- isuzu_kankore
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今回は、「枕草子/清少納言 1.春はあけぼの」の改変で、「渠草子(みぞのそうし)/赤少納言(せきしょうなごん) 1.春はあげもの」だぜぃ~! #深雪さまの古文朗読会
2013-08-10 04:08:01やうやう旨くなりゆく山の菜、少しあがりて、紫だちたる芋のほくほく食べ飽きたる。 (徐々に美味しくなっていく山菜が、軽く揚がって(美味しい)、紫がかった芋はもう食べ飽きた) #深雪さまの古文朗読会
2013-08-10 04:09:06屋にもなほ、小樽のおほく飛びちがひたる。 (各家庭でも、小樽産の利尻昆布が沢山食べられている(その光景がよい)) #深雪さまの古文朗読会
2013-08-10 04:10:18また、ただ一つ二つなど、ほのかに口浸りているもお菓子。 (また、ただ一切れ二切れなどと、ほのかにみんなが口に咥えているのも、昆布のお菓子である) #深雪さまの古文朗読会
2013-08-10 04:10:37夕日のさして空の腹いと近うなりたるに、南瓜の煮どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど食ひ急ぐさへあはれなり。 #深雪さまの古文朗読会
2013-08-10 04:11:43(夕日がさして空腹にたいへん近くなっているところに、かぼちゃを煮ている所へ行って、3つ4つ、2つ3つなどと慌てて食べる、そんな様子さえもしみじみとした情趣がある) #深雪さまの古文朗読会
2013-08-10 04:11:48まいて雁などのつくねたるが、いと小さく煮ゆるは、いとおいし。 (まして、雁などのつくねのようなものが、非常に小さく煮縮まっていたりすれば、たいへん味が深い) #深雪さまの古文朗読会
2013-08-10 04:12:07日入りはてて、釜の底、口の辺(へ)など、はやみるめしにあらず。 (日が暮れる頃には、鍋の底にも、口の端にも、もはや飯の影は残っていない) #深雪さまの古文朗読会
2013-08-10 04:12:32雪の降りたるはいふべきにもあらず、霜のいと白きも、大皿でもいと多きに、つゆなど急ぎおとして、食ひつつわたるも、いとつきづきし。 #深雪さまの古文朗読会
2013-08-10 04:13:21(雪が降っている朝は言うまでもなく、霜がたいへん白い朝も、大皿に雪を持っても非常に多いので、シロップなどを急いでかけて、雪を食べつつまわるのも、大変似つかわしい) #深雪さまの古文朗読会
2013-08-10 04:13:33昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、つゆ入れの瓶も軽き空がちになりてわろし。 (昼になって、寒さがゆるんでくると、シロップの瓶も軽く空になりがちでよくない) #深雪さまの古文朗読会
2013-08-10 04:13:47一応現代語訳もつけた(付けないと何言ってるのかさっぱりな点がいくつかあったから)けど、まともな訳じゃないからな!それっぽい事書いてあるだけだぜ~! #深雪さまの古文朗読会
2013-08-10 04:15:30古文の方は、語呂とかもそれなりに意識してあるから、ぜひ改変元と合わせて読んでほしいな!それじゃ、ほんの少しだったけど、ご清聴サンキューなっ、みんな! #深雪さまの古文朗読会
2013-08-10 04:16:45