勉強会/研究会

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竹村 豊 @ytktkmr

小児疾患研究会。特別講演「小児感染症;髄膜炎、脳炎、脳症」髄液中チトクロームCの計測はアポトーシスを反映し予後、後遺症判定に有効⇒痙攣重積型(二相性神経症状を呈する脳症)の判定にも。 ◎インフルエンザ等の感染症⇒FS⇒急性脳症は基本的に繋がる病態ではないか。

2010-10-16 17:30:50
竹村 豊 @ytktkmr

小児疾患研究会。特別講演「小児感染症;髄膜炎、脳炎、脳症」熱性痙攣でも髄液からウイルス分離(血管透過性亢進による?)、冬はインフルエンザ、夏はエンテロ。この時にはサイトカイン上昇なし。 脳症。発症時は高サイトカイン血症が起こり重症度と相関⇒血管内皮細胞のアポトーシスが生じる。

2010-10-16 17:24:19
竹村 豊 @ytktkmr

小児疾患研究会。特別講演「小児感染症;髄膜炎、脳炎、脳症」無菌性髄膜炎はほぼウイルス感染症、中でもエンテロウイルス。本邦ではムンプスも。髄液中炎症性サイトカインは1週間で低下。髄液細胞数増加を捉えられない髄膜炎(=髄膜症)があり、サイトカインは増加。

2010-10-16 17:08:33
竹村 豊 @ytktkmr

小児疾患研究会。「夜尿症」多尿型、混合型にはデスモプレシン。その他は抗コリン薬、アラーム療法。有効率は長期になれば上がる。多尿型で治療の有効率高く80%を超える。全体では半分程度。残尿との関連はない?高Ca尿症との関連あり(特に多尿型)⇒予後もよい?

2010-10-16 16:38:38
竹村 豊 @ytktkmr

小児疾患研究会。「夜尿症」5歳すぎて週2回以上、3か月以上持続。小学校就学時5〜10%。多尿型、膀胱型、混合型。生活指導▷起こさず、あせらず、怒らず。水分摂取工夫、排尿抑制訓練、短期宿泊等では夜起こすなど、治療▷薬物療法(デスモプレシン、抗コリン薬)、アラーム療法等。遺伝性あり?

2010-10-16 16:21:17
竹村 豊 @ytktkmr

小児疾患研究会。特別講演「小児感染症;髄膜炎、脳炎、脳症」SSPE: 感染⇒2-10年の潜伏期⇒発症すると数年で死亡に。細胞-細胞感染。早期のリバビリン脳室内投与による有効性に期待。

2010-10-16 17:52:18
竹村 豊 @ytktkmr

小児疾患研究会。「Freeman-Sheldon症候群」口笛顔貌、遠位関節拘縮などの特徴的外観を持ち哺乳不良などを伴う遺伝子異常に基づく疾患。運動療法等必要。「乳児虐待」昨今社会問題になっているがその側面が医療機関で見つかることも。見て見ぬふりをしない、地域でのサポート要。

2010-10-16 16:01:32
竹村 豊 @ytktkmr

小児疾患研究会。「巨大腹腔内嚢胞の切除例」偶発的に見つかった肝発生の巨大嚢胞。腹腔鏡(下開窓術)による診断、治療が有効。「TLSILA(虫垂炎に対する1つの創での腹腔鏡手術)」臍下の小さな手術創のみで可能。「抗IL-6療法 (トシリズマブ)が著効した多関節型JIA症例」

2010-10-16 15:42:12
竹村 豊 @ytktkmr

小児疾患研究会。「マイコプラズマ抗体価が高値であった無菌性髄膜炎」マイコプラズマ肺外病変も注意必要。「声門下血管腫により先天性喘鳴を呈した新生児」稀な疾患。全麻下での気管ファイバーが必要。気道確保後の経過観察が第一選択。治療としてはステロイド全身投与、重症例では手術。

2010-10-16 15:07:41
竹村 豊 @ytktkmr

午前病棟回診を終え、午後から地域の小児科疾患研究会に参加。症例発表がつづく。初めは化膿性リンパ節炎と当初診断されたが最終的に悪性リンパ腫と診断された症例。経過が思わしくない場合にはフォローが大切。

2010-10-16 14:54:42
竹村 豊 @ytktkmr

胸部X線ミニ講義。シルエットサインは異なる濃度のものが隣り合う事でできる(コップの中と外の指ではX線でのうつり方が空気が挟まり異なる)、pancake lung:上葉の肺炎無気肺で心陰影消失、傍椎体線とのつながりで後縦隔腫瘍と胸腺の鑑別。

2010-10-02 16:28:52