【まい調】ハル88日目（ダナちゃん）

エコー之助 @dan_okamoti

今日のdan_okamoti：【アクシデント】巨人との終わらぬ戦いに疲労が増し、ふいに絶望感が君を襲う。もし君が望むのであれば、暇そうな憲兵団から銃を奪い、自らこの生活を終わらせることができる。士気－５ http://t.co/jUcJ1QM20eなんだろう……疲れてるのかな

ぱる @pulsar29

@dan_okamoti 「…ダナちゃん？」不安を感じてぎゅっとその手を握ります。（返し不要です。とりあえず引き留めました…。）

エコー之助 @dan_okamoti

@pulsar29 握られた手に意識を引かれて、銃から視線を外し、ハルをぼんやり見る。「……あ、ハル」目がだんだんと生気を取り戻す。「え、あれ？　へへへ」にへらと笑って手を握り返します。（ありがとよう！　引き止められましたよ！）

ぱる @pulsar29

@dan_okamoti 笑うダナちゃんが慌てるだろうことも構わず、おでこをこつんと合わせます。「大切なんだからね？」いつかの彼女の言葉の引用。（さらっと怖いこと書いてあったので慌てて送っちゃいましたし！）

エコー之助 @dan_okamoti

@pulsar29 「わ、と」近づく顔にきゅっと目を閉じて耐える。額に優しく当たる感触に、恐る恐る目を開けてハルの顔を見た。言われた言葉は前に自分が言ったものだ。「うん、ハル、うん」嬉しいような、自分が情けないような、複雑な気持ちで笑った。（ご、ごめんよ、そんなつもりでは´｀;）

ぱる @pulsar29

@dan_okamoti （ここのところ、無理してたみたいだから。）笑えていないダナちゃんの額の髪をかきあげて、母がしてくれたように口づけを一つ。「今日はのんびりしに行こっか。」今日は幸い、お使いのような任務以外はないから。（いえいえ…ステ的にも合った診断過ぎてもう(・ω・`)）

エコー之助 @dan_okamoti

@pulsar29 「ハ、ハ、ハル？」キスされた額を抑えてびっくりした顔でハルを見る。頬はほんのり、耳は真っ赤だ。しかし、ハルが至って普通の様子で、いや、それは当然なのだが、少し混乱して、さっきまでの気持ちが何処かへ行ってしまった。「う、うん、行く」（ダナは大丈夫だよ(・ω・´）

ぱる @pulsar29

@dan_okamoti （あ、またやっちゃった。）真っ赤になったダナちゃんの顔を見て悟ったけれど、先程までの憂いが消えたのを見とって、心のなかだけでごめんと謝る。「行こ行こ！」と笑顔でその手を引いた。（榴弾とかボンベとか引いたら援護させてくださいまし…。）

エコー之助 @dan_okamoti

@pulsar29 最初はその手に引かれるように、少し進んで、やっとハルの隣へ並ぶ。歩く内に、少しずつ胸の鼓動が落ち着く。「ありがとね」今度はさっきとは違う、照れ笑いでハルを見た。（ありがとう。榴弾は使ったらダナは怒ると思うので、それで良ければね。そして気になる「また」の言葉）

ぱる @pulsar29

@dan_okamoti 曇りのない笑顔を見て、「まだありがとうなんて言われることしてないよ、さっき見つけた屋台のドーナツ、食べに行こ。」と、のんびりからの方針変更提案なのです。（PL的にはダナちゃん怒らせたくないけど、PC的には怒ってもいいから助けたい状況…）

エコー之助 @dan_okamoti

@pulsar29 してくれたよ、と思いながら、口には出さない。代わりにぎゅっと手を握る。涎がたまって、一瞬声が出せなかったというのもある。喉が鳴る。「ドーナツ食べたい！」視線を巡らせてドーナツ屋を探す。ハルの行く方へ行けば良いのだが。（ダナを怒らせたら大したもんですよ(・3・）

ぱる @pulsar29

@dan_okamoti いつの間にか、先導していた自分を追い越すようにドーナツの屋台を探すダナちゃんに、見えないところで笑みを深くして、ぎゅっと手を握り返す。「さて、どこでしょう？」右前方奥の屋台を見ながら問いかける。「リラさんたちにも、お土産に買って帰りたいな。」

