アニメカイジのルーツを追え！出崎氏の死を乗り越え前へ進んだ高屋敷英夫氏の家なき子演出

まきもgpfb @makimogpfb

立木ナレ「荒い戦略だった！」の確認のためカイジ1期20話を見てたら脚本が高屋敷氏じゃないかw（「家なき子」は脚本ではなく演出だけど） カイジ20話最後の立木「死んでいった仲間のためにも、命を…！」は家なき子の高屋敷氏演出回での宇野「仲間の死は悲しいけれど、前へ進め」が生かされてる

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今日の家なき子36は竹内啓雄氏演出で出崎色濃厚。ショッキング・シリアスシーンで単色画面になる（典型的なのはジョーの金竜飛の壮絶な過去）のはマッドハウス的演出として今も生かされてるし、鏡に映るキャラを動かす演出も出崎氏自ら原画に抜擢した川尻善昭氏が、カイジ破戒録で披露している

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前ツイ補足：カイジ破戒録での川尻善昭氏の「鏡演出」は11話、トイレで沼第1戦でカイジがおっちゃんに撤退を迫るシーン。カイジは今の不利な現状が見えるためカイジは鏡に自分を映しながら喋る。家なき子は音楽の先生に振り回されるレミ達を鏡が客観視するように、鏡に映った状態で作画が進行する

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今日の家なき子は高屋敷氏演出だった。事前に当たった！ 以下カイジへのルーツ 多彩で大人数のモブの中目立つゲスト→佐藤雄三氏へ 奥行きがあるモブ→川村賢一氏へ 高低差を使った立体把握→川尻善昭氏へ イカサマに泣く イカサマを指摘するおじさん→小田切班長 意味深なランプ→賭場のランプ

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ちなみに家なき子の時代は川尻善昭氏は出崎氏門下の若手原画マン、佐藤雄三氏（カイジ監督）、川村賢一氏は子供だったか生まれてないかも。やっぱ出崎氏遺伝は強力？ あと高屋敷氏演出は心情に合わせランプの数や構図が変化する。カイジでは賭場のランプやカジノのシャンデリア演出に引き継がれている

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今日の家なき子39は高屋敷氏演出。また事前に当たったw以下カイジへのルーツ 突然の訪問者→遠藤さん 杖をつくジェロームの歩き方→杖をつく会長 斜め上下を暗くしたり丸くスポットを当てる→カイジでも頻出 金を巡る醜悪な争い→カイジ咆哮「醜く浅ましく這いまわっている」 （続く）

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（続き）家なき子39高屋敷氏演出のカイジへのルーツ セリフの合間にすすり上げるレミの泣き方→2期最終回のカイジの泣き方 斜め上からシャンデリアを映す→Eカード部屋、カジノでも同じような構図 野原でリーズとイチャつく→カイジ2期ED ジェロームの金欲のせいで人生滅茶苦茶→遠藤さん

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ちなみに、家なき子では竹内回、高屋敷回、さきまくら（出崎）回でも水面に映るキャラを動かす演出が頻出するが、劇まどマギでも使用された

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家なき子の竹内演出と高屋敷演出の見分けだけど、 竹内回はザ・出崎、もしかしたら出崎よりも出崎的、ワイルド 高屋敷回はそんなに劇画調でなくモブ含め義理人情に厚い。 39話でも自分でなく他人の幸せを願うバルブランママ、レミ、マチヤ、リーズが描かれた→ド根性ガエルやカイジへ生かされてる

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今日の家なき子41は高屋敷氏演出、また的中w 以下カイジへのルーツ モブが多彩、いい人 出港する船→エスポワール 荒波の演出→裏切られた時のイメージ 宇野・立木「もしこの時～していたならば」 マジだと鋭い顔になるマチヤ・カイジ 街中の非常に高い視点の画→沼編（主に川尻回）

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この家なき子41の高屋敷氏演出でも ランプの数や灯りの有無で心情を表している。 家なき子での船の切符窓口のおじさんも、カイジ での馬券売り場の人も、とにかくレベル高い。 実写のクレーン撮影よりも高い視点からの構図は川尻善昭氏に引き継がれ、カイジでは東京の雑多なビル群によく合う

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家なき子の作監は杉野氏で一貫しているのに、竹内演出はワイルドで、高屋敷演出は人情味がある。 カイジでもコンテや演出の個性で画が変化する感覚がある。特に川尻善昭回が突出（顔が鋭い）。川村賢一回は熱血炸裂、矢嶋回は体に重みがある。浅香回は抱かれ/掘られたい並の色気（CCさくらの逆？）

