キョウリュウジャーに関する個人的な感想まとめ

物語　奏多 @k_monogatari

#Kyoryuger 観た。普通に観てる分にはドラマの詰め込み方と積み重ね方が相変わらず凄かったで終わるんだけど、ひょっとしてデーボス軍と和解や共闘する展開がこの先ありうるのではないかという予感が断定はできないけど頭をよぎって今後の展開が俄然楽しみになってきた。

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#Kyoryuger もう少し具体的にいうと数話前にキャンデリラとラッキューロも倒すの？的な話が出た時はこの二人だけ倒さない展開もあるのかなぐらいに思ってたんだけど、今回「人間にも悪いやつはいる(＝悪の心がある)」「トリンはデーボス軍の裏切者」って話が出てきてて、

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#Kyoryuger これ何を意味するかって悪意とか憎しみってものが物語の主題の俎上に上がってきたって事だと思うんですよ。しかもその悪意や憎しみは人間とデーボス軍の別を問わないものだって事まで宣言されている。つまり人間の側だけ悪意や憎しみ乗り越えて万歳では終わらない可能性がある。

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#Kyoryuger で、そんなことを考えているとキョウリュウジャー側にはデーボス軍に対して復讐心を持ってるキャラが割といるけど彼らはどうなるんだろう？とかまあそういう事も気になってきて実に楽しいわけです。まあ現時点では何の根拠もない妄想にすぎないんですけども。

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#Kyoryuger 更に言うならこの話はこないだ書いた「教え教わる」というテーマがより広範な「他者との相互理解」や「意志を伝える」といったテーマに拡張される(かもしれない)って話でもあったりするという。

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#Kyoryuger 勇者たちが「行動すること」を通してブレイブを伝え、それを目撃した人達が勇者たちに応えてくれるという話を２話ほど積んできた所に次回が怪人と「正々堂々」バスケ対決って、着実に布石を打ってきてる匂いがプンプンするなぁ(にやにや)。

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#Kyoryuger やっぱ色んな意味で28・29話は割と大きな転換点だったのかもなぁ。善悪の概念を怪物の存在と切り離した「人間にも悪いやつはいる」もそうだけど「(憎しみに捕らわれないのは)生きていくのに必要ないからだ」ってそれを言えるキングの人物造形含めほんと凄い台詞だし、

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#Kyoryuger カーニバルの意味や変身時の踊り含めキョウリュウジャーの戦いの最大の目的は「悪い奴＝デーボスを排除すること」ではなく「悪意(憎しみや怒りや悲しみ)を乗り越えブレイブに強く生きること」なんだっていう強烈な意思表示に思えるんですよね。

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#kyoryuger 観た。お約束展開の数珠つなぎのようでいてちゃんと「善悪双方で状況の推移は継続」していてバラエティに富んでるのに話はちゃんと進んでて、かつ視点の振り幅の広さを利用して大人数の登場人物達に順番にスポットを当てるとか相変わらず笑っちゃうほど曲芸じみた作劇と構成。

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#kyoryuger しかし次回予告のアレもそうだけどここ数話の展開はデーボス軍(ひいては他者全て)との間の理解と無理解が明らかに意図的に繰り返されていて前 http://t.co/WjH5P0UwiQ にも書いたけどやっぱこれ和平エンドに向けた布石なんじゃないかという気配が。

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#kyoryuger 今回の話でもキングがDの怒りに対して理解をみせつつ「俺も(悪側と同じように同じ次元で)怒ってる」という台詞回しを地味にしてるんですよね。こういう気付きにくいレベルで布石を積んだ上で外堀埋ったら一気に仕掛けてくるからこの作品は厄介で面白いと本当に思う。