなかった方、どうにかして当日券に並んで観てください。
2013-08-06 14:13:03昨夜は東京芸術劇場でマームとジプシ『cocoon』を、原作が同じ視点とトーンで描かれているように、同じ質量の時間の中に刹那のありのままが織られていくから、痛みもつらさも切り分けて目を背けることができない。慰安も恐ろしさも絶望も諦観も、クリアに繋がり押し寄せ、抱えきれず凌駕された。
2013-08-06 17:39:05マームとジプシー『cocoon』続、作り手の刹那を描く表現たちは精緻に創意豊かに研がれ容赦がない。でも、だからこそ、作品は原作に対し真摯で自由だとも感じた。よしんば幾重にも訪れるつらい時間もあってもこれは観るべき舞台だと思う。まだ心が受け取れないけれど後半には是非リピートしたい。
2013-08-06 17:43:21