さわベス2013

語夢万里文庫　チーム＜でがらし＞ @DEGARASHIs

続いては、さわベス２０１３文庫部門のランキングです。

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さわベス２０１３文庫部門第十位「かなりや」穂高明　ポプラ社　弘海と祖父の大和尚さんは、「あっちの世界」に行きかける人を連れ戻している。止まった時間が再び動き始めるまでを綴る連作短篇集。東北の町を舞台に、人生につまずいてしまった人たちが再び歩き始める姿を描く、凛としたやさしい物語。

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さわベス２０１３文庫部門第九位「星町の物語　奇妙で不思議な４０の風景」太田忠司　ＰＨＰ研究所　星町で暮らす人々のおかしくて奇妙な物語を４０篇収録したファンタスティックで可笑しくてほろ苦くて、ちょっぴり怖い、ショートショート集。

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さわベス２０１３文庫部門第八位「血の轍」相場英雄　幻冬舎　妻の不倫現場を凝視させられながら、公安捜査員として鍛えられる男。公安部の差し金によって最愛の娘を失った恨みを胸に、刑事部に生きる男。警視庁上層部をも巻き込む大事件を巡り、嘗ての盟友は再び相まみえる。正義となんだろうか？

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さわベス２０１３文庫部門第七位「唱歌・童謡ものがたり」読売新聞社　岩波書店　長く愛唱されてきた歌はどのように生まれ、時代の波にどのように洗われてきたか。作詞者、作曲者にはどんな人生のドラマがあったか。誕生の地、ゆかりの地を全国に訪ね、胸にしみる数々の逸話を掘り起こす。

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さわベス２０１３文庫部門第六位「早雲の軍配者上・下」富樫倫太郎中央公論新社　若き日の山本勘助らと机を並べながら兵法・占術・陰陽道・医術・観天望気・軍陣の作法など、戦国大名のブレーン「軍配者」に必須の学問を修めた小太郎は、やがて戦場で友たちと再会する。新感覚戦国青春群像劇の決定版。

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さわベス２０１３文庫部門第五位「ハルさん」藤野恵美　東京創元社　結婚式の日、ハルさんは思い出す、娘の成長を柔らかく彩った五つの謎を。ハルさんのためにいつも謎を解き明かしてくれるのは、天国にいる奥さんの瑠璃子さんだった。頼りない人形作家の父と、日々成長する娘の姿を優しく綴った物語。

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さわベス２０１３文庫部門第四位「あの日にかえりたい」乾ルカ　実業之日本社　「あの日にかえりたい」。車いすの老人が語った言葉の真意とは…。北の大地で「あの日」に帰る人びと、「あの日」からやって来る人びと。気鋭の著者による、時空を超えた奇跡と希望を描いた６編を収録した傑作です。

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さわベス２０１３文庫部門第三位「本所おけら長屋」畠山健二　ＰＨＰ研究所　ひと癖ある住人が入り乱れ毎日がお祭り騒ぎ。そこに、わけあり浪人の島田鉄斎がやってくる。貧しいくせにお節介、そそっかしいけど情に厚い。そんな庶民が織りなす、江戸落語さながらの笑いと情緒にあふれる連作時代小説。

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さわベス２０１３文庫部門第二位「こなもん屋うま子」田中啓文　実情之日本社　お好み焼き、たこ焼き、うどん、ピザ、豚まん。大阪名物「こなもん屋」のおばはんが、謎のレシピでお悩み解決。読んだら無性に食べたくなる、やみつき必至の爆笑Ｂ級グルメ・ミステリー。

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さわベス２０１３文庫部門第一位「ふるさと銀河線　軌道春秋」高田郁　双葉社　ふるさとへの愛と、夢への思いの間で揺れ動く少女が主人公の表題作をはじめ、遠い遠い先にある幸福を信じ、苦難のなかで真の生き方を追い求める人びとの姿を、美しい列車の風景を織りこみながら描いた感動的な9編を収録。

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さわベス文庫1位「ふるさと銀河線」 デビュー作「出世花」代表作「みをつくし料理帖」シリーズをはじめとした高田作品は、なぜこれほどまでに多くの人の心に刺さるのか！その答えが本書にあります。時代ものだからと読むのをためらっていた方もご安心ください！本書は、著者初の現代小説です。

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さわベス文庫1位「ふるさと銀河線」 高田さんは作家としてデビューするまで漫画原作の仕事をされていました。深沢かすみさんという漫画家さんが１９９０年から２００４年にかけてコミック誌「ＹＯＵ」に「軌道春秋」という漫画を連載していました。その原作を書いていたのが高田郁さんなのです。

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さわベス文庫1位「ふるさと銀河線」 その原作を小説化したものが本書です。今から１４年前に紡いだ物語が、時を経てぼくらの手元に届きました。驚くべきは１４年前から高田郁さんは一切のぶれがないという事。「出世花」のお縁「みをつくし料理帖」のお澪を通じて高田さんが伝えたかったものとは。

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ふう疲れた。そんな感じで、さわだけんじベスト略して「さわベス2013」の発表を終わります。ご清聴ありがとうございました……ん？間違いました。さわや書店おすすめ年間ベスト略して「さわベス2013」でした。訂正してお詫び申し上げます。ありがとうございました。あ、タイガースつながり！！