障害者の表現を巡るTweet 2010.2.13
- copeindealt
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ラピュタの模倣で受賞取り消し、のニュース。大阪府の障がい者の現代アート公募展ね。これは「障害者アート」やアウトサイダーアートじゃなくて「現代アート」で行きたいあそこの人がもろにかかわる企画ですよね。現代アートにおいての「模倣」ならまた別文脈だと思うんだけど、それが意図ならば、だが
2010-02-13 00:22:11さっきの呟きのニュースはこれhttp://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100210-OHT1T00220.htm
2010-02-13 00:25:02で、障害者アートの現代アートへのカテゴリ移動の目論見について。これはハッキリ言って難しいと思う。個人的に。個々の作品を使った空間を作る、というのなら可能じゃないかと思うけど、現代アートってほぼコンセプトなんじゃないのかな、と美学芸術学やってない私は思ってしまうのですが。
2010-02-13 00:30:30いまだに日本では誤解されがちだけど、アウトサイダーアート(アール・ブリュット)=障害者アート、ではありません。アール・ブリュットコレクションのうち、障害がある人の作品は約4割。
2010-02-13 00:41:51エイブルアートでも舞台表現におけるマイノリティである60代の女性たちが助成を受けている。そもそも「日本障害者芸術文化協会」から脱皮するカタチで「エイブル・アート・ジャパン」ができた。 RT @indigopluie ~アールブリュットコレクションのうち、障害がある人の作品は約4割
2010-02-14 09:00:59アウトサイダーということはインサイダーがあり、ブリュットは「生(き)のまま」ということには加工されていないとか純粋なという意味が含まれ~ RT @indigopluie いまだに日本では誤解されがちだけど、アウトサイダーアート(アールブリュット)=障害者アート、ではありません。
2010-02-14 09:03:42卒論発表会での釈然としない感じがとけた。やっぱり誤解だったんだ。 QT @indigopluie: いまだに日本では誤解されがちだけど、アウトサイダーアート(アール・ブリュット)=障害者アート、ではありません。アール・ブリュットコレクションのうち、障害がある人の作品は約4割。
2010-02-13 00:45:44「エイブル・アート」に影響を与えたものとして、一昨年日本でもドキュメンタリー映画が公開され話題になったヘンリー・ダーガーなどを評する際に用いられる「アウトサイダー・アート」や、そのもとになったジャン・デュブュッフェの「アール・ブリュット」がある。
2010-02-12 20:27:52でもって、障害者アートつったときに内容は主に知的障害者、たまに精神障害者の作品で占められる。自閉症は精神カテゴリに入れられるらしいけど、通所するのは知的の作業所が多いことからも知的障害を連想させることが多い。ま、知的も精神も重複することも多いけど。
2010-02-13 00:46:59日本のアールブリュットは=障害者アートになりがち。たぶんわが師「帽子おじさん」は日本ではレアな例。RT @rob_art: RT @indigopluie:アウトサイダーアート(アール・ブリュット)=障害者アートではない。アール・ブリュットコレクション障害がある人の作品は約4割。
2010-02-13 00:47:05日本のアウトサイダーアート=障害者アートの誤解およびほぼ知的障害の作品をめぐっての政治について論文書いてるなう。5月くらいかなー締切。。。と宣言しておかないとおしりに火がつかないからここでゆっとく!汗
2010-02-13 00:51:42そうだ、なんでそんな話になったかといえば、アトリエインカーブだ。障害者アートの現代アート化。あの方、確かにすごいけど、国も大阪府もモデルケースにしすぎ。すぐに自立支援策に結びつけようとするんだからなぁー。それに加えて生産性を上げなくちゃいけなくなった現場との結びつきができたのさ
2010-02-13 01:06:08誤解多いのは日本だけなのかなRT @rob_art RT @indigopluie いまだに日本では誤解されがちだけど、アウトサイダーアート(アールブリュット)=障害者アート、ではありません。アールブリュットコレクションのうち、障害がある人の作品は約4割
2010-02-13 05:05:40アウトサイダアートの利用法でいくと日本が一番誤解多そう。欧=美術へのアンチテーゼ、米=金、日本=知的障害者の地位向上RT @npocat: 誤解は日本だけ?RT @rob_art RT @indigopluie 日本では誤解されがちだがアウトサイダーアート=障害者アートではない
2010-02-13 05:49:39「アウトサイダー・アート」も「アール・ブリュット」すなわち「生(き)のままの芸術」も、その名前が示すとおり、たとえ正統な芸術教育を受けていない者たちの表現に至当な評価をせんがためのものであったとしても、ひとまず芸術の“主流”という概念をおいた上で、そのアンチテーゼとしてある。
2010-02-12 20:29:46対して、それらを踏まえて提唱された「エイブル・アート」は、アンチテーゼではなく、新たな選択肢(オルターナティヴ)を志向する、より挑発的で戦略的な意図が含まれた命名であったといえよう...と拙稿から引用しました。『≒2 にあいこーるじじょう』のネタバレ嫌な方のために。
2010-02-12 20:34:26多分、全体主義的な傾向が強い民族では、どこでも誤解されやすいと思います。ただ、日本語は、日本でしか使われないので、ここで発展した誤解が、国外の影響で補正される可能性は低いですね。RT @npocat: @rob_art RT @indigopluie
2010-02-13 05:49:50「身内」としてフォローすると日本のそれはアーティストが福祉内部から立ち上がらせたという事情があった。ただ、政治的に価値づけると矛盾が生まれる。 RT @indigopluie: QT @downtownart: アウトサイダアートの利用法でいくと日本が一番誤解多そう。 RT...
2010-02-13 16:16:20障害者の作品として、それをアウトサイドのものとして求める市場のある文脈と、それがそのカウンターとなりうる表現の純粋さとして生まれた文脈とは違う、日本なりの文脈があるけど、それを福祉という枠で囲い面白がれないのは、アート・福祉の内部にも外部にも問題=課題がある。
2010-02-13 16:20:13障害がある人たちを「純粋無垢だ」とする偏見にも通ずる。もしくは「まんまそのものがアートたりえるのか?」という批判にも繋がる。
2010-02-14 09:05:34同意QT @copeindealt: 障害者の作品として、アウトサイドのものとして求める市場のある文脈と、カウンターとなりうる表現の純粋さとして生まれた文脈とは違う、日本なりの文脈があるけど、それを福祉という枠で囲い面白がれないのは、アート・福祉の内部にも外部にも問題=課題がある
2010-02-13 16:34:07@copeindealt 精神科医と福祉側でも立ち位置は違っていたし、戦前と戦後でも大きく変わった。そのへんの背景にあった思想や芸術界との距離、それぞれの界の狙いが絡みつつ流れて今、またさらに狙いや付加価値ついて、というポリティカルが面白いです。おそろしくもあるんだけど。
2010-02-13 16:40:07.@indigopluie アウトサイダーアート的(あえて、「的」をつける)な作品は、確かに障害者の表現の中にもあるけれど、「それがアート」となってしまうのは、ぼくも怖いです。あと、日本の福祉発の障害者の文化活動としての取り組みに「エイブル・アート・ムーブメント」もあるので追記。
2010-02-13 17:42:32何かを名付けることは同時にこぼれるものを生むのは必然で、単に言葉遊びのように互いの名付けを非難するべきではないと思う。大抵そんなことを言い出すのは「ハイアート」とか心のどこかで信奉している人なんだろうが。
2010-02-14 09:16:02