【アイマスGS】梓と千速のある日の風景【BL注意】

深夜にあふれた妄想がそこそこの量だったので纏めてみた。
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トゲP CERO-Z @togetogeP

ふぐりさんが梓さん梓さんというから、脳内で梓さん妄想が展開されるなど。

2010-10-18 01:52:58
トゲP CERO-Z @togetogeP

今日は遅くなるかもと言われたが家で待つ千速君、時刻は午前0時を回ったところ。普段は仕事でもなければ22時にはねるので少し眠い。寝ようか寝るまいかと悩んでいるとドアから鍵の開く音がした。 梓「あれ?起きてたんですね」 千速「ええ、ちょっとなんだか眠れなくて」

2010-10-18 02:09:12
トゲP CERO-Z @togetogeP

帰りを待ってたとは素直に言えないので嘘を付いた。 千速「水、用意しますね」 それに今日の梓さんは少し酒臭い。 ──梓さんは酒癖が悪い。プロデューサーや朱雀さんに言わせれば甘え上戸だとかいうものなのだとか。 梓「千速くん、好きですよー」 千速「っ!」 後ろからいきなり抱きしめられる

2010-10-18 02:16:17
トゲP CERO-Z @togetogeP

ガシャン!── びっくりして思わずコップを落す。 千速「あ、梓さん、ふざけないでください!」 振りほどこうとするも解けない。 梓「いや、なんだか寂しそうな顔をしてたので、つい」 "つい"で毎回、抱きしめられては困る。 梓「お水」 千速「はい?」 

2010-10-18 02:22:37
トゲP CERO-Z @togetogeP

梓「ちょっと、気持ち悪くなってきました」 別のコップを手に取り、水を汲む。背中に梓さんが居るので動きづらい。 千速「梓さん、そろそろ離れてくれませんか、そのままだと水も飲めないですよ」 梓「飲ませてください」 千速「はい?」 梓「水を飲まないと動けそうもないので飲ませてください」

2010-10-18 02:26:42
トゲP CERO-Z @togetogeP

素っ頓狂な事を梓さんは言う。 自分も酔えばこんな風になるのだろうか。 ちらりと横目に梓さんの顔を見るとニヤニヤしてた。この酔っ払いが…… 千速「ずっと、このままで居る気ですか?もう……」 梓「あー、それもいいかも知れませんね」 ドキッっとした。顔が熱くなり、鼓動が早まる。

2010-10-18 02:32:10
トゲP CERO-Z @togetogeP

きっと、この鼓動も顔の熱さも伝わっているだろう。 それを考えると増々顔が熱くなった。 梓「千速くん、どうしました」 顔を見なくてもニヤニヤしてるのがわかる。 千速「あーもう!これだから酔っぱらいは!」 梓さんを振りほどいて寝室に逃げた。これ以上、ココに居たら死ぬ。恥ずかしくて死ぬ

2010-10-18 02:39:54
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─朝  梓「千速くん、朝ですよ。起きてください」 千速「ん……あ、梓さん?」 目覚まし時計は?と思ったが昨日はセットしないで寝てしまった事を思い出す。同時に昨日の夜の事も思い出す。 千速「おはよう……ございます」 梓「おはようございます、朝ごはんの支度はできてますよ」

2010-10-18 02:45:52
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朝食を終えて、食器を洗う、食事の用意は梓さんだったから自分が洗い物。梓さんの顔を見なくてすむので気が楽だった。 だが── 梓「あの、千速君」 向こうからやってきた。 千速「な、なんですか?」 顔が熱くなってくる。 梓「あの、昨日、僕何かしました?」 千速「あ……」

2010-10-18 02:52:20
トゲP CERO-Z @togetogeP

そうだ、そういえば。梓さんはあそこまで酔ってると行動を憶えてないんた。 久々だったのですっかり忘れていた。 梓「何か避けてますよね?」 千速「いえ、大したことじゃないです」 個人的には大した事だったが。 梓「そう、ですか」 千速「ええ、次から記憶を無くすほど飲まないでくださいね」

2010-10-18 02:56:20
トゲP CERO-Z @togetogeP

梓「でも、社長さんと朱雀さんが……」 千速「でもじゃありません!」 梓さんが笑う。自分も笑う。いつもの感じだ。良かった。 梓「あー、でも良かった」 千速「はい?」 梓「好きな人に自分の知らないところで嫌われるのは嫌ですから」 千速「……」 参った、朝から死にそうだ。 終

2010-10-18 02:59:53