もふと老夫婦とハンバーガー男の夕食会

もふに同行したハンさんが老夫婦と一夜限りのお話をしました。
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鹿目久憲(しか) @0sika0

@Neyo_Neko 『準備も含めて嬉しいのだから、大丈夫ですよ』おばあさんが笑いながら応えます。テーブルには彩り鮮やかな野菜が添えられた水餃子が並んびました。『これで全部なんだ、済まないね』おじいさんが申し訳なさそうに伝えます。 http://t.co/WaG8V8QW7X

2013-11-11 20:38:13
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琴茉華 音夜(コトマカ ネヨ) @Neyo_Neko

@0sika0 「いえそんな、私の方こそ急にお邪魔させて頂いているのですから・・・」とおじいさんに言ってから匂いを嗅いで「美味しそう・・・」と言葉をもらします。

2013-11-11 20:43:31
鹿目久憲(しか) @0sika0

@Neyo_Neko 『コンソメスープで煮詰めたのよ。弱火で20分程煮込んで、隠し味に塩を一つまみ入れるの』おばあさんが嬉しそうに教えます。(ホントにコレだけですw)『さぁ、食べよう』おじいさんはハンさんの様子に笑っています。もふもぐもふもぐ。もふは既に食べ始めている。

2013-11-11 21:00:51
琴茉華 音夜(コトマカ ネヨ) @Neyo_Neko

@0sika0 「なるほど・・・ それでは、いただきます」と挨拶をしてから食べ始めます。「あったかくて、美味しいです・・・」

2013-11-11 22:33:41
鹿目久憲(しか) @0sika0

@Neyo_Neko 『そうだろう?おばあさんが腕によりをかけて作ったものだからね』『ま、おじいさんったら』頬を赤らめ微笑みあう老夫婦。もぶっ。もふは水餃子を完食した!

2013-11-12 12:52:26
琴茉華 音夜(コトマカ ネヨ) @Neyo_Neko

@0sika0 「仲、よろしいんですね」と微笑みながら食べ終わります。「ごちそうさまでした」とペコリ。

2013-11-12 13:20:50
鹿目久憲(しか) @0sika0

@Neyo_Neko 『今まで、色々ありましたからねぇ…』『そうだねぇ』震える手を互いに添えて見つめ合う老夫婦。も~ぅ。もふが、カップをくわえ持ってくると、おばあさんが片付け始めます。『さて…ゾンビが怖くないか…と言っていたね』おじいさんが穏やかな表情のまま、語り始めました。

2013-11-12 17:45:11
鹿目久憲(しか) @0sika0

@0sika0 @Neyo_Neko 『当時は確かに怖ろしい存在だったが、今はそれ程怖ろしくは無くなったな…。』『もう襲われる事は無くなったしね』おばあさんがお茶を出しながら合いの手を入れます。『まあ、それもあるかな』もふはごろごろごろごろ転がっています。

2013-11-12 21:35:20
鹿目久憲(しか) @0sika0

@0sika0 @Neyo_Neko 『そんなに刺激を与えなければ…な』おじいさんはお茶をすすり、独り言の様に呟きます。おばあさんはもふのお腹をもふもふしています。※こちらはこんなトコですかね。

2013-11-12 22:15:16
琴茉華 音夜(コトマカ ネヨ) @Neyo_Neko

@0sika0 「刺激を与えなければ・・・ ですか?」と反応を示します。「例えば攻撃したり・・・ とか、ですか」

2013-11-12 23:31:56
鹿目久憲(しか) @0sika0

@Neyo_Neko 『そのものの意味だよ。不用意に近付かなけりゃ良いって事だ。ゾンビ達は脊髄反射で暴れる以外はこちらに攻撃する事はなくなったからな・・・。(茶をすすりつつ)お若いの、終末医療と言う言葉を知ってるかい?』おばあさんはもふをなで回しながらにこやかに微笑んでいます。

