資料も読めずに科学の目だとか

PC職人X @PCengineerX

さて、さっきの原子力に対しての記事についての続き。さらにぶちまけると、実は建造した時期によっても違いがあるのに未成熟扱いしている点で問題があるんだがそれについて。

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実は、建造時期によって建造に使われている金属材やその溶接しようなど様々に改良されて形式的に似てはいても耐久性が全く別になったりしているケースもある。これは、技術の発達によってさらに洗練されたが故の結果。

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初期の物として、事故の起きた福島とかと他の建造が新しい物について別枠なのはそれが理由。実際に、これはリバティ船の溶接不良についての分析の蓄積も含めてより発達したからに他ならない。技術の広い範囲で底上げされたからより別物になるほど向上した結果がある。

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これに関しては、溶接技術の発達史や鋼材の発達からも歴史的に言える。実際に詳細な物は企業秘密扱いになったりするが発達の歴史に関しては公開しているケースがあるので見ると良い。

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火力発電のボイラーと熱交換器もその恩恵を受けている。米海軍の利用している軍用の原子炉も、基本的にその裾野の底上げと発達の恩恵がなければ建造できなかった。軍用から始まったという点で見識として間違い。このあたりは生産部門にいないと実感がわきにくいのかね。

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なので、原子力技術があのような表現によって未成熟と決めつけるのが間違い。むしろ、根本原因として別の要因を彼らは直視する必要がある。

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福島の原子力発電は、民主党政権の鳩山首相のCO2削減25%宣言によってさらに無理を強いられた現実がある。これは京都議定書に対応するべく様々な民間企業が設備投資を必死にやってきてようやく出来上がったか、出来上がる直前でやらかされた。

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結果的に、より電力を活用し化石燃料を減らし運営するシステムを構築しなければならない無理を押しつけられたことになった。ところが、電力会社もこれに対しては改良して効率の良い火力に変更するための時間が必要に迫られ手を付け始めた。

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火力発電でもより効率の良い物にするとなると新設した補ヴ基本的に望ましい。かといって場所は限られている。場合によっては老朽化して閉鎖した物を解体し新設するケースも検討に登ったはずだ。だが、それより何より勝手に宣言されたが故に減らす努力をせざるを得ない。

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電力消費は増える、一方で設備更新や新設に対応するためには原子力しか手が無い。このサイクルの大幅な狂いが結果的に生じた。政治家の勝手な都合に振り回されて対応が場当たり的な物を強要された結果である。

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そして、沖縄も含めて日本を引っかき回してどん底にたたき落とした結果が進み、そして震災が起きた。麻生政権時にすでに問題に対処する話もあったのが掻き回されてどうにもならなくなった後で起きた。そして、事故が発生する。

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事故後、節電を強いられ何が起きたのか?プラントメンテナンスに必要な部品なども含めて電気を熱源として使って加熱し製造する金属材を準備するのに支障が出かねないケースが発生したと言うことである。

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単純に加熱すれば出来るという話ではない。真空の中で加熱して溶解させてから製造する場合も含めて電気というものは重要金属材製造には必須なのである。溶接でも大切だったりする。そしてこの煽りを受けて対応するためにはきちんとした支払い保証と発注が必要になる。

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震災の対応で直後から資材をはき出したので保有分がなく一から作ってたケースもある。それの足を引っ張り続け対応が遅れているのが現在の有様。あの記事はむしろ書いた人達が猛省を促されるべき記事である。

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