- junju_usako
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各駅停車で行き過ぎる 線路の重く乾いた音がする 出向くのか 戻るのか たとんたとん たととととん 今日の月は半分こ #月夜
2013-09-14 10:32:47やぁ、こんばんは これから起きるのかい? すまないね 私はこれから寝てしまうよ もし、私が起きたなら もし、君が起きていたなら また会おう そうじゃなかったら また、明日の夜だね #月夜
2013-09-14 08:21:06明かりの淡さに、つい、ぼくは心を許してしまう。胸のあたりだけが抜かれてしまい、誰を責めることも出来ず、ぼくは途方に暮れる。抜かれたものが餅米とともに搗かれる。何かと、誰かと、一つになる日を願った胸の奥のものは出番を失い、月の朝餉となる。わずかに油断した夜がふける。 #月夜
2013-09-14 07:21:50心がどれだけ純粋であったなら、君の言葉で眠れぬ夜は明けるのか。繊細な君だから、気まぐれでもある君だから、ひとつひとつの仕草さえ、裏の意味を考えずにはいられなくて。そうやって頭を抱える夜はいつも、綺麗な月が空に在る。独りだと錯覚を覚える深夜2時頃、僕はまたため息をつく。 #月夜
2013-09-14 04:47:38想いは届くだろうか。 白く揺らめく指先にそっと乗せて 高く果てまでも掲げてみる。 ああ。けれど、届かない。 その光の元までは全然。 #月夜
2013-09-14 01:34:14月が出ている 「45億年待ったけど、我慢の限界です。あなたはちっとも私を輝かせてくれない」 「いや・・・でも、私が輝いちゃうと、私の上に発生したものたちを皆殺しにすることになっちゃうから・・・」 「そんないいわけ聞き飽きたわ!」 月が出て行く (地球と月の痴話喧嘩) #月夜
2013-09-14 00:31:38今夜は、お月見。屋根の上で、尻尾を、ゆ〜らゆら、まあるい、まあるい、笑顔を見ているの。ふしぎだね、ふしぎだね、じぃっと見てたら、あの子と喧嘩してたことも忘れてた。ゆっくり、ゆっくり、心もまあるく、まあるく、なってゆく。ねぇねぇ、お月様、いま、僕に、魔法かけたでしょ? #月夜
2013-09-14 00:16:30あたしが、窓から、覗き込むと、あの子は、母親から、おとぎ話を、聴いていた。楽しそうな笑い声、あたしも、聴きたくなって、お耳をそばだてた。不意に、こちらを、見た、あの子。お目々を、真ん丸にして、お月様が、こんなに、近くにいるよと、嬉しそうに、はしゃいでた。 #月夜
2013-09-14 00:08:44月になりたいと書いたなら/太陽になりなさいと言われました/そうではないの、そうではないの、/照らされていたい/照らされて光りたい/言い聞かせるのはやめて/綴り続けている (しゆう) #月夜
2013-09-14 00:03:25【告知】お題「月夜」を綴りませんか。 9月14日0時〜15日24時まで。 形式は、ポエム、詩、短歌、都々逸、等自由です。 #月夜 をつけて、お願いします。
2013-09-13 16:29:41