tkuTokyo先生の「金融庁の検査・監督の方向性の転換・今後の方向性の見通し」

梅澤拓(@tkuTokyo)先生による、金融庁の検査・監督の方向性に関するコメントです。平成25事務年度の監督方針および検査基本方針が公表される前のものであることにご注意ください。
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梅澤拓 Taku Umezawa @tkuTokyo

さて、現時点で公表資料においてある程度推測できることをまとめておく時期と思われるので、金融庁の検査・監督の方向性の転換・今後の方向性の見通しについて、ほんの少しふれておきます。

2013-08-02 19:53:00
梅澤拓 Taku Umezawa @tkuTokyo

まず、大きなキーワードとしては、「オン・オフ(検査・監督)一体化」、「効果的なオフサイト・モニタリング(監督)の実施」、「効果的なオンサイトモニタリング(検査)の実施」が挙げられます。

2013-08-02 19:53:42
梅澤拓 Taku Umezawa @tkuTokyo

検査局と監督局の横断的な検証態勢の設置により、これを中心としたオンオフ一体的なモニタリングの強化を図ることになると思われます。監督局スタッフの検査への参加や併任が予想されるでしょう。

2013-08-02 19:54:46
梅澤拓 Taku Umezawa @tkuTokyo

そして、ターゲット検査や簡易検査の積極的活用。オフサイトモニタリングの積極的な活用によって総合的な検査まで行う必要がない場合も多くなるのではと予想しています。

2013-08-02 19:55:46
梅澤拓 Taku Umezawa @tkuTokyo

これらの方向性は、業界として見た場合には、業務への負担の軽減の観点から歓迎すべきと思われます。また、これによって検査監督におけるノウハウの蓄積が図られるのであれば、双方にとって望ましい事態になると期待しています。(以上)

2013-08-02 19:57:33
梅澤拓 Taku Umezawa @tkuTokyo

なお、情報ソースは、全て「公表資料」です。念のため。

2013-08-02 19:59:26
梅澤拓 Taku Umezawa @tkuTokyo

仮に私が当局側に居れば、この機会に、実効的なオンサイト・オフサイトモニタリング手法をいろいろ提案したいところです。。。

2013-08-02 20:09:59