エコー之助 @dan_okamoti

@pulsar29 「え、えええ？　うーん……あ！」何となく香りを感じた気がして、そちらを見ると、ドーナツの屋台が見えた。「あった！」遠慮無く引っ張るようにして、ドーナツに向かう。「お土産？　食べるのと持って帰るのと……あとは」数人の顔が浮かぶ、一緒に食べたらもっと美味しそうだ。

ぱる @pulsar29

@dan_okamoti 引っ張られる腕に逆らわず、一緒に屋台に向かう。「正解！」ふふっと笑って数を考える。一緒に食べたい人、なら、本当にいっぱいいる。目の前にはドーナツの山。香ばしい匂いと、まぶされた砂糖の溶けかけた匂い。「いくつ？」人の良さそうなおじさんが暑そうに聞いてくる。

エコー之助 @dan_okamoti

@pulsar29 「えっとえっと……あたしのが2つで、ハルのも２つで、えーとー……」幾人かの顔を思い浮かべて指を折る。でも、途中でこんがらがって、美味しそうな香りに涎は出るし、いっぱい＝１０ということにして、その倍を頼んだ。「とりあえず、２０個ください！」余れば自分で食べよう。

ぱる @pulsar29

@dan_okamoti 「…20個？」と一瞬唖然とした顔で見るおじさんですが、こちらのジャケットに目を止めて「ああ、買い出しか。」と納得します。「あんとシナモン、10個ずつでいいかい？」と二つの紙袋いっぱいにドーナツを詰め出します。「…ダナちゃん、思い切ったね…。」とはハル。

エコー之助 @dan_okamoti

@pulsar29 「あ、プレーンのを６個と、シナモンとあんのを……７個づつ？　お願いします！」手で計算しつつ頼みます。「えっと……多分これくらいあれば足りる、よね？」と、お財布を見つつ、ドーナツの量の事を困惑気味のハルを見て不安になりながら聞く。

ぱる @pulsar29

@dan_okamoti 「６、7、７ね。」と、紙袋に詰められていくドーナツ。ハルは驚いた顔から、くすくすと笑いながら、「ドーナツ会が出来るね。」と、財布を取り出して、半額をダナちゃんの手に乗せます。「嬢ちゃんたちにはおまけな。」とプレーンを一つずつ、おじさんが渡してくれます。

エコー之助 @dan_okamoti

@pulsar29 「やった！　おじさんありがとう！」ハルから受け取ったのと合わせて代金を渡して、感激してプレーンドーナツを受け取る。「はい、ハルの」と渡し、詰めてもらったドーナツを抱えて、早速一口ドーナツを口にして満面の笑みになります。「美味しい！　おじさん、また来るね！」

ぱる @pulsar29

@dan_okamoti 「あいよ、ご贔屓にね。」とひらひらと手を振るおじさんに、お礼を言って手を振り返しながら、歩きながら袋を抱えておまけのドーナツをぱくりと頬張ります。じゅっと油が少し出て、香ばしい味が広がります。「…おいしい、ね。」隣で同じく頬張るダナちゃんに目をやります。

エコー之助 @dan_okamoti

@pulsar29 「ん、ほいひい！」もう半分は口に入っているが、熱々でホクホクだ。一旦飲み下し、ハルと目線を合わせる。「また行こうね！　それと、ドーナツをみんなにも分けて、一緒に食べるの。ドーナツ会、本当にしよう！」言い終わり、ドーナツをまた食べ始めた。少し鼻歌が混じっている。

ぱる @pulsar29

@dan_okamoti 本当に嬉しそうに食べるダナちゃんの様子に、歩きながらもついにこにこと見いってしまう。「うん、また行こうね。じゃあ、温かいうちに帰ろっか。みんなと食べよう。」腕の中の袋は熱いくらい。急げば間に合うかも。片手のドーナツをまた一口ぱくり。甘くて熱くておいしい。

エコー之助 @dan_okamoti

@pulsar29 抱えた袋の甘い香りに、もう一つと思う気持ちを抑える。「ドーナツ、みんな喜んでくれるかな？」進む一歩一歩が楽しい。変な気持ちは無かったみたいに。部屋に帰ったら反省会をするけど、今は、美味しい嬉しい楽しい気持ちを持って行こう。(ここらで自分はラストです(´ω｀*)

ぱる @pulsar29

@dan_okamoti 「喜んで、くれるよきっと。」今日が辛かった日じゃなくて、大事な大事な日になるように。みんなで楽しく過ごそう。最後のかけらを口に放り込んで、紙袋を持ち替えて、弾むように歩く彼女の手を取った。さあ、帰ろう。