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23時の夢物語
@23novel
#twnovel 海で拾った小瓶の中に、赤い服の白髭のおじいさんが入っていた。まさかと思いつつ、家に持って帰って、どうしようか悩んでいる。もしかしたらサンタクロースによく似た悪者かもしれないし、もしも本物なら空飛ぶトナカイが迎えに来るかもしれないし、とりあえず放置で決定した。
2013-12-08 23:47:07
海野久実（うんのくみ）
@marinegumi
海で拾った小瓶に赤い鼻をしたトナカイが入っていた。そう言えば去年サンタクロースの入った瓶を拾った事を思い出した。押入れから探し出しホコリを払って机の上で両方の瓶を開けた。サンタとトナカイは大きくなり机を壊して橇を作り夜空高く飛んで行ってしまった。@23novel #twremix
2013-12-09 00:01:01
海野久実（うんのくみ）
@marinegumi
１２月９日の、このツイノベを元にした原稿用紙２枚の小説を書きました。｢ビンを拾った｣です。読んでね。 http://t.co/YffIQzcpFn @23novel #twremix
2013-12-22 22:35:49
リュカ
@ryuka511
豆本出来ました!「翠玉館豆本〜聖夜幻想譚〜“Will you be Santa Claus?”」4000字強の短編を豆本に仕立てました。セブンのネットプリントで予約番号「58525736」12/29日まで。PDF版は明日アップしますm(__)m よろしくです! #豆本 #折本
2013-12-22 18:21:12
楠樹 暖
@kusunokidan
#twnovel クリスマスまで生きられない少女を天国まで連れて行くつもりが、死に神の掟を破って死亡リストから少女を消してしまった。謹慎２０年は長かったが後悔はない。復帰後の最初の仕事は極悪人を地獄送りにすること。少女の面影はそこには無かった。#twremix @ryuka511
2013-12-23 22:33:02
リュカ
@ryuka511
#twnovel 最期の瞬間の事はもうあまり思い出せない。気が付くと私の前には、いかにも死神といった様相の男が私をじっと見つめ立っていた。「何か?」「いや。」地獄も天国も現世も、たいして違いは無いだろう? @kusunokidan #twremix
2013-12-23 23:39:38
楠樹 暖
@kusunokidan
#twremix 死神の黒い姿を見て幼い頃の記憶が甦る。黒いサンタに助けて貰ったことを。天使が教えてくれた。「やつは禁を犯したんだ。現場に戻っても極悪人担当さ」会いたい一心で悪いこと覚えた。会いたかった死神は今、目の前に居る。あぁ、でも罪で汚れた私を見ないで… @ryuka511
2013-12-24 00:36:31
リュカ
@ryuka511
#twnovel しばらく無言で見つめ合う。視線を逸らしたのは死神の方だった。「行くぞ。」「えぇ。」黄泉の混沌に落ちないように、死神は彼女の手を引く。その手は、あの時の同じように温かかった。 @kusunokidan #twremix
2013-12-24 20:15:11
楠樹 暖
@kusunokidan
#twremix 二人手を携えて地獄に行くのも悪くはないさ。歩き出したところで天使に呼び止められた。「私、やり残した仕事があるんですよ」「？」「その女性を天国に連れて行くという。生きて罪を償えばきっと天国に行けます。これは私と神様からのクリスマスプレゼントです」@ryuka511
2013-12-24 22:32:44
リュカ
@ryuka511
「奴と行け。あんたは元々天国へ行ける運命だったんだ。」自分がそれを変えてしまったとは言えなかった。死神は天使に視線を移す。「頼んだぞ。」そう言って、繋いだ手をそっと離した。心らしき場所に痛みが走ったのは、きっと気のせいだろう。 #twremix @kusunokidan
2013-12-24 23:17:02
リュカ
@ryuka511
「さぁ。」差し出された天使の手を彼女は暫く見つめる。「待って。」彼女は背を向けた死神の手を掴んでいた。「あなたと行く。」「何言ってんだ。」解こうとした手を彼女は強く掴む。「助けてくれたお礼、してない。」「ただの気紛れに礼なんざ不要だ。」 @kusunokidan #twremix
2013-12-25 17:18:34
リュカ
@ryuka511
「あなたに会う為にここまで来たの。」「俺はここに来させる為にあんたを助けたわけじゃない。」唇を震わせた顔が、あの日の彼女に重なる。「せっかくの神と天使からのプレゼントだ、受け取っておけ。」「でも!」「運が良けりゃまた会えるだろ。」 @kusunokidan #twremix
2013-12-25 17:19:17
リュカ
@ryuka511
死神は天使に視線を移す。「俺の寿命が尽きた時、そっちへ行くにはどれ位の善行ってやつが必要だ?」「かなりの量になりますよ。」天使はふっと笑う。「けど今日はクリスマスです。何らかの奇蹟が起きないとも限りません。」「奇蹟なんか期待しねぇよ。」 @kusunokidan #twremix
2013-12-25 17:19:38
リュカ
@ryuka511
死神は彼女を振り返る。「そういうわけだ。あっちでは歳を取らないらしいから、大人しくプレゼント受け取ってちゃんとあっちへ行って待ってろ。」「うん、ありがとう。」彼女を現世へ送り返すと天使は首を振る。「やっぱり惚れたんじゃないですか。」 @kusunokidan #twremix
2013-12-25 17:20:42
リュカ
@ryuka511
「うるせぇ。」「全く酔狂ですねぇ。でもあなたのそういうところ、嫌いじゃありませんよ。」ふっと笑った天使に死神は眉間にしわを寄せた。「お前に好かれても嬉しくねぇよ。」立ち去る死神の背に天使は呟いた。「奇蹟は起こせます。あなたなら。」END @kusunokidan #twremix
2013-12-25 17:21:24
23時の夢物語
@23novel
#twnovel 大好きなあの人に、日頃の感謝を込めて、とっておきの贈り物をしたいと思う。やっぱり食べ物がいちばんだと思う。自分で食べてしまいたい気持ちをぐっとこらえ、とれたて新鮮なものをさっそく届けようと思う。#twCATnovel 「いやぁあああー！ネズミぃいいいいー！」
2013-12-23 23:15:26
23時の夢物語
@23novel
私もかなり血なまぐさい実話を聞いたことが…。 RT @Haruki_Non @23novel この話の実話を聞いたことがあります…！(ﾟ▽ﾟ;)
2013-12-23 23:57:39