沖島勲と旅する時空間(出演:坂口恭平、山戸結希、小原治)ツイートまとめ #dommune

出演:沖島勲(映画監督)、坂口恭平(夢師)、山戸結希(映画監督)、小原治(ポレポレ東中野) 司会:九龍ジョー(ライター)
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土居伸彰 Nobuaki Doi @NddN

DOMMUNEから帰宅中。沖島監督の「前衛をやりなさい」「撮るべき映画を撮ると寿命が縮まる」って発言後からの話は本当に全部凄くて大事で、自分の身に迫ってくる話でもあり。あれほど年長の方の言葉がアクチュアルに刺さってくる体験は、それこそノルシュテイン以来だ。現場で共有できてよかった

2013-10-15 22:58:30
土居伸彰 Nobuaki Doi @NddN

山戸監督の、幼年時代へと遡行していく感覚には共感しない、という発言もとてもよかった。幼年時代至上主義はノルシュテインそしてアニメーションやってる身としては、どうしても疑いづらい前提として身体化してしまいがちなんだけど、そこから自由にしてもらえた気がする。

2013-10-15 23:04:20
寺岡裕治 @4400111

嵐の中dommuneに行ってしまった(久々!)。沖島勲監督と山戸結希監督の絡み、遅口と早口の遭遇が生む波!「屁っぴり女房」を想像上の茶の間みたいに皆で和みながら観れたのも、よかった。最後にくぐもり声で昔を掘り起こすシブめの質問、スミマセン。そして風雨で停車を恐れ逃走する如く帰宅!

2013-10-15 23:54:53
小原治 @nameohara

沖島勲×坂口恭平×山戸結希×九龍ジョー×宇川直宏…惑星直列級の奇跡に僕も混ぜてもらえてめちゃんこ感動した!打ち上げもヤバかった笑!皆さんホントにありがとうございました!DOMMUNE最高!!!!!

2013-10-16 01:08:12
ono @h_n_a_o

女性として、男性が過去の子供時代を模索することに共感しにくい、何故なら、子宮のなかに生ずるかもしれない、未来に子供時代を模索してしまうから、と、注意深く語る山戸監督の言葉に、自分がもう恐ろしいほどセオリー通りにきちんと流れていることに良くも悪くもびくっとしました。

2013-10-16 02:19:26
T.SATO @tomosoku

沖島さんのDOMMUNE聞いた。イヤホン忘れて必死で携帯に耳押し当てながら。途切れ途切れ。沖島さんと坂口さんが邂逅した会場のある建物で雨宿りしつつ。山戸さんの中世の風の指摘とか鋭かった。

2013-10-16 07:46:53
沖島勲 @okishimaisao

昨日のDOMMUNEは楽しかったです。ゲストの坂口恭平さん、山戸結希さん、司会の九龍ジョーさん、我々を出会わせてくれたポレポレ東中野の小原治さん、それを見事に番組にしてくれた宇川直宏さん、台風のなか来て下さったお客様、放送を見て下さった沢山の方々へ、厚く御礼申し上げます。

2013-10-16 12:12:50
沖島勲 @okishimaisao

1)去る10月15日、宇川直宏さんのドミューンに、坂口恭平さん、山戸結希さん、小原治さん、司会の九龍ジョーさんと出演させて貰いました。ここでチラっと話した私の幼時体験について、充分に分かってもらえなかったと思うので、然し絶対に避けては通れない体験について、2、3、話しておきます。

2013-12-20 15:40:13
沖島勲 @okishimaisao

2)私が4歳の時でした。3歳の時に疎開と云うことで大阪の地を離れ、岡山の両親の出身地へ転居を始めますが、その2度目の転居先が父の実家であり、私と母はここへ転がり込みます。とに角山の天辺にある村落で、木の村と云うのですが、元々は鬼の村だったんじゃないかと云うので、

2013-12-20 15:45:24
沖島勲 @okishimaisao

3)その事にヒントを得て、『まんが日本昔ばなし』で唯一の完全オリジナルシナリオは、鬼達の住む村の家族の話を書いています。ところで、この僅か半年位の山の中、というより山の天辺での生活体験が、私の人生での決定的体験となりました。何故自分がこんなところに居るのか理解不能でした。

2013-12-20 15:48:30
沖島勲 @okishimaisao

4)遊びに行く隣近所も無く友達も無く、畑仕事を命じられた母親の後をくっ付いて歩くばかりでした。村では、“昌代さん(母の名)は、イサオちゃんを殺してしもうてや”と噂し合っていたそうです。ヘトヘトになった私は、どういう経緯か、その日は母にくっ付いて行く事もせず、誰もいない家に残って、

2013-12-20 15:50:19
沖島勲 @okishimaisao

5)座敷の真中で昼寝を始めました。どうにでもなれという開き直りと、睡眠に関してはどう猛なところがあって、爆睡状態だったようです。夏のこととて、開け放った障子の向こうに、夕暮れの気配がし、ガス(霧)が立ちこめているのが分かりました。その時、或る臭いを強烈に感じたのです。

2013-12-20 15:51:07
沖島勲 @okishimaisao

6)その匂いは、枯れ葉の腐った匂いでした。(決して厭な匂いではないのです。)私はスグに近くにある、切り立った谷を思い浮かべました。殆ど水の流れの無いその谷の底には、幾重にも枯れ葉が積もり、腐った状態である事が分かっていました。

2013-12-20 15:52:18
沖島勲 @okishimaisao

7)その時でした。私は何故か、あの谷の底には、未だ人間は一度も足を踏み入れた事はない筈だ。その、人跡未踏の谷底の枯葉をかすめて、この匂いはやって来ている。半睡状態の頭の中で、ハッキリその事を確信しました。ドミューンでは“太古の風”と言いましたが、4歳の子にそんな語彙はありません。

2013-12-20 15:56:41
沖島勲 @okishimaisao

8)又、だからどうだという訳ではありません。ただ、人間などというものが未だ居ない“自然”の中に自分が身を置いている・・・・そう云う実感に包まれたという事です。『怒る西行』の中の“赤松には中世の空が良く似合う”という言葉は、その延長から出て来たのだと思います。

2013-12-20 15:57:26
沖島勲 @okishimaisao

9)次回も、この木の村(鬼の村)での体験を、もう一つ語る積りです。終わり

2013-12-20 15:58:00
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