今迄書いてみたプラスまとめ　２）

もちだまは岩川鯖 @animationcomic

「あ…！」パッと教室の電気が消えたと同時に辺りの電気も街灯も消えた.「停電かよ…」夏の夕暮れとはいえど薄暗くて視界は良好じゃない.その上近くに宮地先輩が居て尚更緊張.立ち上がったのはイイものの足を滑らして押し倒す様な形になってしまい.ニヤリと笑う先輩と重なる唇. #黒バスプラス

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「痒い」一言呟いて十字を入れる.隣からの体温が伝わって少し安心する.「噛まれた?」首裏に手を当てられる.「うん」高尾君の意図が読めずそのまま頷いたら後ろから抱き着かれて.暑くない?って聞こうとしたら丁度噛まれた場所に吸い付かれて.「これなら跡つかねーっしょ」 #黒バスプラス

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今日は高尾君の部活もオフだから私は高尾君の部屋にお邪魔してた.ぎゅうと私を後ろから抱き締めて首筋に顔をすりすりする高尾君.前みたいに話してる最中に電話やメールが来る事も無く只二人でずーっと話してたらベッドに押し倒されて.目を瞬かせる私に覆い被さって. #黒バスプラス

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赤い液体が部屋を赤く染め上げる.口にガムテープを貼られて何も言えない私は目の前の惨劇に震える事しか出来なかった.さっきまで私の首を締めようとしていた女の子は肉片と化して私を攫った男の子も同じ肉片に.「大丈夫か?」高尾君は私を抱き締めた. #黒バスプラス 身体が鉄の匂いに包まれた

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ピリッとした痛みと手首に赤い線が浮かび上がるのはほぼ同時で.ティッシュで拭って捨てようとしたら手首を掴まれた.「なぁ…何でするの」ギリと手首を痛いほど掴む和成の目は悲しそうでいて怒っていた.「誰にも当たっちゃいけないからだよ.和成を悲しませたくないから」 #黒バスプラス 自傷少女

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「統計学分からん…」俊の部屋で二人で勉強.俊に教えて貰って一応分かるけどそれでも応用は解けなくて.教えて,と顔上げればチュッと耳にキスされて.「大好き」突然の告白に狼狽えてれば,床に押し倒されて「シてもいい?」その言葉とは裏腹に手は私の服を脱がしにかかってて. #黒バスプラス

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「○○」そう私の名前を呼ぶ高尾君の首にはもう紅い華は咲いてないし,抱き締められて胸が苦しくなる様な女性用の香水の臭いもしない.昼休みもずっと一緒に居てくれるから某SNSに頼る事も無くて.授業以外ならずっと一緒に居てる.部活終わったら一緒に帰れる. #黒バスプラス でも何かが変だ

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頭が朦朧とする衝撃が身体中に響いてベッドに身体が沈む.生暖かい液体が鼻から垂れる感触でティッシュに手を伸ばせば前髪掴まれて怒ってる高尾君に顔が目の前に.視線に射抜かれて身動きが出来ないまま高尾君に鼻を舐められる.じゅると変な音と感覚で逃げようとすれば口付けられて #黒バスプラス

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「ただいまー」家に響く私の声に返って来る声は無い.「…濡れちった」傘が途中で役立たずに成り下がったので制服と髪から雫が垂れる.「これで3人共寝ちゃってたら寂しいな」そう呟いて首からタオルをぶら下げジャージに着替え自室に向かう. 入ると『○○お帰り』 #黒バスプラス 返る声に安堵

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「俺の事だけをずーっと考えてくれたし,求めてくれたから俺嬉しいな」紡ぐ言葉は間違いなく歪なのに浮かべてる笑みが嬉しそうでキスだって優しかった.「だからさ,これからも俺の隣に居て?○○の隣にずっと居るからさ」一人は寂しいから私は高尾君の手を取った. #黒バスプラス 例え仕組まれても

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場所が場所であって高尾君は片腕を本棚に付けて少し前屈みだ.「俺は○○の事を愛してるし○○の事しか考えらんない」酷く甘くて重たい言葉が耳元で囁かれる.「悲しい思いをさせたのは本当反省してる.でも」一旦言葉を切って顎を持たれる.間近に見える歪な笑みと妖艶さ #黒バスプラス

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「…私高尾君が分からないよ」図書室で後ろから抱き締められた状態で呟いた.「私には高尾君しか居ないのに,高尾君は何時だって他の女子と話して」「私だけなの?好きなのは」其処まで言った瞬間高尾君の方に身体ごと向かされた.「俺も○○の事しか考えらんない」間近で見る歪な笑み #黒バスプラス

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肩に鋭い痛みが走る.あまりにも突然の事だったから声が出なかった.グイッと高尾の肩を押そうとして顔を上げたら,伊月君に噛み付かれる様なキスをされた.存分に深いものだから頭の中は真っ白で.呆気に取られていれば,二人共離れて. #黒バスプラス 「愛をもっと頂戴?○○(さん)」

