村瀬秀信『4522敗の記憶』読了 ハマファンなら読んでおくべき一冊、著者の村瀬本人が終身名誉古木マニアもといハマファンなだけに嫌な内情を実に良く描いてる、今の暗黒に繋がる球団の空気が何処から来たかが感じられる
2013-08-27 23:46:36OBや現役選手達の細かなエピソードも面白いが、今の暗黒が既に球団創設時点で遠因となるものがあったという辺り実に重い、実にどうしようもない だが今の暗黒を嘆く人間ならこの本読んで一度暗黒と向き合わなきゃならん
2013-08-27 23:50:21正直読むのが嫌んなるぐらいにどうしようもない暗黒、近年で言えば功労者の最悪の切捨て方やらマシンガン監督やらを再び正視させられるのは実に辛いものがある だが読まないといけない本だった
2013-08-27 23:54:29その上で最後の章、つまりはDeNAに対して物凄い課題とともに希望がほんのりと見えてくる構成 継承と革新の中で、村瀬の言葉を使うなら「チームの中で死ねる土壌を作った」という希望
2013-08-27 23:59:03大洋時代から続く「不漁の海には出ない『攻めないドラフト』」、横浜ベイスターズ立ち上げ早々にベテランを一気に切り捨てたことから続く「ベテランを(悪い意味で)非情に切り捨てる終わらせ方」
2013-08-28 00:01:50全てが「チームの為」ができない環境にあった、ベテランになれば突然切り捨てられ、ノウハウを伝えられないうちに失われて育てられない それを見た若手はいつか自分も、とチームを信じられなくなっていく
2013-08-28 00:07:01チームのために死ねない、タクローの言い方を借りれば「生霊を残したまま出て行く」球団だったからこそ今の暗黒があるんだと それがDeNA、中畑政権でようやく死ねる土壌ができつつあるように思える
2013-08-28 00:10:06このどうしようもない暗黒から抜け出すのは当初目標の5年間じゃ無理かもわからん、だけどどうしようもなく積み重なってきた暗黒を断ち切るチャンスの真っ只中に今いるんじゃないかという思いを感じた最終章 ああ、やっぱハマファンやめられねーや(8対1の一球速報見ながら
2013-08-28 00:15:15