- greennomarimo
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「テッちゃんの手、かっこいいね」君は投げ出された僕の手を取り呟いた。「かっこいい、ですか」「たくさんのパスを通す、頑張った痕がいっぱいの努力家の手」言葉を紡ぎながら、愛し気な眼差しで僕の手を弄ぶ。「この手、好きなの」「ありがとうございます」右手に力が漲る感覚がした #黒バスプラス
2013-11-08 17:34:04たまに愛されてるのに不安になる時がある。特にその原因はないんだけど、この幸せがずっと続くのかとか真面目に考える。「和成〜!おーい!」後ろから聞こえてきた○○の声に振り返ると、ぼふんと腕に収まる小さい○○。ふわりと香る匂い。「うん、俺幸せだわ」#黒バスプラス 永遠があるんだと思った
2013-11-08 17:40:43『あぁ!きよちゃんひどい。私のプリン食べたー!』「名前かいとけよ」『1個ずつってママが買ってくれたのに…』「わりぃっ…ほれ、あーん?」『いらない!』どっちなんだよ。つか、いつまでも冷蔵庫に置いとくなよ。…『きよちゃん、やっぱちょーだい…』「え、もーねーよ」『(泣)』#黒バスプラス
2013-11-08 17:44:28勉強もスポーツもできておまけにかっこいい宮地先輩。バカで何の取柄もない自分が隣にいるのが辛くて別れたいと告げた。「俺のこと好きか?」問われて頷けば、髪をくしゃくしゃっと乱される。「俺はそんだけでいい。あとはもう何も考えんな」暖かい手とぶっきらぼうな笑顔に救われる。 #黒バスプラス
2013-11-08 17:49:25宮地さんの髪で遊ぶ。ふたつ結びは、ものすごく怒られた。『じゃーん、ハーフアッ…』あまりにも恰好よ過ぎて言葉が…。「おい、鏡よこせ…わ、なんか余計にイケメンじゃね?w」大きく頷く。「え、ちょ、そこは、なんかもっとうまくツッコミ入れろよ…」いや、だって本当なの。 #黒バスプラス
2013-11-08 17:50:40バストアップのための運動を実践する。なんか意外と疲れる。「さっきから、なにしてんの?」『秘密の特訓です』と誤魔化す。「秘密かよw」そりぁ、秘密だよ。効果が出る頃に教えてあげる。あなたの目にも、身体にも。 #黒バスプラス「なに、ニヤついてんだよ。怪しい」おっと、バレては、いけない
2013-11-08 17:58:51「欲しいものある?」彼にそう尋ねれば、三白眼をさらに丸くした。「え?」「今日光樹誕生日でしょ?」「知ってたの?」「さっき知った」彼は私の言葉にそっか、と静かに笑うと悩むように視線を巡らせた。「…なんでもいいの?」「高い物とかはダメ」「じゃあ、」#黒バスプラス 唇に、優しいキスを。
2013-11-08 17:59:07高尾ちゃんとショッピング。「ねえ、どう?」マネキンが被る帽子にひょいっ、と手を伸ばして小首傾げる高尾ちゃん。めちゃくちゃかっこよく似合ってるけど悔しいから何も言わずに黙ってた。次の瞬間、ふわっと頭に被さったそれ。「うん、お前も似合うわ!」悪戯っぽく笑って #黒バスプラス
2013-11-08 18:03:29「友達でいようかと思ったけど、やっぱり無理だわ」高尾くんは苦笑して私の手を握った。「…なぁ、『好き』っていっていいか?」なんて、そんな辛そうな顔で。「…『嫌だ』っていったらどうするの?」「そしたら、」#黒バスプラス 彼はにやりと笑うと、私の唇にキスを落とした。「奪っちゃえばいい」
2013-11-08 18:08:42記念日だから、今日はご馳走〜って外に出たのはいいけど、「あ、いいにおい!」こいつが足をとめたのはラーメン屋。「ラーメンかよ」「だめ?」「だめじゃねぇけど…」「ならいいじゃん」おれの手をひく小さな手。指輪を渡すには場違い過ぎる。 #黒バスプラス
2013-11-08 18:16:25友だち関係から恋人なって数日高尾君はどこかよそよそしい。私に何か非があるのかもしれない。高尾君!「〇〇どうした?」私に悪いとこがあったら言ってね?「悪いとこ?ない…いや、あったわ!」教えて!高尾君のために直すから「それ」え?「俺を苗字じゃなくて名前を呼んで…ほしい」 #高尾プラス
2013-11-08 18:17:51思い切ってばっさりおねがいします!!!と宣言すると、美容師高尾さんがきょとん。せっかく綺麗に伸ばしてたのに、切っちゃうの?と首をかしげつつ、準備してくれる。失恋したんですーとからから笑えば、へー、と興味なさげな返事。でもやっぱり指先は優しくて、少し泣きそう。 #黒バスプラス
