「マナー違反」のレッテル張りにみる、不寛容・社会的排除

木曽崇／Takashi Kiso @takashikiso

【更新しました】カジノ合法化に関する100の質問 : 「日本人のホスピタリティの高さ」なぞというモノは幻想でしかない http://t.co/Dy0rVc66rh

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↓僕が最近、非常に思い悩んでいることについて雑感を書いてみました。

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（続き）このような事を殊に思い始めたのは、ここの所ブログでも沢山取り扱っている「海の家」問題。かの件には、勿論、海水浴客のマナーの問題が一義的に存在するのだが、一方で地域のそれに対する反応を見ると、まさに異質な者に対する「寛容さ」が非常に不足しているなとも思うのです。

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騒音被害や喧嘩が頻発している状況は、当然放置すべきではないが、本来は音量規制を設ける事や自警もしくは警察官の常駐など「共生」を前提とした施策はあるはず。しかし、現在の地域住民の意識は完全に「外から来た者達の拒絶」に傾いてしまっている。

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「海の家」禁止論者の意見などを見ていると、もはや騒音や喧嘩などの個別事案を問題視しているのではなくて「昼間からガラの悪い若者達が集まって」という状況に対する嫌悪感に突き動かされていると見えるものが多数。繰り返しになるが、それって完全に「異質なモノ」に対する拒絶だよなぁと。。

木曽崇／Takashi Kiso @takashikiso

「エンタメ」と「観光」の交差する産業で生きている僕としては、今回の「海の家」問題の顛末に関して、無力感というか敗北感というか…そういう感情で一杯なわけで、僕等がやっている事って一体何なんだろうなぁって。最近、ふと一人で酒飲んでいる時とかにグルグルを思いを巡らせているワケです