先天性甲状腺機能低下症について

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

それへの妥当な反論が、チェルノブイリでの甲状腺癌の論文も出しているDillwyn Williams氏によって出されていた、と。 http://t.co/Gkf8j2XX8Z

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Williams氏いわく、米国へのフォールアウトはチェルノブイリ付近の1万分の1で、この「研究」で使われたデータである、米国で1986−1987年に誕生した赤ちゃんのほとんどはそのフォールアウトに遭遇もしていない、と。

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それへのかなりイミフな反論も出ていた。（有料） http://t.co/8mAwueiatW Sr90の娘核種であるY90が脳下垂体に蓄積するから、先天性甲状腺機能低下症が起こる期間が長引くかもしれないし、甲状腺癌の潜伏期間も短くなる、と。（？）

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（しかしそれは中枢系甲状腺機能低下症であり、TSHが生産されなくなるから、TSH高値を検出する新生児スクリーニングでは見つけられないタイプの先天性甲状腺機能低下症だっていうのはお構いなし、みたいな・・・。甲状腺癌潜伏期間云々に至っては、？）

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この人は、まあ、1996年から（というか、それより前から）、いい加減な方法の「研究」論文を出してきてたのか・・・。極端な推進派と反核派の手法というのは、自論を支持するようなデータを集めて来て、選り好みした数値を使う、という点ではある意味似ているかも。

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カリフォルニアで先天性甲状腺機能低下症が増加したという人のインタビュー動画。http://t.co/Vr73Tba8yK　色々と無茶苦茶なこと言ってて、聞くに忍びない。甲状腺疾患について公に話せるほどの医学知識を持っていない。

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そもそも、新生児スクリーニングで、TSH値がカットオフ値以上なら自動的に先天性甲状腺機能低下症の診断を受けるわけではないはず。だから、TSH値カットオフ値以上の人数を使うなら、先天性甲状腺機能低下症の診断症例ではなく、先天性甲状腺機能低下症のスクリーニング陽性症例と呼ぶべき。

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しかし、もちろんそんなことはしない。最初から結論が出ているから、タイトルはインパクトがあるようにしなければいけないから。厳密に言って正確かどうか、はどうでもいいらしい。

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ちなみに、この人の著書は和訳されている。翻訳者が・・・　http://t.co/oiwXfn4Isq