10周年のSPコンテンツ!
3
茂木健一郎 @kenichiromogi
連続ツイート第1074回をお届けします。文章は、その場で即興で書いています。本日は、昨日なんとはなしに思っていたちょいねたです。
茂木健一郎 @kenichiromogi
ぱほ(1)ぼくが子どもの頃、よくホットケーキミックスを使って焼いて食べていた。あの頃は、子どものおやつの王様の地位にホットケーキがあって、専用の、焼く機械も売っていた。「さあさみんなでホットケーキ、森永ホットホットホットケーキ!」というコマーシャルもあったように記憶する。
茂木健一郎 @kenichiromogi
ぱほ(2)それが、時代が流れて、いつの間にか「ホットケーキ」を「パンケーキ」と言うようになった。確かに、カナダ行った時、現地の人は「パンケーク!」と言っているのを確認しているが、なんとはなしに、「ホットケーキ」の方がほっとする気がする。本格的英語は、ちょっとしらじらしい。
茂木健一郎 @kenichiromogi
ぽほ(3)どうも、文化のグローバル化の進行とともに、日本的な英語表現の水たまりが「本格英語」の奔流によって駆逐されて、絶滅危惧種になっていっているような気がする。プロ野球の「ナイター」は、いつの間にか「ナイトゲーム」になったし「ノーヒットノーラン」も「ノーヒッター」になった。
茂木健一郎 @kenichiromogi
ぱほ(4)カウントの取り方も、ぼくが子どもの頃は「ツーストライクスリーボール」というように、ストライクを先に言っていたのが、最近では大リーグ中継の影響か、日本のプロ野球中継でも、「スリーボールツーストライク」と言うようになった。「ツーエンドツー」と言う時の「ツー」が入れ替わった。
茂木健一郎 @kenichiromogi
ぱほ(5)かつては、日本独自の英語表現が、「ハイカラ」なものとして息づいていて、それを、向こうの事情に精通している人が、「日本人の間違って英語」なんて指摘している時差があったのだが、それがネットの発達であっという間に接続して、何とはなしに日本独自の英語、旗色が悪い。
茂木健一郎 @kenichiromogi
ぱほ(6)結婚式のケーキカットも、かつては「お二人の最初の共同作業です」なんてやっていたのが、最近では「ファーストバイト」なんて、何だか本格的な感じになってきた。クリスマスはまだいいけれども、最近のハロウィーン・ブームも、これもなんだか本格的な感覚がある。
茂木健一郎 @kenichiromogi
ぱほ(7)もっとも、まだまだ語感として日本人の英語が本格化していない領域もある。例えば、マクドナルドのハンバーガー、英語では「サンドウィッチ」の一種なんだけど、日本人にとっては「サンドウィッチ」と「ハンバーガー」は別だよね。それとも、ひょっとして違和感ない人たち育ってきている?
茂木健一郎 @kenichiromogi
ぱほ(8)「バイク」なんかもそう。15歳でカナダ初めて行った時、ホストファミリーのランディーが「バイク」乗るというから子どものくせに! と思ったら、自転車だった。尾崎豊が盗んだのは「オートバイ」で「自転車」ではないけど、ひょっとして最近は自転車も「バイク」という人増えてきている?
茂木健一郎 @kenichiromogi
ぱほ(9)本格的な英語の世界とは別に、なんだかほっこりする日本的な英語の世界があったらいいな、と思う今日この頃なのである。きっと、ココアがおいしい季節になってきたからだろうね。ぼくの中では、「パンケーキ」はやっぱり「ホットケーキ」だし、カウントはストライクから言いたい。
茂木健一郎 @kenichiromogi
以上、連続ツイート第1074回「パンケーキは、ホットケーキだ!」でした。

コメント

gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan 2013年10月25日
まったくもって賛同しがたい。
冷たい熱湯 @Tuny1028 2013年10月25日
いつかのクイズ番組で、答えがパンケーキなのにヒントがホットケーキだったことがあった。そのものじゃないかと
ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする