為末大さん@daijapanの「【見方を変える】について "左足を失ったのか。右足が残ったのか。私は後者を希望と呼ぶ”」

自分にとっての世界は、事実とそれを見ている自分によって成り立っている。見方が変われば、世界が変わる。 by 為末大
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爲末大 Dai Tamesue @daijapan

元陸上選手です。スポーツで社会を良くするぞ。 ご連絡はこちらまで deportarepartners.tokyo/contact/

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広島市佐伯区出身の男子元陸上競技選手・400mハードル日本記録保持者で、現在はスポーツコメンテーター・タレント・指導者などで活動中。株式会社R.project取締役。

2001年世界陸上エドモントン大会・2005年世界陸上ヘルシンキ大会の男子400mハードルにおいて、世界陸上選手権のニ大会で銅メダルを獲得する快挙を達成。又オリンピックには、2000年シドニー・2004年アテネ・2008年北京と、3大会連続で出場した。身長170cm、体重66kg。
http://ja.wikipedia.org/wiki/為末大
 
 

爲末大 Dai Tamesue 熟達論発売中 @daijapan

こんばんは。今日は【見方を変える】について

2013-09-02 18:33:36
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僕は基本的には前半の人生でハードルを跳ぶ事しかしてきていないので、カンファレンスのような場所に行くと知識不足をいつも痛感するのだけれど、でも一つだけこれは随分鍛えられたんだなと思う事がある。それは見方のコントロール。

2013-09-02 18:36:53
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基本チャンピオンスポーツには勝敗がある。目的はともあれ勝つ事で私達は評価されるのだけれど、でもどんなに努力しても勝つという事はコントロールしきれない。時には運によって負けたり、予期せぬけがをしたりする。原因があるようでなく、必ずうまくいく事が、上にいけばいくほどなくなる。

2013-09-02 18:39:46
爲末大 Dai Tamesue 熟達論発売中 @daijapan

どうすれば防げたかを考える事は重要だけれど、でも災害などを振り返っても、人間にはコントロールしきれないものがたくさんある。結果は複雑で様々な要因が絡んでいて、私達は善い準備をする事しかできない。

2013-09-02 18:44:11
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オリンピックの時期に、パリのシャルルドゴール空港にあるパラリンピアンの広告が掲げられていた。片足義足の選手が義足の足をハードルに置きこんな意味の言葉が書いてあった。"左足を失ったのか。右足が残ったのか。私は後者を希望と呼ぶ”

2013-09-02 18:46:28
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もうおしまいだと思うたび、可能性を探しそれにフォーカスしていた。もうおしまいだという状況があるのではなく、そう見ている自分がいる。僕はよく負けた。結果や、事実はコントロールできなかったから、見方をコントロールするようになっていった。

2013-09-02 18:50:23
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【終わり】”自在でありたい”とは松下幸之助翁の言葉。自分にとっての世界は、事実とそれを見ている自分によって成り立っている。見方が変われば、世界が変わる。

2013-09-02 18:56:38