兎虎SS

ライアンちゃんが空気を読める子だと信じてるwww
1
真@まこと と読みます @iroha08051

バーでアントンとネイサンに「最近バニーと会えない、今日も夜空いてねぇって…俺捨てられたのかな…」って落ち込みながら相談していたら、バニーが偶然その店に新しい相棒と一緒の姿を見て「とうとう俺捨てられたな…俺の失恋会しようぜ」って ふざけながら言うけど、睫毛に涙がついていた。

2013-10-27 20:12:40
真@まこと と読みます @iroha08051

「タイガー…」 「虎徹…無理すんじゃねぇよ。お前昔っからそうだ!強気に見せかけ実は一歩引いてるよな、バーナビーに確認もしないうちから結果を決めるな!!」 心配顔のネイサンと、虎徹さんとバニーに苛立ちを隠せないアントン。 「お前にあいつの何が分かるってんだ!」

2013-10-27 20:18:44
真@まこと と読みます @iroha08051

「ちょっと、あんた達なに熱くなってんの!バーナビーの心はあの子自身にしか分からないものよ」 ネイサンの言葉に力を抜いた2人。 「そうだよな…何も分かってないのは俺か…悪いアントン、ネイサン…もう帰るわ」 「大丈夫か?」 「ああ」 チェックを済ませるとバニーに声をかけずに外へ出た。

2013-10-27 20:32:47
真@まこと と読みます @iroha08051

「…せ…せんぱ…先輩!!」 「!?えっ?何?」 「全くさっきからずっと上の空ッスけど、気になるなら追いかけりゃ良いのに」 親指で虎徹が出ていった扉を指差す。 後輩のライアンに注意される程、意識が虎徹達の方に向かっていた事をしった。 「虎徹さんなら分かってくれてますよ」

2013-10-27 21:19:45
真@まこと と読みます @iroha08051

「どうだか…あのオッサン先輩の事を諦めた感じだったぜ」 お酒も入り少し砕けた言い方をされている事にすら気が付かず、音を立てて椅子から立ち上がると虎徹を追いかけた。 「全く…面倒臭ェ…って言うかここ俺もち!?」 オッサンと飲んでた奴に手招きされ、倒れた椅子はそのままにして移動した。

2013-10-27 21:41:20
真@まこと と読みます @iroha08051

「ねぇ、何言ったの?血相抱えて出て行っちゃったけど…」 今迄オッサンが座ってた席に促されながら聞かれた。 「あのオッサンが『先輩の事を諦めようとしてる』って言ったんっすよ」 「あいつら新人にもバレバレじゃねぇか」 「ここは私が奢ってあげるわ」 『余計な事は言うなってやつか』

2013-10-27 22:09:48
真@まこと と読みます @iroha08051

先輩のやつも上乗せ条件で、口をつぐむ事を了承した。 「しっかし、面倒臭ェ2人っすね」 「ああ…」 「そうね」 3人で盛大な溜め息をついた。

2013-10-27 22:51:51