もっとアニメを観よう! 湯浅政明のお勧めアニメ!!
- donadona_No5
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で、2ヶ月で制作されたとの話もあるけれど、実際に3月まで宝島をやっていたのだから…という話題から、でも、絵の乱れがなく、気持ちを映像にしていて、演出がカッコイイ!と。また、ソフト化する際に観直してもらった出崎監督が、「やっぱりこの頃の杉野昭夫の絵はいいね」と語ったとか。
2013-09-16 08:23:17さらに、レイアウトもいいし、ロッカーのシーンでのアニメでしかできないようなレンズの意識がいい、などなど。また、撮出しにも参加していた出崎監督が、とある背景を見てボツにして、代わりに黒い紙を置いたなんていうエピソードも。
2013-09-16 08:23:28改めて見終えた後の感想としては、電話という小道具の使い方や、鼻歌だったり劇場でのババババーン!などが語られたり、また背景で描かれるヘッドライトやオプチカル合成が多用されていたこと、波ガラスの効果など、今のようなデジタル処理だったらと技術面を語りつつ、当時は岡ひろみを応援して
2013-09-16 08:23:52見ていたけれど、年をとった今は、宗像コーチの気持ちが伝わってきて、と。自分もBDを持っていながら、初めて今回、スクリーンで見たら、何度か涙ぐんでしまって、ヤバかったです。キャラの熱さにクールな演出、そして密度の高いストーリー。もう、ため息が出るほどに完璧な作品ですね。
2013-09-16 08:24:01お次は、『ど根性ガエル』。湯浅監督曰く、リミテッドアニメの到達点です!と。とくに、最初の1年は出来に波があったけれど、2年目は総じてレベルが高い仕上がりになっていた、とは小黒さんの弁。当時は、どれだけ中割を入れずに動いているように見せるかを競っていた、なんていう話もあったようで、
2013-09-16 08:54:26簡単な戦で、効果的に動かしており、今のアニメーターにとって理想的な作品なのでは、とは湯浅監督。とにかく、芝山努さんと小林治さんの仕事ぶりは相当で、テロップには名前が出てないものの、今回上映された145話「ゴリライモが幼稚園に入るの巻」は小林さんが、146話「かんかんアキかんの巻」
2013-09-16 08:54:36は柴山さんが担当。見分け方としては、小林さんのそれは立体的に動き、芝山さんのそれはレイアウトを効果的に使って線で描く、のだとか(メモが箇条書きなので、ニュアンスがうまく伝わるかしらん)。で、なぜ名前が出てないのかといえば…、バイトで昼休みに描いたものだから、とかw。
2013-09-16 08:54:48あぁ、それで前半と後半、という言い方をしていたのですね!ありがとうございます。 RT @dorayakioishii: @donadona_No5 多分アキかんの中だけで小林さんと芝山さんが分担してやってたということでは?
2013-09-16 08:57:23@animesama 湯浅政明オールナイト面白かったです。ありがとうございました! 自分が聞き落としてたら申し訳ないのですが、ど根性ガエルはかんかんアキカンの前半後半を小林・芝山さんがされたという事ですよね? ゴリライモと幼稚園の回はどなたがされたか分かりますでしょうか?
2013-09-16 17:43:25@723_1 「かんかんアキかんの巻」は前半が小林さん、後半が芝山さんだそうです。「ゴリライモが幼稚園に入るの巻」は分からないです。あの回はテロップがあてにならないみたいです。
2013-09-16 18:22:28お次の話題は『ゴールドライタン』。特格当時のアニメーターが描く枚数には凄まじい物があるのですが、今回上映された41話「大魔神の涙」は、なかむらたかしさんのひとり原画!というわけで、「話はともかく…」と。ゴールドライタンといえば、懐中電灯が転がったシーンだかも話題にあがるのですが、
2013-09-16 08:55:00とにかくなかむらさんのデッサン力は凄まじく、手の描写が見事で、それを枚数を使って動かすのだとか。そうやってあらためて作品を見ると、手が目立つ目立つ。それに、空間の使い方が上手く…などなど。
2013-09-16 08:55:11そして『天才バカボン』に関しては、意外なんだけれど、と尋ねる小黒さんに、「意外とフツーなのが好きなんですよ」と湯浅監督。本当は、こういう作品をやってみたいん開けれどね、と。それからOPの「西から昇ったお日さまが東へ沈む」で、東西を覚えた、など。勿論、一節歌った後に、逆!と。
2013-09-16 08:55:20最後に自作の『マインド・ゲーム』。「劇場で見てほしい作品です」と、湯浅監督。人間が好きなんですね、ラブシーンが健康的ですね、と小黒さん。ラブシーンに対して監督は、「テキトーに描いたんですけれどね」と嘯きつつ、「お前(のラブシーン)もそうなのか」と。
2013-09-16 08:55:29というわけで、身体性があるのが素晴らしい!と小黒さんが締めて終了。天才・湯浅が、その才能をいかんなく発揮した作品『マインド・ゲーム』。スクリーンでの視聴は、必聴です♪あ、あと、「湯浅監督は『ユニコ』が相当好きだよね」とも。監督、結構影響を受けているそうです。
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