むかし刀鍛冶の人に聞いたことがあるんだけれど、刃物用炭素鋼ってどう土置きしても直刃しか入らないらしい。刃文に関してはやはり、旧来の製法によって出来る、素材の不均質な元素構成が大きく影響するとのこと
2013-11-10 10:05:06@OMNI_P 和鉄の場合、成分とか構成が洋鉄と違うそうでして、それが泥塗って焼き入れる事により波紋を産む、一応そういう原理だと(コレは聞いたまんまなので誤解があるやも知れんですが)
2013-11-10 20:03:09@OMNI_P 焼き入れると、鉄に泥塗った成分が移ってああいう波文が出るようになるってのが誤解はあるかも知れんにしろ、波文の原理なんだそうです。
2013-11-10 20:04:39@OMNI_P コレが、洋鉄になるともうちょっとかっちりした組織、成分になるらしくて泥塗って焼き入れても成分が移る訳ではなく、ナンボ塗っても直刃になるってのはそこが問題らしいです。
2013-11-10 20:06:26@OMNI_P 不純物と言うか構成要素、炭素含有量とかが全然違いますしね、洋鉄で代表的な安来鋼の青紙とか白紙で0.1の単位で炭素含有量が違うそうで、その他多分精錬方法も絡んでくるんじゃないかとは思いますが。>洋鉄の方が均一で純度の高いモノが出来る訳ですし。。
2013-11-10 20:11:10@JDSDE214 惜しくも亡くなられましたが、人間国宝 天田昭次刀匠はそこらへんに着目して、自分で鉄を精錬していたそうです。組成の分析なんかで、チタンの含有量が割と影響を及ぼすとか
2013-11-10 20:13:38@OMNI_P 今日話聞いた人は県の無形文化財な方でして、ただ、家自体は代々和鉄扱ってたのが鍛冶を始めて奈良の月山に師事して刀剣も打ち始めたとかで。>和鉄の扱いなら口伝が残ってるとか聞きました。
2013-11-10 20:17:44@OMNI_P で、一応洋鉄でも刃紋「みたいな」モノを作る事は可能だそうですが、それは例えばダマスカスナイフであるとか、鍛造したナイフを削って作るようなモノだとかの(材質そのものを浮き出させるようなモノ)一寸違う何か、になってしまうそうでして。
2013-11-10 20:23:14