- misonikomioden
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武田「今、カシニョールがアートに入っきた。 80年代の後半に、ニューヨークの記事に、こんな売れてるヒロ・ヤマガタがなぜMOMAに入ってないのかと意見書があったそうだが、
2013-09-25 19:56:07武田「カシニョールとラッセンは異なる。 インテリアアートは90年代で、それ以前は素朴派。 カシニョールはエコール・ド・パリ以降の画家だが、→
2013-09-25 19:58:08→日本に紹介されるにあたり版権を取り扱う先がある。それらは販売会社。 版権を如何に高く売るかが、彼らの商売で、その点では、百科事典でも鍋でも変わらない
2013-09-25 19:59:21武田「美術は高尚と受け止められる。 エウリアンとかはアートでなくてもいい。売れる商材で良いのだが、アートが高尚な人たちに売れる商材として適切だった。→
2013-09-25 20:01:04武田「また、税制の問題もある。 以前は、若い人でも高額ローンが組むことが出来た。ヒロ・ヤマガタが400万まで行った時に、税法が変わりクーリングオフ、60万までしか組めなくなり、そこにラッセンが出てきて、その価格が60万だった。上手い売り方だなあ・・・と
2013-09-25 20:02:45武田「今の状態ではどうなるか分からない。ハイアートになるにはピックアップされる必要があるが、どうやって・なぜピックアップされるかわからない
2013-09-25 20:05:13中ザワ「例えば、「中卒・高卒」では「ハイアート」から除外されるというのもあるが、逆に「中卒・高卒」が面白いと評価されるというのもあるのではないか?
2013-09-25 20:06:01中ザワ「高島平が現代美術コテンパンという著作があるが、これは和訳で、著者はトム・ウルフ。これの論点は現代美術で名だたる人々はウォホールとかジャスパー・ジョーンズではない、グリーンバーグであり、キャステリであり、批評の絵画だ。 絵画が揶揄であり、彼らは偉大なイラストレーターだ、と
2013-09-25 20:08:26武田「村上や草間が今、ハイアートとして評価されているが、彼らと同じことをすることで誰もが評価されるのか?といえばそうでもない。誰かがピックアップしているのではないか?
2013-09-25 20:09:49原田「ラッセン(ヤマガタ)について語っていなかったことで、作品そのものに目が向いていないのではないか、ということがある。 作品を外的要因が規定しているのではないかという疑問と、作品そのものをみるべきではないか問題提起
2013-09-25 20:12:05原田「数値というようなラッセンにまつわる経済的側面(画商)などから離れて話をしよう、ということをラッセン本の最後に書いている
2013-09-25 20:12:48武田「額装をどうかするか、でなく画商を横においておいたほうが分かりやすい。 ラッセン取扱画商や公募団体取扱画商、現代美術画商とか
2013-09-25 20:13:31中ザワ「ギャラリーセラーでは加山又造の個展をしていたが、日本画では裸婦はランクが低い。しかし日本画の額装を取り外すことで日本画の文脈を取り外しエコール・ド・パリの文脈に取り付けようとしていた
2013-09-25 20:14:51賄賂としてカネを渡す時、作品など何でもいい。オークションはふたりいれば成立する。これで合法的に袖の下を渡すことができる。
2013-09-25 20:17:17みそには素晴らしいと言っているが、アートはこんな話ばかり。この手の作品価格は後で落ちる。幻想かもしれないがアートには適正価格があるし、まだ価値がついていない作家の価値を形成していくのが画商のあり方だろう
2013-09-25 20:18:51