亡命華人政治評論家・陳破空の三中全会評価を福島香織が紹介

福島香織「なぜ中国は台湾を…」発売中！ @kaori0516kaori

きょう、ニューヨークから来日中の亡命華人政治評論家、陳破空とお茶して、三中全会について意見交換。彼は労働教養所で虐待されていたのをアムネスティによって救われたのだが、「労働教養所、廃止で朗報だね！」というと

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「別に朗報じゃないよ。それに代わる社会矯正制度みたいな新しいシステムつくるって書いているじゃん」と。労働教養所は全国に何百カ所もあって何十万人もの人が収容されているから、その人たちが消滅するわけじゃないもんな。

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あと、コミュニケと決定がここまで乖離したことは、過去の三中全会にもなかったそうだ。あとコミュニケ発表と決定発表は１週間あけるのが通例だったのに、今年は３日後に決定をだした。慌てて出した、という感じ。あと決定の起草責任者に李克強が入っていないのはどういうわけか、と陳破空が指摘。

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陳さんが、コミュニケが中身あっさりだったのは、既得権益層の反発を和らげるためであったが、株価が暴落したので、慌てて決定を発表したのだろう、という。また決定起草に李克強が関われなかったのは、「改革ブランド」が評判いいので、李克強のものにしたくなかった。習近平の改革ブランドにしたい

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と、すると習近平が改革に転じることはあるのか。陳破空は、江沢民が死去したあと、そうなる可能性はまだある、というのだが。さてさて、どうだろう。まあ、改革やるにしろ、社会主義回帰にしろ、政治家としての能力がないとできないのだが。

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陳破空が、私と対談本だそうよ、といっていたが、ご興味のある出版社の方、よかったら連絡ください。まあ、米国の石平さんみたいな存在だ。彼も月末に扶桑社から新書出します。この本がヒットしたら、対談本も夢でなくなる？ http://t.co/mhJZOwu8wE