2013-11-08 18:25:57「昨日番組見たかよ!あんなかわいい衣装で踊るとか俺を萌死にさせる気かってんだよ」そうね~「…おい、言葉にやる気が感じねーぞ!」はいはい、ごめんなさい「お前悔しくねーのかよ!俺がこんなに興奮してるんだぞ?」いつものことでしょ?「そうだけどよ…」少しは嫉妬して欲しい宮地 #宮地プラス
2013-11-08 18:27:46幼馴染の清志の部屋でご飯まで暇潰し。けど雑誌に夢中な彼は何を言っても生返事。聞いてないのをいい事に小声で好きって呟いてみた。「はいはい...へっ!?」彼の手から雑誌が滑り落ちた #黒バスプラス 「えっ?はっ?おまっ今何て!?」驚きながらもどこか嬉しそうな彼の表情に少しだけ期待。
2013-11-08 18:41:55へー、ってどうでもよさそうな返事だったのに、うーんと悩む素振りをみせてからよし!とひとり頷く高尾さん。「じゃ、髪と一緒に辛かった思い出も切り取っちゃおっか!だーいじょうぶ、この高尾ちゃんに任せなさい!もっともっと可愛くしてやるから!」っていつもの笑顔で。 #黒バスプラス
2013-11-08 18:42:30【大坪】「泰介って、パパみたいだよね」休憩中珍しく話しかけてきたと思えば…『いくらなんでも、パパはないんじゃないか?』「ごめん。キャプテンの泰介は、一家の大黒柱だなぁって思ったから」『それじゃ、○○は、バスケ部のママって事だな』そう返せば、真っ赤な顔で俯いて #黒バスプラス
2013-11-08 18:49:12夕方の風にすっかり冷やされた身体。「あれ、」背後から聞きなれた声に名前を呼ばれて振り返ると、やっぱりそこには「伊月」「お疲れ」「伊月も」部活終わりなのかジャージ姿の片恋相手。寒いね、なんて会話しながら #黒バスプラス その笑顔が、その声が、私を暖めていくなんて彼は知らない
2013-11-08 19:06:31笑ってさりげなくいつも通りに…よし!『フリおはよ!噂の片思いの子には祝ってもらえた?』「おはよーまだなんだよね」『そっかーまぁ16歳おめでとう!早く祝ってもらえるといいね』「うん、ありがと!」普通にできてたよね? #黒バスプラス 『黒子く~ん(泣』「見てましたよ。頑張りましたね」
2013-11-08 19:10:10自主練終わりの帰り道。最近すっかり寒くなったな、そう思っていたら「あれ」見覚えのある後ろ姿、名前を呼んだら彼女が振り向いた。ふわりとした笑顔。並んで歩く、偶然の幸せ #黒バスプラス 彼女が俺のものになればいいのに
2013-11-08 19:11:52帰りの電車。車内の温度が心地良くてついつい船を漕ぐ。こくこく、こつん。隣に座る木吉先輩の肩にぶつかりハッと目が覚める。「あ、すみませ…「いいから、寝てな」その声を聴きながらまた微睡みの中へ。 #黒バスプラス
2013-11-08 19:19:26むっくん、最近寒いよねー「うん、東京とかまだこの時期ここまで寒くなかったし。俺に喧嘩売ってるよこれ」そうなんだ?私は生まれ育ったところここだからよくわかんないなー「あーもう最悪だし」でもね、むっくんの萌え袖可愛いよ?「それ俺に向かって言っても褒めてないからね」 #黒バスプラス
2013-11-08 19:20:37「鉄平なんでブラック飲めないの?」「苦いのだめなんだよ」「ふぅん…じゃあさ…」彼女の目が悪戯っぽくきらめき、押し付けられる唇。舌で俺の唇をこじ開け流れ込んできた液体。喉を通るそれはやっぱり苦くて。「あまい?」「おまえなぁ………」 #黒バスプラス
2013-11-08 19:27:41今吉と青峰の奪い合い。そうやなあ、一年同士仲ええのはええことやけど、「のう青峰」青峰の肩に腕をかけて、耳元で妖しく囁く。「ちんたらしとると、取ってまうで」まあ、そこで引き下がる奴やないんやけど。「ちんたらしてんのは、そっちじゃねぇの、今吉サン」一年が、言うやないの。#黒バスプラス
2013-11-08 19:31:22深夜の長電話。眠れない時に付き合ってくれるのはいつも高尾くんで「真ちゃんが、」って緑間くんの話で毎回笑わせてくれる。そんな高尾くんが「あのさ、俺、」なんて珍しく自分の話をするのかと思えば「お前のこと好きなんだけど」って… #黒バスプラス #高尾プラス 2人の関係が変わる午前2時
2013-11-08 19:32:31風が寒い。マフラーを忘れた今朝の自分をうらめしく思いつつ、やっとたどり着いたのは、彼が待つ暖かい家。#黒バスプラス 「鉄平、ただいま!」『おかえり、首寒そうだな』「マフラー置いていっちゃった」『そうか。ほらあったかいか?』彼の暖かく逞しい腕に包んでもらえるなら、忘れ物も悪くない。
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