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毎朝電車で見かける黒い詰襟に黒髪のあの人.他校の人でバスケ部の人って事しか知らなくて.新書読んでるフリして目をあの人の方に走らせたら不意に目が合って.慌てて目を逸らしたらその先にあの人のノートが見えて(高尾和成)って書いてあって.心の中で密かに呟いて新書に戻った. #黒バスプラス

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「……」唸る気力も無いぐらいの痛さに芋虫状態で布団を巻き付け頭を寝かせる.「…大丈夫?」上から降ってきた優しい声に「大丈夫じゃない…」と言いながら顔を向ける.「良かったら飲んで?姉さんから貰って来たんだ」某社の生理薬品のカプセルを手渡しされて飲むと水も渡される. #黒バスプラス

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「朝だよー起きなー」三人が寝てる机の上に向って言う.目覚めがいい伊月君が寝癖無しの黒髪を振りながらよたよた歩いてきた.寝惚け眼で寝癖がちょっと付いてる高尾君がちててと来た.寝起きが不味い宮地君がむすーとした顔で来た.「お早う○○」「おふぁあよー○○」「…○○」 #黒バスプラス

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話せる相手が高尾君しか居ない私にとって昼休みは生き地獄に近い.楽しそうに友達と話してる高尾君を横目に教室を出て図書室に向う.案の定,騒がしい教室と違って程良い静けさが図書室を満たしてた.目についた本を一冊取り出し読もうとすると,ぎゅうと後ろから抱き締められた. #黒バスプラス

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ペタリペタリと川の畔を歩く.空は暗く丸く赤い月がぽかんと浮かんでいるだけ.川の方から聞こえる呻き声と赤子の叫び声.「…早く会いたいなぁ」川の畔に積み上げられている石の塔を崩しながら歩を進める.水面に映る苦悶の顔に微笑み又歩き始める. #黒バスプラス 「和成」「又会えたな」微笑む

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「○○」私の名前を呼ぶ声は酷く甘いのに表情は硬く目が冷たい.「俺言ったよね誰の匂いも着けないって」スルリと伊月君の骨張った手に力を入れられた.グッと絞まる喉に息を吸い込めない.「苦しい?俺はもっと苦しいよ.何処にも行かないって約束してくれるなら離すけど」 #黒バスプラス

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それがどれだけ異常な空間なんだって最初は分かってた.高尾君から与えられる愛は重たくって溺れそうだった.でも一旦溺れてしまえば「和成ー」「なぁに?」後ろから抱き締められても物足りなく感じて.「前からがいい…」自分の身体を反転させて前から抱き付いた. #黒バスプラス 貪欲に求めるんだ

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又だ、、高尾君は楽しそうに友達と話してる.私は何時の間にか友達と言える様な人が居なくなったから一人で居る.高尾君は交友関係広いから友達と話してる時間が長い.蔑む様な視線から逃げる様にSNSに逃げる.それでも寂しくて苦しくて.高尾君の名前を思いながら見てた.＃黒バスプラス　彼女目線

もちだまは岩川鯖 @animationcomic

某SNSで次々に送られてくるおめでとうpostに喜んでると,「○○」と高尾君に呼ばれた.振り返ると目の前に彼の顔.「ッ」後ろに下がろうとしたら腰に手を伸ばされて抱き寄せられた.「嬉しいの分かるけど,俺からも言わせて」耳元で「誕生日おめでと.此からも宜しくな」って #黒バスプラス

もちだまは岩川鯖 @animationcomic

頭を撫でられて髪を手櫛で梳かれる.心地良くて高尾君の胸元に寄りかかっているとぎゅっと抱き締めれた.「ほんと,○○ったら可愛過ぎて俺やばいわ」彼の膝に乗ってるから彼の手が太腿に置かれる事も在る訳で.なぞられビクリとすると耳元で「ココで気持ちいー事しちゃおっか」 #黒バスプラス

もちだまは岩川鯖 @animationcomic

「遊ぼーぜ！」「散歩に行こう。俺達の友人に紹介したいな」人間で言う真夜中に起こされて二人に外に出る様に急かされ,バサリと真っ黒い羽、烏天狗の姿になった二人に手を引っ張られ飛んだ。「こ、怖いって和成君に俊君!」そう言うとニコニコ笑う二人　＃黒バスプラス　早く俺たちの眷属になってよ

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耳障りな羽虫が群がって振り払いたくなるが○○の悲しそうな表情を見て悦に入る.陰で手回ししたから○○に友人なんて居ない.要するに俺としか会話出来ないし一緒に帰る事ができない訳.目が表情が俺を呼んでいたから羽虫に手を振って○○の元に向かう.＃黒バスプラス　○○が呟く言葉は高尾君