【2/25更新】柿谷先生の山Pに関するつぶやきまとめ

柿谷浩一(kaki) @prince9093

【立体図④】 主題歌と時間。 サマーヌードは、真心ブラザースの原曲(1995)を山下智久がカバー、リニューアル。 半沢は、特になし。 womanは、2010年代これからのロックバンドの新曲。 #サマーヌード #半沢 #woman

柿谷浩一(kaki) @prince9093

【立体図④】 womanが、〈どう〉生きたかという問いを追いかけているとすれば、 サマーヌードは〈誰と〉生きていくかを、深く問う。 半沢は、〈何のため〉にだろうな。 ３つとも大変だ。 #woman #サマーヌード #半沢

柿谷浩一(kaki) @prince9093

【サマーヌード⑥再放送】 よく分からないが、幾つかの〈何か〉が確かに心をくすぐった、大事な一回だった。だから呟けずにいた。再放送で見返し、色々発見があった。 単純なすれ違いに見えて、複雑な人間と感情の網の目…再び見て、こんなに見方が変わるドラマも珍しい。 #サマーヌード

柿谷浩一(kaki) @prince9093

【サマーヌード⑥再放送】香澄との再会で朝日は「おめでとう。幸せになれよ」と言う。ハナエへの最終試験だと説明するが、あまりにもサラっとしている。ハナエにフラれる場面でもそうだ。光もハナエに言動を乱さない。 二人の「男」に〈感情の爆発〉がまだなかった。朝日は今も… #サマーヌード

柿谷浩一(kaki) @prince9093

【サマーヌード⑥再放送】ハナエ「私と朝日の関係は、香澄が朝日の前に現れないことで成り立っていた」 これは王道の恋愛・リア充ドラマのように生易しい一言ではない。危険極まりない。これを聞いている夏希は〈現れないこと〉を選んだ。一瞬にして言葉は夏希を深く傷つけたのだ… #サマーヌード

柿谷浩一(kaki) @prince9093

【サマーヌード】大変なことになってきた。プロット(物語の仕掛け)で、予想を裏切るのはよくある。だが、このドラマは王道の恋愛ストーリーを作りながら、〈失恋〉という定義自体を壊してみせているようだ。独特に。山下智久だけでなく、出演者みんなで。よーく考えてみたい。いま誰が一番苦しいか。

柿谷浩一(kaki) @prince9093

【サマーヌード】 どっか、朝井リョウ原作・映画「桐島、部活やめるってよ」に似てる温度がある気がしたなぁ…。いまの若者にズシンと響く、必ずしも否定的ではない、コミュニケーションのズレに対する世界観みたいな何かが。 ドラマが好き過ぎて深読みしすぎかもなぁ…。 #サマーヌード

柿谷浩一(kaki) @prince9093

どの講義でも言ったけど、しつこいよ！と言われてもいうぞ。 サマーヌードは、ただのリア充ドラマではありません！ 今からでもいいから、観るべき。何かが足りないのだ、このドラマには。私たちが当たり前だと思っている何かが…。この読みが正しいかは展開次第だ。

柿谷浩一(kaki) @prince9093

【サマーヌード】 待てよ、待てよ。 恋愛が、物語の深いところで、友情にひび割れをお越してはいないか。大丈夫か。 いや、その前に、ドラマでそもそも「友達」「友人」って言葉・概念は、どこ(か)で登場してたっけ？ #サマーヌード

柿谷浩一(kaki) @prince9093

テレビ時評とは違う、解釈や特長にふれた「ドラマ時評」的文章がもっとあってもいい。 私なら 「この夏はサマーヌードを追いかけて――脱ぐのは服じゃない、見せるのは肌じゃない」 「womanの声は幾つある？」 を書く。 そのうち書こう。 #サマーヌード #woman

柿谷浩一(kaki) @prince9093

今期(あえて言えば3.11以後)のドラマは何らかの〈ズレ〉が、単に興味をひき、物語を動かす仕掛けでなく、希望や肯定で使われている気がする。 womanは、忘れ物やお土産…うまく届かない。 サマーヌードは、言葉と行動、特に表情…みな伝わり切らない。 #woman #サマーヌード

柿谷浩一(kaki) @prince9093

womanは当初、社会派ドラマとよく言われてた。だが、少なくともいまの時点ではどうだろう。間違ってはないが正解という気もしない。 サマーヌードが、単純なリア充ドラマでないように、 ドラマがドラマを新しくする、そんな大事なクールのように思う…。 #woman #サマーヌード

柿谷浩一(kaki) @prince9093

【プロポーズ大作戦③】数年前の私は何を見てたんだろう… この回は〈消す〉がテーマだったのね。山下智久の告白を消すのが、藤木直人で、彼の恋愛原理を解く数式を長澤まさみが消す。消去は否定ではない。未来を書き込む余白を生む。誰が最後に書き込む位置に立ちえたかが大事だった。

柿谷浩一(kaki) @prince9093

【プロポーズ大作戦⑦】サマーヌードと同じ脚本家の作品のため、数年ぶりに見返してる。夏休みと花火の回でした。 礼(長澤まさみ)を長年想う健(山下智久) 「くそー海にでも行ってたら最高のシチュエーションで告白できるのに」 ↓ サマーヌードの〈すれ違う恋〉の浜辺へ。 #サマーヌード

柿谷浩一(kaki) @prince9093

【プロポーズ大作戦⑦】 運命とは、どうしてこんなに切なくできているのだろう。 人が幸せになりたいと願う時、どうして誰かが悲しまなければならないのだろう。 サマーヌードのいまの出口の見えない状況を、予言するかのような言葉たち…。 #サマーヌード

柿谷浩一(kaki) @prince9093

【サマーヌード】 雑誌『ドラマ』に掲載された第3話までのシナリオを読む、読む、ひたすら読む。映像では気づかなかったことや見逃していたことが幾つもあった。授業で、文章で、セミナー(？)で考えたい。 #サマーヌード

柿谷浩一(kaki) @prince9093

【サマーヌード】 フジファ「若者のすべて」の解釈の場面。〈再会〉だけが問題ではなかった。二人とも「偶然の再会」の歌と捉えているのが面白い。歌詞の「ないかな ないよな きっとね いないよな」には、偶然を越えた〈運命〉が潜んでいる。でも二人はまだそこを見ていないよう… #サマーヌード

柿谷浩一(kaki) @prince9093

【サマーヌード】 そして、凄いのは、 香澄との記憶から、現実に戻る正にその瞬間、 歌詞が「『運命』なんて便利なものでぼんやりさせて」に差し掛かり、「ぼんやり」から鮮明に聞こえ出す。 〈運命〉の言葉を、二人の回想シーンに閉じ込めるように曲が流れる。 #サマーヌード

柿谷浩一(kaki) @prince9093

【サマーヌード】 シナリオでは 「都内を走る車。運転している香澄、カーステレオから流れる『若者のすべて』に合わせて歌っている」 とあるが、 実際は、東京タワー前を走るタクシー後部座席でラジオの曲に呟きながら、空を見上げる香澄。こっちの方が好きだな。 #サマーヌード