恋狂いの王【テドイア】

大崎巧実（裏） @mboxtw2

お友達とのチャットマジックで再びネタ光臨。 テドイアなんだけど、珍しく闇落ちしたイア（通称黒イア）が光臨したおかげで、物凄い事になっている。 というか今回ばっかりは浮気ではないよ、テッドさんｗｗｗｗｗ

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黒イアは、以前作った『狂演のラプンツェル』で出てきたイアたん。 テッドさんが好きで、好きすぎて、独占したくてたまらないって子。 あの話でも、テッドさんと引き離そうとした村人達を殺したからね……テッドさんと一緒にいる為なら酷い事さえ平気で出来る子。

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今日の脳内ドラマは、昨夜お友達とのチャット中に萌えたテドイアネタ。 イアの国に婿入りするテッドさんのお話。

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イアはとある王国のお姫様。 一人娘で、適齢期になったので、婿探しも兼ねて隣国の王子様や、有力貴族を招いてパーティするわけだ。 そこでイアはテッドさんと出会うのです。

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テッドさんは隣国にある軍治国家の王子様。 でも末っ子なので、継承権は低い。だから政略結婚用にイアの国に連れて来られたのでした。 イアの国は永久中立国。味方に率いれば、国際的にも体裁が良い。 まぁ、テッドさんにはそんな事情はどうでもよかったんだけど。

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テッドさんはふらふら生きてきた。 勉強は出来たけど、頑張りすぎたら兄貴のやっかみを受けるから適当に。 継承争いからほぼ外れてるから躾も厳しくなかったし、だからふらふら街に下りて遊んでた。 典型的な放蕩息子（笑） だから、イアとの結婚だって周りほど真剣に考えてなかった。

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父王に怒られない程度に顔出せばいいや、みたいに思ってた。 でもイアと会った時に、ついいつものように口説いちゃったわけだ。 女の子と遊ぶ時と同じように。ある意味無意識にナンパしてた（笑）

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イアは可愛かったから、ついテッドさんもそんな風にしちゃったわけだ。 で、口説かれて驚いたのがイアたん。びっくりして、その衝撃がすごく強くて。 イアたんの中にテッドさんの印象を焼き付けてしまった。

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何度か男の子達と会ってたイアたんは、少しずつ人数を絞っていくわけだ。 国の為になる人、自分がいいなって思う人、って。 でも、イアたんはなんとなくテッドさんが気になっていくのです。 彼ほど衝撃的な人はいなかったから。

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揺れてたイアの気持ちを固めたのは、ある程度候補が絞られ、身辺調査が始まった頃。 テッドさんの女癖の悪さが報告されるわけだ。 人望はある、能力も高い、血統も良い。しかし、女の噂が絶えないと。

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それを聞いたイアたんは、嫌って思ったんですね。嫉妬したんですよ、テッドさんが色んな女の子に手を出してるって知って。 何度も上がる報告。テッドさんの書類には必ず載る女の話。 それを見ていくうちに、イアたんの気持ちが膨らんでいくんです。 好き、って自覚できるほどに。

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で、イアたんは傍付きのメイコやカイコに告げるんです。テッドさんがいいって。 メイコ達は最初は反対するけど、イアの意志を確認したら、それを叶える為に動き出すのです。 それが彼女達のお仕事だから。

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この話のイアたんはいつもと違って黒イアなので、欲求がすごく強いのです。 テッドさんに絡む女の噂。それを聞きたくない。独占したい。どうすればいい？って。 で、自分のものにしたくて求婚したようなもの。 イアはテッドさんが自分以外の女に触れるのが嫌だったのです。

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で。テッドさんはそんなイアを見て、可愛いだけの王女じゃない事、強さと賢さを持った女だって事、それらに興味を持つんです。 ………まぁ、自分好みの容姿だったし、最初から気になってはいたんですけどね！（笑） 一目惚れはお互い様。

