2013年11月07日 #WOWOW #ぷらすと 『トークストック2013直前！ソクラテスの熱弁』春日太一さんゲスト回の実況まとめ

どどめ色の何か @shintkt

取材で分かったのは時代劇はそれぞれのスタッフがプロフェッショナルであり、その集合体で撮っている事。それを現場を見て伝える人がいなかった。

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春日太一さん「それをやれるのは俺しかいない、と思っちゃった。東京でも伝えるべきだと。時代劇研究家を名乗ってプロでやってこうと勝手に決めちゃったんですよね」

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春日さんの普段の格好(ヒゲ、ジャケット着用)はこの時に貫録をつけようと始めた。V6の岡田君が撮影所にいたときプロデューサーと勘違いして挨拶してきた(笑)

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スタッフの仕事の話２・カメラマンの話。昔は現場での権限が監督よりカメラマンが強かった？→フィルムを覗いているのはカメラマンだけであり、しかも撮り直しがデジタルと違ってできない。

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だーりお「私ビックリしたのが『天才　勝新太郎』で監督と違うの撮っちゃう…」春日さん「宮川一夫さんね！」著書の内容を覚えていてくれたことに嬉しそうな春日さんｗ「ぷらすと、イイね！」 ニコ生コメント「ベイスターズ優勝してもこの笑顔は…w」

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昔の映画は監督のクリエイティビティが実は狭い。プロデューサーや社長がスタッフの座組みを決定しているし、撮影はカメラマンが行っていた。今の映画は監督のできることの範囲が 広がっているので監督システムで評論するのもアリ、でも昔の映画を監督だけで評論するのは本質を見失ってしまう。

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スタッフの仕事の例。仁義なき戦いで北大路欣也が千葉真一ぼこぼこにされる様を360度撮影するシーンは衣装を着たカメラマンがリレーのようにカメラを回し、助手がピントを合わせ続けて撮影した。「深作監督の手持ちカメラの迫力がすごい」といわれるが、それを実現させたのはスタッフの力

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自著を売るためにしたことの話。映画の本は売れない、ましてや時代劇の本は売れない、ということで出版社も相手してくれなかった。そこで参考にしたのは当時流行していたプロジェクトX。油田やダムそのものには興味がない人でもそれらを作った人のドラマには感動する人が多い。

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時代劇に興味が無くても時代劇を作った人たちのドラマは感動を呼ぶんだと。「本の企画書にはこれは時代劇版のプロジェクトXである」「我々と変わらない人たちががんばって作っている、その裏のドラマを知ることで時代劇がもっと楽しくなる」とと書いたそうな。

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サンキュータツオさん「すげー、ぷらすとって企画書をどう通すかまで教えてくれるんだね(笑)！」良い番組！

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時代劇を見始めたきっかけの話。意識的に見始めたのは小学校の時の「独眼竜政宗」。OPのレーザー光線の演出がかっこよかった。(タツオさんと一緒にOPテーマを口ずさむ) タツオさん「(内田理央さんに)独眼竜政宗知ってる？伊達政宗。」 春日さん・タツオさんほぼ同時に「戦国BASARA…」

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タツオさん「戦国BASARAが出るあたりが嬉しいっ」 春日さん「中井(和哉)さんがほとんどゾロそのもので役作りしてますけどね(笑)」 守備範囲広いなーｗ

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「何かに興味を持つきっかけ」の話。春日さんがサッカーに興味なかった時に、WOWOWでサッカー解説している北澤豪さんがゼロからサッカーを楽しむ方法を訊かれて「スタジアムで一番カッコいいと思った人を探すこと」だと答えていたのを見た。

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その人のプレーのカッコよさには理由があり、それを考えていくとサッカーそのものがわかってくると。それを真似して一番カッコいい人誰かな、と見てたらリヴァプールのスティーヴン・ジェラードが好きになって、今プレミアリーグのマニアになった。

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時代劇もカッコいいひとから、夏八木勲さん、渡辺健さんカッコいい、とかそういうところから作品に入っていったそう。

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参考：スティーヴン・ジェラードのプレイ。カッコいいなー｜Steven Gerrard Top 40 Goals HD (ORIGINAL VIDEO): http://t.co/W5FaeCfwot

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病気復帰後の渡辺謙とフジテレビ「仕掛人・藤枝梅安」の話から渡辺謙が降板した映画「天と地と」の話｜ http://t.co/KgX4Ln7I9A

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当時、春日さん、タツオさん2人ともゲームをやっていた。「信長の野望。光栄(現・コーエー)っていう会社がね、僕らの青春を全て奪っていったんですよ」(タツオさん)「こないだも三国志Ⅴを５時間やってました」(春日さん)まさかの現役！

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春日さん、海音寺潮五郎の原作を読んで「大好きで」「上杉謙信に憧れちゃって」。おまけの毘沙門天像が欲しかったので前売りチケットを購入していざミラノ座へ。角川の大宣伝の効果もあり、当初はやや小さい新宿東急で公開する予定が人が多く来たので支給先が変わりパンパンの映画館。

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春日さん「うわー期待値高いすっげえなーって入ってからのなんでしょうねあの絶望感」内田さん「え？」春日さん「子供心に『映画って面白くないモノがあるんだ』って」内田さん「どういう事ですか？」春日さん「まったく面白くなかったんですよ(さわやかに)！」

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春日さん「ただ夏八木勲さんだけはカッコいいんですよ。武田家側の山本勘介。それが上杉側の宇佐美定行(渡瀬恒彦)を裏切らせるっていう。夏八木さんが片目潰した感じで暗闇の中で渡瀬さんに迫るっていう2分間ぐらいのシーンがあるんですけど、そのシーンだけで2000円払ってよかったなっていう」

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春日さん、当時中1だそう。早熟。

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川中島の戦いを描いた「天と地と」はカナダで撮影された。当時の春日少年の感想は「カナダじゃん！でっかい針葉樹立ってて！川がデカいし、どこが川中島だよ！」

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完全な余談。タツオさん「『天と地と』はCMが一番良かった。 」春日さん「CMのかっこいい音楽が劇中で流れないんですよね。(風の谷の)ナウシカ殺法ですよね(笑)」 タツオさん「安田成美の曲かかんないじゃねえかっていうね。出た、70年代生まれあるあるですねすいません」