《避難したかどうかに関わらず、支援は行き届いていない 序論》

原発事故による被害者に対して、避難に関係なく、支援は行き届いていない。 現在、本論を製作中。 日曜日までに本論をアップしたいなあ
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宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

「避難した人」が東電から「多額の賠償金もらってる」というのは、二重に間違っている。

2013-08-16 22:15:13
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

「避難した人」がもらってるんじゃなくて、「避難させられた人」しかもらってない。国が避難指定した、つまり強制的に避難させられた人しか、東電の補償金はもらってない。旧警戒区域、旧計画的避難区域、そして特定避難勧奨地点に指定された世帯。そこにしか支払われていない。

2013-08-16 22:18:40
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

第二に「多額の賠償金」は支払われていない。補償金だ。当面の生活費用としての一人月10万円が、多額だろうか?財物弁済も、現在の不動産価格としての金額だけ。数百万程度。それで、土地付きの一戸建てが買えると思うか?

2013-08-16 22:21:57
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

簡単にまとめると、こういうことだ。日本国政府も東京電力も福島県も、避難させられた人にも、避難した人にも、避難せずに頑張っている人にも、まともな支援をしていない。それぞれの健康維持に必要な医療補助さえもしていないのだ

2013-08-16 22:23:42
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

では、なぜ避難していない人々は、「避難した人は支援されている」と言うのか?避難した人が具体的にどんな支援を受けているか、情報が行き届いていないからだ。少数の人が原発事故前のコネなどで、うまく金を引き出している可能性は否定できないが、それは避難した人も避難してない人も同じだ。

2013-08-16 22:26:37
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

少し補足を。国が決めた方針は、「震災発生の2011年3月11日にいた場所を基準にする」でした。実家が旧警戒区域で、3月末に規制して出産しようとしていた場合でも、11日に実家にいなければ、対象外。同じく、当時大学等に進学して実家を離れていた場合も、補償の対象になりません。

2013-08-16 22:32:37
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

文字通り、震災発生当時避難指定区域に「生活」していなければ、補償の対象外。生活根拠地が避難指定区域にあっても、故郷が避難指定区域にあっても、お構いなしの対象外、です。

2013-08-16 22:36:10
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

ただ。私が現在、一番言いたいことは。今回の原発事故に関する賠償・補償は十分に行われてはいない、ということ。どの被害者に対しても、だ。避難させられた人も、避難した人も、そこで頑張っている人も、故郷を奪われた人も。だから、各所で刑事、民事で裁判が始まっている。

2013-08-16 22:40:22