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イアたんはもう、思いっきりテッドさんにベタ惚れしてるので、テッドさんが会いに来るとそれはもう嬉しそうに駆け寄ってくるのです。 そんな姿がテッドさんには可愛くて可愛くて仕方なくなってくるんですね。 まあ、意識してしまえばあとは落ちるのは早かった二人。あっという間に仲良くなりました。

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でも、そうそう逢い引きするわけにはいかないのです。一応、国同士の関わり合いとかもあるし、正式に婚約した訳でもない。 けれどテッドさんはイアあいたさにこっそり抜け出したりしちゃうのです。当然、メイコに見つかって怒られますが。

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ちなみに。テッドさんの身辺調査をしたのはカイト。軍事国家であるテッドさんの国は男性社会なので、男の子のカイトの方が潜り込みやすかったのです。 薬師でもあるカイトは医学の勉強、ということでやってきました。……あっという間にテッドさんに正体ばれてしまうのだけれど。

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つかテッドさんも感づいてはいたけれど、何も言わなかった。だからカイトも知られてないと思ってた。 カイトもちゃんと諜報機関の教育受けた子なので（腕を買われて王子の調査に出された）まさか速攻で気付かれるだなんて思ってもいなかったのです。 テッドさん的には別にいいか、と放置してただけ

大崎巧実（裏） @mboxtw2

調査中なので、本国にレポートと言う形で書類送ってたんだけど、ある時テッドさんがやってきて、書類に私物を混ぜるんですよ。 カイトが「え？」ってなってたら「どうせイアに送るんだからいいだろ」ってしれっと告げられて、「えええええ！！？？」ってなるカイト。

大崎巧実（裏） @mboxtw2

つか婿候補として調べられてるんだったら、私生活正せよ！！！って思いながらその後もまったく生活態度を改めないテッドさんの行動を報告書にしたためるカイト。そしてたまにテッドさんに邪魔されつつ、調査票を送り続けていたのでした。 改めないくせにもっと良く書けよとか言ってくるｗｗｗ

大崎巧実（裏） @mboxtw2

ちなみに、カイトが諜報員である事はテッドさんしか気付いてない。それもあって、あぁこの人はちゃんと見てるんだって半信半疑だった『能力が高い』って項目をカイトも認めるわけだ。 いつもふらふら遊んでて勉強らしい勉強もしてないのに、って思ってたから。

大崎巧実（裏） @mboxtw2

つかふらふら遊び歩いているからこそ、経験豊富で観察眼が磨かれてたわけなんだけど。一応腐っても王子。人を見て生きてる。 女の子と遊ぶ時だって、ちゃんと『遊べる女』を選んで遊んでるのです。じゃないと身分的に面倒な事になるから。

大崎巧実（裏） @mboxtw2

そうして話が進み、イアの婿養子として婚約が決定。結婚まで秒読み、という所で騒動勃発。 テッドさん、女遊びを一切禁じられてしまうのです。 結婚前なんだからふしだらな行動は慎め！ちゃんと相手の顔を立てろ！とまあ、色々と煩くなって監視も多くなってしまったのです。

大崎巧実（裏） @mboxtw2

遊びたいのに遊べないテッドさん。結婚式の準備の為にイアの国に行ったら、後宮に閉じこめられて監禁状態。 つかそうでもしないと駄目だって進言されたからなんですけどね。脱走の常習犯だから生半可な警備じゃ易々と抜け出されてしまう。 そしてその指示を出したのはイアたん本人だったり（笑）

大崎巧実（裏） @mboxtw2

イアたんはやっとテッドさんと一緒になれるって思ってる。だから余計、他の女の所に行かれると腹が立つわけで。自分の旦那に手を出されてたまるかと。 そしてテッドさんが自国から従者としてキヨテルを連れてきていて、テッドさんの行動パターン把握してる彼から助言も受けたわけです。