暁美さんちの家庭環境
- nekokkoooo
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ほむらがあそこまで自分に無関心なのは、家庭環境が悪かったからなのかなと思ってみる。小説版によるとほむらの両親は心臓病の治療の為に何度も病院を変え、その度に引っ越しもしたらしい。だから全く愛されていなかったわけではないのだろう。
2013-11-02 01:12:27だけど転院と引っ越しを繰り返す内にほむらを疎ましく思う気持ちが徐々に現れてしまったのではないだろうか。でなければ退院したばかりの娘、それもまだ14歳の女の子に一人暮らしなんかさせないと思うんだよな。
2013-11-02 01:12:52マンガやアニメにありがちな設定として両親は仕事の都合で海外に、子どもは日本に残って一人暮らしってのがあるけれど、ほむらが幼い頃から転院と引っ越しを繰り返してきたのなら海外転勤の可能性がある仕事には就かないはずだから、この設定は当てはまりそうにない。
2013-11-02 01:13:27親に疎まれ愛されないことほど孤独を感じることはない。誰かに救いを求めたくとも、本来であれば一番に手を差し伸べてくれるはずの親に拒まれていたのでは、赤の他人は余計に救ってなどくれないだろうと求める前に諦めてしまう、或いは他人にまで拒まれるのが怖くなってできないのではないか。
2013-11-02 01:13:51だからほむらは人に助けを求めない。求める方法を知らない。一人で背負うしかなくて、いつしかそれが当たり前になって。周りから見れば辛くて痛々しい姿なのに、ほむらはそんな自分に慣れてしまっている、または感覚が麻痺しているから、これくらい平気よって言っちゃう。助けなんかいらないわって。
2013-11-02 01:14:11でも心の奥底ではやっぱり助けてほしくって、ぬくもりを求め続けていた。そこに現れたのがまどかで、孤独から救い出し、生きる理由を与えてくれた。そりゃもう大きな存在になるよな、大切で仕方ないよなぁ……と。
2013-11-02 01:14:55いくら「たった一人の、私の友達」だからって、ほむらのまどかへの入れ込みようは半端ない。その背景として両親との良好とは言えない関係があるのかなと邪推してみた。ほむらの孤独を際立たせる為の演出として敢えて両親の描写をしていないだけかもしれんけど。
2013-11-02 01:16:30入院生活が長い、心臓病が理由で健康な人にとっては当たり前のことができない、両親との不仲。ほむらは平穏な日常とは縁遠いところで生きてきた。だから、その日常がいかに尊いものかを知っている。手に入れることの大変さを知っている。それで余計に、まどかの日常を守りたいのかな。
2013-11-02 01:20:30まどかとほむらにすれ違いが生じるのは、家庭環境が正反対なのも影響しているのかも。家族からの愛情を一身に受け、杏子の言葉にあった「何不自由ない暮らし」をしてきたまどかにとって、ほむらの孤独を完全に理解するのは難しいと思う。
2013-11-02 01:30:17あまりに長い間孤独の中にいたほむらにしてみれば、まどかが傍にいてぬくもりをくれるだけで本当に幸せで、あとは何もいらないのに。いらないというよりも、それ以上の幸せをほむらは知らないのかもしれない。まどかに出会うまで、誰も教えてくれなかったから。
2013-11-02 01:36:33だけどまどかは、それ以上の幸せを知っている。だから、傍にいてくれるだけで幸せだというほむらの気持ちがわからないのかもしれない。そんなささやかな幸せでいいの?もっと大きな幸せもあるんだよ、教えてあげるよ。この差がすれ違いの元かなーと。
2013-11-02 01:41:24話ができて、また優しくしてもらえただけで涙を浮かべるほど喜んじゃうほむらと、キョトンとした感じのまどかを見ていたらそう感じてしまった。幸せレベルが違いすぎるんだ、あの二人は。
2013-11-02 01:45:10ほむらは自分の病気のせいで家庭が壊れていく様を見てきた。杏子は諸に自分の手で家庭を壊してしまった。だから二人とも自責の念が強く幸せから不幸への転落を経験しており、救いのない孤独を知っている。これほどの共通点があれば通じ合えるのは当然で、だからこそほむらはあんなに懐いているんだろな
2013-11-02 02:15:29