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原作つきアニメでもコンテマンや演出の個性が炸裂するわけだけど、押井・宮崎・高畑クラスは原作を自分の色で完全に塗り潰す。家なき子だって完全に出崎世界。特にジェロームの死は、男の人生は博奕、理不尽、花火のようなもの、でも女に愛され愛したことが唯一の救い、という強烈な監督の主観が出てる

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家なき子を当時、子供と一緒に見てた大人ってどんな感じだったのだろうか？完全に児童文学というより出崎ハードボイルドなのだが。いきなりOP「生きることはたたかいさ」だしなあ。実況スレ「炭鉱一つ撃破したよ」「レミDEATH。」「多重スクロールアクションRPG」とかワラタ

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今日の家なき子42は竹内啓雄さん演出回、すぐわかった レミとマチヤがワイルド、高屋敷さん演出回と比べると顔つき、行動、性格まで違う気が。（眉毛が少年漫画風）多分じわじわ成長してる どう見ても児童文学じゃない出崎的ゴロツキ 完全にミニ矢吹丈なマチヤ ロンドンのはずがNY的不良描写

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家なき子の作画は毎回すごいなあ。例えば今回は二人で喋ってるだけなのに街灯の支柱につかまってくるくる回ったり、よせばいいのに作画難易度の高い自転車を動かす（しかも曲芸乗り、しかも2台）、前回では宿屋に泊まる際にレミがベッドに腰かけてから帽子をくるっと投げて椅子にひっかけたりする

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今日の家なき子43：開始1秒で高屋敷氏演出とわかったwマチヤの顔がコミカル 以下カイジへのルーツ 壺の底からの構図→チンチロの丼の底からの構図 しかも手が手前に迫ってくる→2期9話カイジが左手を不良に見せるシーン 悪役でも愛嬌あり→班チョー 単色処理、しかも紫なのも共通 続く

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続き）家なき子43高屋敷氏演出のカイジへのルーツ マチヤ、覚醒カイジの敵への誘導尋問 ドアの穴からキャラが映る（コブラでも同演出）→通気孔ごしに一条が映る カピ（犬）、カイジの噛みつき攻撃 実の母が判明し「神様」と泣くレミ→カイジ「神様、ありがとうございます！」 感情で震える目

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今回の家なき子43でも、実の母が判明したレミのことを我が事のように喜ぶマチヤの、高屋敷氏らしい義理人情演出があり、カイジの義理人情パートに生かされている。竹内氏側の「男のワイルドな生きざま」は川尻善昭氏によって鋭い顔の覚醒カイジとして継がれている。また、CGも有効活用している

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今日の家なき子44は竹内啓雄氏演出ですぐわかった。 ワイルドどころか洋画風アクションが展開w霧の中の画やストロボ演出なども挑戦的に使用。 階段の高低を使った立体的構図や手前に無機物を配置する演出が何回も出る。（→川尻善昭氏へ） あと帽子を目深に被って男泣きするマチヤが完全にジョー

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ちなみにマチヤの頼れる兄貴分（陽気なアフロ系）ボブ役として古谷徹（アムロ）さんが出ている。実況でボブロ、ボブロ言われてたw＜家なき子 #animax 脚本は別の人だけど、今回の宇野ナレも「運命の扉は開かれた」とか立木ナレで言われても違和感ないフレーズが。

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「家なき子」が出崎・竹内・高屋敷と、それぞれの演出で個性がぶつかってキャラの行動、顔、人格まで違うと気付いたわけだけど、カイジ2期は川尻カイジ、川賢カイジを筆頭にわかりやすかったが1期も相当に個性で違ってたんだな。細田カイジ（鏡）、末田カイジ（血と涙）、奈々子カイジ（優しい）とか

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今日の家なき子45は高屋敷氏演出。冒頭の街灯あたりで判った。 以下カイジへのルーツ 水中描写→カイジと会長の水中対話イメージ 命の危機を助けてくれるボブやおじいさん→おっちゃん25話 出崎的馬作画→競馬シーン 敵に捕まり「死なない程度にかわいがってやる」→血マニ事件

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しかし今日の家なき子次回予告は凄まじかった（無実だけど）「ぼくは少年刑務所に入れられてしまった。次回の家なき子をお楽しみに！」←楽しめないよw 実況民：「豚に乗って逃げよう！」・あしたのジョー2op 「Boxing」AAの流れも最高だったw #animax

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今日の家なき子46は竹内啓雄演出回。 まつ毛ばっちりの劇画調、止め絵の頻度、いきなりかかるロックなBGM、雨の中たたずむマチヤが完全にジョー、頻出する出崎鳩などが特徴。 竹内回だが天井の金網ごしに映るキャラはカイジ2期4話冒頭、天井の配管ごしに映るカイジとして川尻氏が応用している