東京電力福島第一原子力発電所 遠隔操縦式水上ロボットによるトーラス室調査

東京電力福島第一原子力発電所1号機で、強い放射線の影響でこれまで見ることができなかった格納容器の状況を調べる調査が13日から遠隔操縦式水上ロボットを使って始まり、格納容器の下部で2か所、水漏れが見つかった。
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浦 環 @Ura_Tamaki

昨日も今日も羽田空港で走り、今日はさらに上野駅で走り、いわき行き特急に飛び乗りました。目指すは福島第1原発の水に浸かった1号機トーラス室上1階北西部です。http://t.co/hhqklVIVNL

2013-11-12 20:56:26
浦 環 @Ura_Tamaki

福島一号機トーラス室上階の床に開けた穴から、私たちの「指導」を受けて開発された遠隔操縦式水上ロボットがトーラス室に入りました。観測結果は直ぐに東電が発表するでしょうからここでは控えますが、予定通りの成果をあげたと思います。大きな一歩です。次にすべきことが見えて来ました。

2013-11-13 14:22:16
浦 環 @Ura_Tamaki

トーラス室上階は低いとはいえ100μSv/h以上も線量があります。遠隔操縦機は、さらに低い線量のところで操縦すべきです。しかし、ケーブルを這わせたり、LANをつないだりのインフラがなくてできないのです。特攻隊を組織するのではなく、インフラ整備を最優先で迅速におこなうべきです。

2013-11-13 14:41:35
浦 環 @Ura_Tamaki

原子炉建屋内滞在での私の被爆量は0.08mSvでした。0.2mSvが限度と聞いていましたので、もう3倍ぐらいの時間現場に滞在できたのですが引き上げました。ロボットの撮影画像と行動をInternet経由で東京からリアルタイムで見られるようにすべきです。遠隔操縦とはそうしたものです。

2013-11-13 16:02:16
浦 環 @Ura_Tamaki

トーラス室にたまっている水は、水が動かないために透明度は悪くない。すなわち、遠隔操縦水上ロボットを使えば、水中のかなりの範囲が水面から見ることができます。技術的、操縦的に難度の高い水中ロボットは、水上ロボットで見ることのできない範囲にのみ投入すればよいのです。大きな成果です。

2013-11-13 17:11:31
浦 環 @Ura_Tamaki

これが私達の仕事の結果です。http://t.co/j2rM5EwhQEしかし、これだけでは何のことなのかが分かりにくい。

2013-11-13 22:29:04
浦 環 @Ura_Tamaki

これを確認したのは、新たに開発した遠隔操縦式水上ロボットなのです。http://t.co/TZza0g1ukl マスコミは、技術をもっと説明してほしいし、技術開発の意義を主張していただきたい。

2013-11-13 22:43:47
浦 環 @Ura_Tamaki

NHKの説明は少し分かりやすい。 http://t.co/4srELx08bP トーラス室の線量は高いのですが、ロボットの運転に全く問題がないことを強調したい。高濃度汚染水の出口の一部は発見された。これを止める対策もロボットの仕事です。

2013-11-13 22:56:04
浦 環 @Ura_Tamaki

危険な作業はロボットの仕事です。ロボットは仕事をしてこそ意義があります。私は「スペックの説明はいらない、結果を見せろ」とロボット達に言っています。今回は、遠隔操縦機ながら仕事をしました。ロボットをほめてください。@sookyeon ニュースみました。ロボットならでは、ですね!

2013-11-13 23:11:44
浦 環 @Ura_Tamaki

原子炉解体作業の第一歩は格納容器の漏れをふさぐことです。それには、どこから漏れているのかを知らなければなりません。 http://t.co/9sLi8pRa1V 最初の一歩が踏み出されたといえましょう。第二歩を踏み出すこと、それが肝心です。

2013-11-13 23:29:03
浦 環 @Ura_Tamaki

遠隔操縦式水上ロボットによるトーラス室の調査についての東電の速報は、ここにあります。穴から真下にいれるところに通路があり、そこの狭い隙間を確実にくぐらせるのが大きな課題でした。 http://t.co/XyJ1c6EEXx

2013-11-14 07:20:08
浦 環 @Ura_Tamaki

昨日、一昨日の一号機トーラス室内部の遠隔操縦式水上ロボット調査のまとめが、 http://t.co/w7er63e2oH に掲載されていますのでご覧ください。④の漏えい穴は特定されていません。ここを這い上がっていくか、その上部天井に穴を開けるのか、知恵を出しましょう。

2013-11-15 09:03:49
浦 環 @Ura_Tamaki

ロボットは1Sv/h以上の放射線に曝されて仕事をしています。オペレーター達はその1万分の1の線量であるトーラス室上階で作業をしています。過酷な環境でも働けることがロボットの甲斐性。ロボット、開発・作業の皆様、ご苦労様。時間を割き知恵をひねり出した仲間達の努力が少しは報われました。

2013-11-15 08:03:44
浦 環 @Ura_Tamaki

気中画像の右側は格納容器を支えるコンクリートの塊です。左側の茶色いのはサプレッションチェンバー(S/C)です。小便小僧のように水がでているのは http://t.co/w7er63e2oH の3Pベント管からです。滝のように出ているのは5PのS/Cの側面です。線量に注目ください。

2013-11-15 07:48:32
浦 環 @Ura_Tamaki

粉雪のように舞っているのは、放射線の影響です。画像右上の現在と書かれている数値は気中の放射線量で、これに注目ください。 続く

2013-11-15 07:40:21
浦 環 @Ura_Tamaki

東電は、13日に遠隔水上ロボットが撮影したトーラス室内の映像を公開しました。 http://t.co/KmvVTaPs4W 上はロボット前方頭部気中の映像で、パン・チルトしています。右下は、側方水中のカメラ画像、右側は前方水中のカメラ画像です。続く

2013-11-15 07:39:28
浦 環 @Ura_Tamaki

福島第1原子炉一号機トーラス室での遠隔操縦式水上ロボットの本日14日の調査結果は http://t.co/w7er63e2oH に報告されています。ご覧ください。 これにて二日間の調査を終了しました。動画も公開してもらいたい。

2013-11-14 20:24:19
浦 環 @Ura_Tamaki

14日のトーラス室の画像ではベント管がよく見えます。そこにはトーラス室内でどこまで水位が上昇したかが表面の変色の境目として示されています。

2013-11-16 08:04:39