ヲ級ちゃんと提督

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めがねねこP @FakeFalcon

第1艦隊はドック入り、それ以外の艦隊も遠征中で暇になった提督が鎮守府の外れにある堤防で釣りをしていたら、ふと、つり上げた魚を入れてあるバケツをのぞき込んでいたヲ級空母と目があうことから始まる提督とヲ級ちゃんとのお話とか妄想してみる #艦これ

2013-09-13 20:35:51
めがねねこP @FakeFalcon

初めは野良猫の如く警戒心強くて目があった瞬間に逃げ出すんだけどいつの間にか提督の隣に座って魚が釣れるのを待ってたりするの(・ω・ ) #艦これ

2013-09-13 20:37:30
めがねねこP @FakeFalcon

ヲ級ちゃんも提督が釣り上げた魚を生のままぱくぱく食べては満足すると海に帰っていくみたいな感じで日にちが過ぎて行くんだけど、提督も好奇心からせんべいとかチョコレートとか食べさせてみたりとか(・ω・ )ラムネ飲ませてびっくりさせたりとか #艦これ

2013-09-13 20:39:32
めがねねこP @FakeFalcon

そのうちにコミュニケーションが取れないかと言葉を教えてみたりとか(・ω・ )もちろん最初に覚えた言葉は「テイトク」だ #艦これ

2013-09-13 20:40:25
めがねねこP @FakeFalcon

そんな感じに楽しく過ごしてたんだけどある日、いつものように「テイトクーテイトクー♪」といそいそと提督の元へと向かっていたヲ級ちゃんが鎮守府の哨戒網に引っかかってしまって、鎮守府全体に非常警報が発令される。 #艦これ

2013-09-13 20:42:17
めがねねこP @FakeFalcon

主力艦隊が出払ってしまっている中、鎮守府に残っていたのは主力から外れた軽空母と駆逐艦たち。装備も貧弱な彼女たちではあるが提督の危機を聞きつけ、全力で出撃する。 #艦これ

2013-09-13 20:43:06
めがねねこP @FakeFalcon

提督の姿を見つけて手を振って近づくヲ級ちゃん、そこへ突然、砲声がとどろく。爆炎に包まれ、のたうち回るヲ級ちゃん。自分の声も聞こえない爆音の中で提督は必死に叫んだ。「撃ち方やめ!撃ち方やめ!」一通りの嵐が過ぎ去った後、ヲ級ちゃんの姿は消えていた。 #艦これ

2013-09-13 20:45:07
めがねねこP @FakeFalcon

提督の無事な姿を見て泣きながら駆け寄ってくる駆逐艦たち。提督を守ろうと必死に戦った彼女たちの頭を撫でながら、提督はヲ級ちゃんが消えていった海の方をみる。「その日から、提督は寂しそうに海をみていることが多くなりました」 #艦これ こんな感じのお話でどうだろう?

2013-09-13 20:48:02