2年前の西村修平Will突入劇の舞台裏あれやこれや
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午前中は在特会の渋谷デモを取材。初対面の米田広報局長、八木副会長と名刺交換。午後は上野にて排害社の街宣取材。金友代表にインタビューを申し込む。
2010-10-03 16:45:28僕の講演をICレコーダーで録音して批判記事を書くのはまったく問題ない。しかし、その内容がメチャクチャなでっちあげで、しかも、自身の「飼い主」である保守団体の求めに応じて、録音内容を提供してしまった某ライター。まあ、別にいいけど、一回くらい連絡してこいよ。ツラ見せろ。
2010-10-10 02:23:24有門大輔氏が「新・極右評論」において2年前の「WiLL騒動」について触れている。好事家以外には興味のない話であろうが、僕自身に関わる問題でもあるので、少しばかり言及してみる。まず、僕が労組主催の集会に招かれ、講演したのは事実。
2010-10-12 14:20:42講演の中身は「派遣労働者の問題」が中心であり、昨今の保守運動に触れたのは、全体の中でもごく一部にすぎなかった。そこで西村氏に触れたのも事実。私が話したのは、それまでの取材に基づき、西村氏が毛沢東思想に通暁していること、そのロジックを保守運動に生かしていること、などである。
2010-10-12 14:25:39さらに、まったく違う文脈で、右翼団体が貧困ビジネスに関与していることも話した。これは西村氏とは別の問題である。生活保護費をピンハネする団体と右翼団体の関連性について、私は過去に週刊誌などで記事を書いている。
2010-10-12 14:29:30で、ただそれだけの話ではあるが、講演会場に、三品純という保守系(?)ライターが「潜入」していた。三品氏は私の講演を録音し、それを材料のひとつとして使用し、「WiLL」で「世にも奇妙な格差・貧困論者たち」なる記事を発表した。
2010-10-12 14:34:04会場への「潜入」も、記事の内容も僕にとってはそれほど不快なものではなかった。しかし、西村氏からすれば、記事内容に関しては、相当に不愉快ではあったろう。三品氏は私が講演で話したことを、かなり大胆に端折ってしまったため、西村氏と貧困ビジネスがつながっているような印象を与えてしまった。
2010-10-12 14:40:37当然、西村氏は私に抗議してきた。西村氏とはそれまでに何度か取材などで顔を合わせている。僕は西村氏に対して、「講演で西村さんのことを話したのは事実だが、記事の中身は間違っている」と答えた。そこで、西村氏は矛先を「WiLL」に向けた。
2010-10-12 14:44:34僕自身は、西村氏や「行動する保守」の活動に対して、まったく賛同する立場にはない。それどころか彼らからは「中共の手先」「極左」となじられてもきたし、実際、中国人研修生が警察官に射殺された事件の裁判では、何度も衝突している。同業者である僕の妻も、週刊誌で、西村氏を批判したことがある。
2010-10-12 14:52:54だが、いまでも西村氏の「Will」に対する抗議に関しては、一定の理解はしている。抗議の方法に関しては、いくらなんでも・・・と思うところがないわけではないが、メディアなんて、批判されてナンボの商売だ。その意味において、西村氏には抗議する権利がある。
2010-10-12 14:56:32問題は、その後だ。記事を執筆した保守系(?)ライターの三品氏は、釈明を編集部に一任し、抗議に立ち会うこともなく逃げ出した。僕も、彼には一言文句を言いたかったので、知り合いの週刊誌記者に「会いたい」旨を伝えてもらった(僕は三品の連絡先を知らなかった)。
2010-10-12 15:01:17僕が三品氏に言いたかったのは──①講演会場にいたのであれば、なぜ、僕に直接取材しなかったのか。取材対象者が目の前にいるのに、度胸のない野郎だ②もう少し正確に、僕の講演内容をまとめることができなかったのか。──ということだ。
2010-10-12 15:05:27しばらくして週刊誌記者から「三品は、会いたくないと言っている」と連絡がきた。しかたがない。やはり根性のねえ野郎だ、と思っただけで、僕はそのことを忘れようとした。ところが数日後、西村氏らの抗議に対して、三品氏は僕の講演を録音したファイルを、編集部を通じて西村氏に公開してしまうのだ。
2010-10-12 15:10:18取材目的で録音したものを、第三者に対して公開してしまうという節操の無さ。僕は呆れてしまった。もしも三品氏が自分に過ちがあったと思ったならば、普通に謝罪すればいいだけの話。彼は抗議に屈服し、取材の素材を簡単に提供してしまったのである。
2010-10-12 15:13:31しかも三品氏は後に西村氏や、「行動する保守」の面々には、電話で釈明したそうだが、僕には何の連絡もない。記事内容については、どうでもいい。そんなこと、僕はほとんど気にしていない。第三者に対して勝手に録音内容を公開したことについて、まずは僕に説明すべきであろう。
2010-10-12 15:16:38それにしても、メディアはなぜ、そこまで「行動する保守」に対して弱腰なのか。抗議が理不尽だと思うのであれば、堂々と突き放せばよいではないか。もしも非を認めるのであればきちんと謝罪すればいい。
2010-10-12 15:21:41