伊藤絵美先生2013.09.10

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伊藤絵美 @emiemi14

斎藤清二先生『事例研究というパラダイム』読み始める。序文より引用: 本書において著者が主張する論点は、以下の二つに集約される。1)臨床事例研究は「実践科学研究」のひとつとして、科学論的に基礎づけることができる。→

2013-09-09 10:06:17
伊藤絵美 @emiemi14

→2)臨床事例研究は、研究、実践、教育を包括したひとつの「知識創造的社会活動」として位置づけることができる。※引用以上。確かに私自身、事例研究は大切だと信じているが、それを言語化するロジックを持てていない気がする。本書はしっかりしたそれを私に与えてくれそうな予感がする。

2013-09-09 10:06:23
Toshihiko MATSUMOTO @DSHtoshilancia

東京都医学総合研究所の安藤俊太郎先生とともに行った、過量服薬による救命救急センター入院患者の退院後1年後転帰と再企図予測因子に関する論文が掲載されました。「回復後に自殺念慮を否定するのは再企図を予測する要因」という知見が得られました。http://t.co/Om3wLsCjf8

2013-09-09 12:04:26
伊藤絵美 @emiemi14

斎藤先生『事例研究というパラダイム』より引用: 事例研究の多くは「その治療法は一般的に効果をもつか?」を検証する研究(効果研究)ではなく、むしろ「その治療法をよりよいものに改善するにはどうすればよいか?」という→

2013-09-09 23:03:51
伊藤絵美 @emiemi14

→研究疑問に基づく、探索的な質的改善研究quality improvement research であることを、筆者は特に強調したい。※引用以上。単なる質的研究ではなく、質的改善研究というのが面白い。この本は出るべくして出た、斎藤先生にしか書けない本だ。

2013-09-09 23:03:55