Free!♯7における松岡凛の夢解釈に関する一例

えいせ @eise0924

夢は深層心理を表す……だから、凛くんの心理導入のためにはまず凛くん自身でさえ気づいていない深層心理を表現してから、凛くんの意識の表層を表現したのか。 #TV_Free

えいせ @eise0924

とすると序盤の凛の夢への解釈が必要となるわけだけれど、登場した＜金魚＞は中国では「満ち足りた状態」を象徴するものとされているから、そう解釈すると、凛は既に自身の在り方に満足していることになる。 #TV_Free

えいせ @eise0924

けれどそこに＜遙＞が登場し、金魚の影が乱れたことから、やはりまだ完全に満たされてはいないと考えられる。とまあ、これはわざわざ金魚へのアプローチがなくともわかりきったことなわけだけど。 #TV_Free

えいせ @eise0924

それから、夢判断における＜金魚＞の象徴としては、「生命への愛情」「視野が狭まっている状況」「無意識」「日常生活」「支配欲」があげられ、これらと＜突然現れた遙＞をそれぞれあわせると、面白い解釈もできそう。 #TV_Free

えいせ @eise0924

たとえば理解しやすいのは「日常生活」としての＜金魚＞と＜突然現れた遙＞から、凛の人生にとって遙が全くの異なる新たな存在だったことがわかるし、「視野の狭まり」としての＜金魚＞と＜突然現れた遙＞からなら今後遙が凛に新たな価値観を与えてくれそう。 #TV_Free

えいせ @eise0924

もしくは「支配欲」としての＜金魚＞と＜突然現れた遙＞で、幼少の凛において表現されていた他人を巻き込むという凛の基本性格において、遙だけは自分の思うようにはしきれない、もしくはしずらい存在である、とか。あ、これら解釈にはもうひとつ＜金魚の影の乱れ＞も踏まえてね。 #TV_Free

えいせ @eise0924

遙が＜幼少の父＞に重ねられていったのは、そのままの意味。当然、凛が実際に知っている父は＜大人の父＞。凛は＜幼少の父＞を実際に見たわけではなく、聞いてイメージを作った。似鳥に対し話した「町で１番泳ぎの上手い人物」「オリンピックを目指していた人物」が＜幼少の父＞。 #TV_Free

えいせ @eise0924

その人物へと遙が重ねられたということは、遙はまさにそのような人物であると凛が捉えていて、それから「実力のある奴は上を目指すはず」という認識が遙にも当て嵌められる。 #TV_Free

えいせ @eise0924

＜親の死＞は、一般的に自立を象徴する吉夢らしいけど、この場合は凛の実際の回想だから違う。ここのカットではフォロワーさんが言っていた＜幼い自分からの聞き取れない言葉＞に注目して、凛自身が自分の本心に気づいていない、気づこうとしていないことを考えるべきかな。 #TV_Free

えいせ @eise0924

そして、そこで覚醒することから、凛が自分の何かしらの本心に気づくことに恐怖しているのか、それとも単に父の葬儀に恐怖したのかが気になるところ……かなぁ。＜遙＞が決め手ではなく自分＞が決め手となって覚醒したあたり、興味深いかも。 #TV_Free

えいせ @eise0924

それからもうひとつ付け加えるならば、夢における＜幼少の自分＞は「現在の自分に対する不安」の象徴。現在何かに努力をしていても、内心では不安がぬぐえない状態にあることを意味する。とすれば、凛が覚醒したのは「現在の自分に対する不安」からくる恐怖と判断していいのかも。 #TV_Free

えいせ @eise0924

とすると凛の恐怖の対象は何より自分への不安だ。凛は本質的に自信家だから、その不安を自分で認めたくはない。だからこそ不安をもたらした遙への態度がひどくなってしまうのは、遙への苛立ちと共に、不安に恐怖する自分を退けるための、すなわち自己保身と考える。 #TV_Free

えいせ @eise0924

そういえば＜幼少の父＞を追って＜トンネル＞を走り抜けるカットについて。＜トンネル＞は子宮と暗い境界の象徴。それを走り抜けるということはすなわち「あの日への回帰」もしくは「あの世への到達」を意味すると考えられる。なので、その先が葬儀列だったのは妥当。 #TV_Free

えいせ @eise0924

それからもし凛が＜幼少の父＞を追いながら不安を抱いていたなら、＜不安を抱きながらトンネルを抜ける＞ことは将来への不安を意味するみたい。明け方からの考察の総括としていうなら、凛の夢はひたすら＜不安＞を意味していたに他ならないということかも。 #TV_Free