少年漫画雑誌に脅迫を行う人間の心理状態4

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アドリア海 @keizi80

彼の妨害活動によって「偽登山漫画」関連の市場が蒙った損害額を計算しつつ、そのような者たちの悲鳴を読み漁ることが 脅迫者にとっては史上の悦楽となっていた。 もっと苦しめ。もっと泣け。同じことをお前たちは自分にしてきたのだ。 脅迫102

2013-12-21 12:18:25
アドリア海 @keizi80

連載継続、アニメ化、イベント開催・・・あの「本物」の登山漫画が本来得るべき正当な権利を無理やり奪っておいて、 いざ自分たちが同じ境遇に立たされるや被害者面をするのか。 業の報いは最後まで受けなくてはならない。 脅迫103

2013-12-21 12:19:03
アドリア海 @keizi80

「偽登山漫画」の停滞に苛立つ邪悪なファンたちは考え方を根から転換させなくてはならない。 そもそもあんな卑俗な漫画の居場所は、この世のどこにもありはしないのだ。 脅迫104

2013-12-21 12:19:47
アドリア海 @keizi80

このような思い上がりに支配されていたものだから、 有志による「偽登山漫画」専用の同人誌即売会が開かれるというニュースを聞きつけるや、 脅迫者は仕事も放り出して北陸へ飛び、遠いかの地から担当事務局へと脅迫状を送りつけた。 脅迫105

2013-12-21 12:21:04
アドリア海 @keizi80

それは脅迫者にとってもはや日常の行動だった。 そしてイベントはいつも通り中止に追いやられるはずだった。 反応はなかった。 イベント開催の一週間前になってもなかった。 脅迫106

2013-12-21 12:21:33
アドリア海 @keizi80

脅迫文章は当の昔に届いているはずだった。 彼は焦りにも似た苛立ちを抑えきれなくなった。 そして3日前になったとき、ようやく脅迫者は自分の脅しが相手側に無視されたことを悟った。 脅迫者はこの対応に怒り狂い、同時に怯えた。 脅迫107

2013-12-21 12:22:22
アドリア海 @keizi80

このままイベントの強行を許してしまえば、「偽登山漫画」関連行事が彼に屈しなかった前例ができることとなり、 その中で彼の存在は恐れるに足らぬものとしてあざ笑われ、影響力は低下し、彼が目的とする「偽登山漫画」根絶の 実現可能性は霧のかなたへ遠のくことになる。 脅迫108

2013-12-21 12:22:55
アドリア海 @keizi80

それは彼にとって全人格を否定されるも同然のことであった。 許してはならない。 このイベントの開催を絶対に許してはならない。 脅迫109

2013-12-21 12:23:21
アドリア海 @keizi80

だが今回の主催者側は自分の脅しに屈しない。 ではどうするのか。 道はもう一つしかなかった。 彼は愛用のリュックサックに本物の爆弾を詰め始めた。 脅迫110

2013-12-21 12:23:41