- maximabailiff
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狡噛「は、いまフォロワーからの声が…」槙島「なんだ?」狡噛「…目を閉じろ…」槙島「そんなこと言われて瞑ると思っているのか?」狡噛「だろうな…」槙島「やれやれ、君には失望したよ。もっと面白いことが起こるかと思ったが」狡噛「失望って、おい、それはどういうことだ」槙島「そのまんまだ」
2013-08-22 02:46:57槙島「仕事の続きをやる、離してくれ」狡噛「…」槙島「はなせ」狡噛「いやだね」槙島「はなせ(ぐいっ」狡噛「こら、押すな…(ぐら」槙島「床に落ちろ(ぐい」狡噛「落ちるか(がしっ」槙島「落ち…(ぐいい」狡噛「あっ(ぐらっ」ドシンと床に落ちる二人)槙狡「……」抱き合う形で顔が密着し…
2013-08-22 02:51:13ぐいっと顔を引き離す槙島「は、な、れ、ろ」狡噛「今のは不可抗力だ…」槙島「それはこの間佐々山も言っていたな!」狡噛「ち、ちが、…今のは違うって言ってるだろうが!(手を振りほどき」槙島「うるさい!!(蹴り」狡噛「ごろん)いったっ…おまえなっ」ギノ「お前らなにやってんだうるさい!!」
2013-08-22 02:56:54槙狡「これはこいつが…(お互いに指をさし」ギノ「槙島!始末書は!?」槙島「…もうできている」ギノ「狡噛!明日のイベントの配置表は!?」狡噛「これからだ」ギノ「なら槙島は仮眠、狡噛はさっさと仕事をしろ!槙狡「わかった」ギノ「まったく…お前らには…ぶつぶつ」槙島「…寝る」狡噛「おう」
2013-08-22 03:00:36槙島「キョロキョロ)狡噛がいない…やっぱり夢オチか」狡噛「はあ…配置表ってどうすればいいんだ…」槙島「びくっ」狡噛「なんだ、仮眠室行ったんじゃなかったのか?」槙島「デスクで寝落ちしていた」狡噛「そうか…(コーヒー飲み」槙島「狡噛…さっきのは…」狡噛「ん?」槙島「いや…」
2013-08-22 03:41:06狡噛「こういうとき、どう言えばいいのかわからん」槙島「なにがだ」狡噛「忘れようと言えばいいのか、それとも無理に忘れないほうがいいのか」槙島「なんのことだい」狡噛「さっきの…お前と…」槙島(夢オチじゃなかった)狡噛「忘れろというとお前に対して失礼な気が…」槙島「その考えはまずい」
2013-08-22 03:44:00槙島「きれいさっぱり忘れたらいいよ」狡噛「それでいいなら…」槙島「当たり前だ」狡噛「わかった…努力はする」槙島「……」狡噛「……」槙島(気まずい…)狡噛「そんなに嫌ではなかった」槙島「言うな…」狡噛「すまない…」槙島「…」狡噛「…」槙島「はあ…」
2013-08-22 03:47:55槙島(衝撃的な事実……基本的に異性を対象としているが、心から愛する人が同性ならばそれも厭わない、ジェンダーフリーな思考も持ち合わせている)
2013-08-25 02:49:52槙島「なぜ、ゆきが僕のベッドに…」 昨夜を振り返る) グソン「みなさん、いいお酒があるんですかどうですか」 朱「わ、これ美味しそう」 ゆき「え、お酒?」 槙島「たまにはいいね」 1時間後) 朱「あ、官舎に戻らないと…ゆき、ゆき」 ゆき「もー、だめ…ぐー」 槙島「ぐー」
2013-08-25 09:50:29朱「どうしよー」 グソン「あとは俺がなんとかしておきますから」 朱「いいんでしょうか…」 グソン「旦那もこうなったら朝まで起きませんから」 朱「…すみません…よろしくお願いします」 槙島「ぐー」 ゆき「ぐー」 佐々山「そっと覗き)ベッドに運ぶの手伝うぜ」 グソン「おやおや」
2013-08-25 09:53:50グソン「旦那はソファーに寝かせましょう」 佐々山「グソン、さっきギノせんせーが呼んでたぜ」 グソン「ん……女性に手を出してはいけねえぜ」 佐々山「んなことしねえよ、朱さんの友達だぞ(後がこええわ」 グソン「…さて、何のご用かな(立ち去る」 佐々山「ふっふっふっふ」
2013-08-25 09:56:01二人をベッドに運んだ佐々山「さて…槙島の腕をこう、ゆきちゃんに絡めて……うん、これでよし……」 宿舎内監視カメラの映像終了】 槙島「……裏山決定だな、あの愚か者め」 ゆき「ぐー」
2013-08-25 09:58:50槙島「起きろ(ゆさゆさ」 ゆき「うーん」 槙島「起きないか(ぺちぺち」 ゆき「にへらにへら…」 槙島「……(こちょこちょ」 ゆき「うひっ、ひゃ、はははははははは?」 槙島「おはよう」 ゆき「おはよう…ございま…うへえええええええ!?」
2013-08-25 10:03:33槙島「まず誤解なきように説明するが、何もしていない、酒で酔って寝ていただけだ、わかるね?」 ゆき(こくこく) 槙島「犯人は佐々山、わかるね?」 ゆき(こくこく) 槙島「佐々山を殺るなら」 ゆき「今でしょ!」
2013-08-25 10:06:01槙島「そういうわけだから、支度して帰たなさい」 ゆき「は、はい、ごめんなさい」 槙島「僕は別に構わないけどね」 ゆき「え」 槙島「迷惑かかっていないということだ」 ゆき「お礼に来たのに結局またお世話になっちゃった」 槙島「トマトケーキまた待ってる」 ゆき「喜んでー!」
2013-08-25 10:09:15公安局一般公開イベントその後…
狡噛「槙島。ちょっといいか?」槙島「いま忙しい」狡噛「どうしても悪い聞きたいことがあるんだ」槙島「うん、それはわかるけれど今は忙しい」狡噛「忙しいのは承知で聞いているんだ」槙島「だろうね、でなければわざわざシャワールームに来ないよね、頭洗ったら出るから待ってなよ」狡噛「わかった」
2013-08-25 19:25:37槙島(ワシャワシャ)狡噛「……」槙島(ワシャワシャ)狡噛「……」槙島(ジャージャバジャバ)狡噛「……」槙島「…外出てなよ」狡噛「ハッ(゜ロ゜;)す、すまん、考え事していた」槙島「んー」
2013-08-25 19:34:40槙島「で、話とは?」狡噛「…今朝タレコミがあった」槙島「まさかテロ事件の?」狡噛「お前の部屋から若い女性が出てきたと」槙島「ああ、ゆきのことか」狡噛「呼び捨てにするぐらいの仲なのか」槙島(なにか勘違いしているな)
2013-08-25 19:39:53槙島(さて、この勘違いを早々に訂正すべきか否か…)狡噛「やはり執行官としとの立場をわきまえてほしいんだが…。プライベートのことまで口出しするのは気がひけるがな」槙島「そうだね、執行官とて恋愛の自由ぐらいはあってもいいのでは?」狡噛「そうなんだが…」
2013-08-25 19:52:20狡噛「俺だってこんなことは言いたくはない。だが執行官は潜在犯であり本来ならば施設から出られない身でな…」槙島「僕は潜在犯じゃないよ」狡噛「お前は…そうだな特殊だ…」槙島「執行官は誰かを好きになってはいけないと言いたいんだね」狡噛「うー」
2013-08-25 19:56:25