なぜ大砲巨艦主義は「役に立たず」、空母は「成功」したか・・・オーバースペックな兵器も、数の論理には敵わない

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ダレルタイター @DaTa_jp

戦艦の主砲は「大質量を叩き付ける」というハンマーの理論。超電磁砲は「軽量高速な弾丸で打ち抜く」という槍の理論や。同じ砲だが威力追求のアプローチが違う。艦砲より戦車砲に近い代物やな。 運動エネルギーは重さ×速さの二乗って高校で習ったやろ。速さを挙げたほうが威力上昇が大きいんや

2013-08-14 15:30:38
ダレルタイター @DaTa_jp

まあ、その弊害で超電磁砲では水平線のかなたは狙えないんだけどな…速すぎてロケットみたいに飛んでっちゃうし、角度的に狙えない死角があるからな…近めに落とそうと速度下げれば、威力は大幅ダウンで役に立たなくなるし・・・・まあそこら辺は巡航ミサイルの仕事だしそれで十分なんや

2013-08-14 15:32:58
ダレルタイター @DaTa_jp

そして、音速で飛べる戦闘機でも大和主砲クラスの火力を持てるのが現代であるわけで…そんな高速戦の時代に、ハイテク化したとはいえ一点集中の戦艦はただの的やな…あの物量主義の米国ですら戦艦を捨てたことからも如何に無意味な代物かはわかるやろ。その資材でミサイル作った方がよっぽど強い

2013-08-14 15:36:15
ダレルタイター @DaTa_jp

今どうなってるのか知らないけど、最新の海軍は、駆逐~巡洋クラスの無人軍艦を大量に用意しておいて、そいつらが自動で射撃やミサイルを撃つという代物。数が沢山あるからやられても損失は少ないし、大和轟沈からわかるようにいくら最強兵器を作っても結局は数の暴力には勝てない。

2013-08-14 15:39:47
ダレルタイター @DaTa_jp

答えは単純、死なない生物がいない様に劣化しない機械は無いからだ。たとえ戦闘で破壊されずとも、兵器は定期的にメンテナンスで無力になる。そのタイミングで敵が攻めてきたらどうしようもない。そして超兵器になるほど整備は大変になる。超兵器を作るほど大きな弱点を抱えるだけなんや

2013-08-14 15:41:07
ダレルタイター @DaTa_jp

戦艦が廃る中で空母が主流になったのは、まさにそれ。空母自体は超兵器に近いが、その実態は「艦載機という小型兵器を載せるだけ」というもの。空母自体は戦闘をしないから破損しにくいし、もし整備や撃沈で空母が失われても艦載機は陸上や他の母艦で運用できる。一点ものの戦艦に比べると非常に便利だ

2013-08-14 15:45:07