井戸川克隆さん 講演 "私が東電取締役の責任追及に加わった理由" プチまとめ

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12月 19日 井戸川克隆さん 講演 http://t.co/IUxHQHAAj1

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「私の 20歳前の 心境、ある 状況に なれば 原発事故は 必ず 起きる。 それは 技術の 伝承が 途切れること。 ペーパーテストで やったことに していないか。 東電は 技術者を 育てているのか。(井戸川克隆さん)

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「東電本店と 現場との 乖離を 実感。 経営者は 現場を 知らない。 荒木、南社長のとき 方針を 変換し、定期検査の 時間短縮を 奨励。(井戸川克隆さん)

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「原発が あるから 豊かだと いわれる。 双葉町を 通る 道路は 常磐自動車道のみ、高速道路は なく、上野駅から 3時間半 かかる 常磐線の 整備も 不十分。 町には ごく 普通の 施設しか ない。(井戸川克隆さん)

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「民間が 経営する 双葉バラ園、手入れが 行き届いていたが、いまは 枯れてしまった。 日本でも 有数の 海水浴場には 誰も いない。(井戸川克隆さん)

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「1 から 6号機の 建設費用は 総額で 5,020億円。 今は 不良債権化し、そこに 国民の 税金が 使われている。 安全を 怠った 欠陥経営陣の 責任。(井戸川克隆さん)

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「前の 町長のとき 計画された 7、8号機の 増設、福島県は 積極的でなく、そのとき 町の つくった スローガンが「原子力 明るい 未来の エネルギー」だった。(井戸川克隆さん)

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「騎西高校に 避難した 住民の 間にも 分断は 起きている。 常に まわりの 人に 頭を 下げ、言葉使いに 注意し、自分を 抑えて 生活しなければ ならない。 町に 住んでいたときと 違って、口と ハラは 別に なってしまった。(井戸川克隆さん)

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「双葉町は なくせない。 別の 地に 移すことは できない。(井戸川克隆さん)

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「双葉町で 東電に 逆らえば 職を 失うことも あった。 以前は 東電の ユニフォームを 着ていると、居酒屋の 飲み代が タダになった、町長に なってからは 止めさせたが。(井戸川克隆さん)

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「安全協定に もとづくトラブルの 報告は 毎日のように ある。 A4 用紙で 10 センチの 厚さに なることも。 東電の 経営者は 危機管理が できていない。 緘口令が ひどく、情報公開の なされないことが 事故に つながる。(井戸川克隆さん)

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「新潟地震の 後、東電管内の すべての 原発が 停止した。 組合大会で トラブル隠しは しないと 宣言したが、地震対策には 津波防護の 説明は なかった。(井戸川克隆さん)

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「東電本店は 必要な 投資を しない。 5、6号機と 4号機の 非常用電源の ループ工事、現場からの 要求だったが、経営陣は させなかった。(井戸川克隆さん)

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「福島県、大熊、双葉 両町と 東電の 三社安全協定、周辺地域の 安全確認、関係法令の 順守、自治体首長による 立入検査など。「損害賠償は 誠意をもって 保証する」との 文言も。(井戸川克隆さん)

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「双葉町が 外部の 業者に 依頼し、独自に 作成した 放射能汚染マップ、プルトニウムや ストロンチウムも 確認されている。(井戸川克隆さん)

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「野田首相による 事故収束宣言、その 翌年の 3月 7日、福島第一原発の 立入検査に 入る。 所長と 小森常務に 検査調書 作成の 有無を 質問、彼らは 調書は 作成できていないことを 明言した。 あの 事故収束宣言は 実態の ないものだった。(井戸川克隆さん)

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「今、原子力規制委員会は 年間 20ミリシーベルトの 基準を 住民に 強要しようとしているが、もし 認めれば、これが 前例となり、将来に 禍根を 残すことになる。(井戸川克隆さん)

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「最後に いっておきたい。 今度の 事故で 強く 感じた それは「日本の 恥、資本主義は 民主主義に 非ず」(井戸川克隆さん)