2013-11-13 10:51:07
琴茉華 音夜(コトマカ ネヨ) @Neyo_Neko

@0sika0 「終末医療・・・ はい、一応言葉と意味くらいならば・・・」と困惑げな調子の声で答えます。

2013-11-13 11:05:39
鹿目久憲(しか) @0sika0

@Neyo_Neko 『ふむ・・・私らはな、もうじき死ぬんだよ。』おばあさんはにこにことしています。もふぁ~。もふは床でぐでんっとのびています。

2013-11-13 11:11:43
琴茉華 音夜(コトマカ ネヨ) @Neyo_Neko

@0sika0 「え・・・」話の流れからなんとなく予感はしていたものの、実際にそう言われると呆然とします。「それ、は・・・ 病気、ということですか・・・?」

2013-11-13 11:23:40
鹿目久憲(しか) @0sika0

@Neyo_Neko 『病気・・・と言うよりは細菌、ウイルスの類に近いな。それは、おばあさんの方の専門だろうな』『いえいえ、そんなことはないですよ。拡散しない様に私たちの体に納めただけですから』

2013-11-13 12:20:41
琴茉華 音夜(コトマカ ネヨ) @Neyo_Neko

@0sika0 「細菌、ウイルス、拡散・・・?」予想もしてなかったような単語に戸惑います。

2013-11-13 12:46:05
鹿目久憲(しか) @0sika0

@Neyo_Neko 『まぁまぁ…そんなに怯えないでちょうだい。貴方には感染しないから』『…あばあさん』『あら、失礼(笑)』ウキウキと話し始めたおばあさんをおじいさんがたしなめます。おばあさんは軽く舌を出しておどけます。もふもふもふ。もふは毛繕いをしています。

2013-11-13 12:59:15
琴茉華 音夜(コトマカ ネヨ) @Neyo_Neko

@0sika0 「あ、いえ・・・ ちょっと、考えてもいなかった言葉が出てきて驚いただけなので・・・」とおじいさんとおばあさんを見ながら言います。

2013-11-13 16:55:51
鹿目久憲(しか) @0sika0

@Neyo_Neko 『まぁ、そうだろうな(笑)時に、ゾンビはなぜ人を襲うのかと思った事は無いかね?』二人とも穏やかながら真っ直ぐな眼差しでハンさんを見つめています。

2013-11-13 18:19:16
琴茉華 音夜(コトマカ ネヨ) @Neyo_Neko

@0sika0 「何故、ゾンビが人を襲うのか・・・ いえ、恥ずかしながら此処まで生き延びる事で手一杯で、考えたこともありませんでした・・・」とちょっとはずかしそうに答えます。

2013-11-13 18:43:57
鹿目久憲(しか) @0sika0

@Neyo_Neko 『ま…そうだろうな。恥ずかしがらなくて良い。私らもこの状態になるまでそこまで頭が回らなかったのだから。…彼らが人を襲う理由の一因はな、繁殖だよ。増殖と言っても良い』おじいさんがゆったりと喋ります。『細菌やウイルスのな。思うに、ゾンビはその結果なのだろう』

2013-11-13 20:20:00
琴茉華 音夜(コトマカ ネヨ) @Neyo_Neko

@0sika0 少し黙ってから「人を襲い、噛んでウイルスに感染させ、ねずみ算式に仲間を増やしてる・・・ という、ことですか?」と自分の認識が正しいのか確認をします。

2013-11-13 21:08:03
鹿目久憲(しか) @0sika0

@Neyo_Neko 『大方は合っていると思う。その仮定で行くと、それらに知性は皆無だ。故に際限無く増殖する。しかし、それはバランスが片寄っている場合だ。稀だろうが釣り合えば、共生も出来るだろう。…まだ見たことはないがね』『そう思っているのはおじいさんだけでしょ』『かもな(笑)』

2013-11-13 22:16:21
琴茉華 音夜(コトマカ ネヨ) @Neyo_Neko

@0sika0 「・・・お二人が納めているのは、それなのですか・・・?」と不安を隠せない声で問います。チラリともふさんにも視線を。

2013-11-13 23:37:23
鹿目久憲(しか) @0sika0

@Neyo_Neko 『いいえ、もうちょっと厄介なものよ』おばあさんがにっこりと笑いながら応えます。『ゾンビウイルス…と言う事にするわね。それの感染力を上回るモノなの。当初はソレを駆逐する目的で作ったのよ』もふは、おばあさんのもふもふが気持ち良かったのか、寝息をたてています。

2013-11-13 23:54:21