特定秘密保護法案に関しての考え

Mr.R @Sleep_well_zzz

特定秘密保護法について、 まあ調べてみた結果怪しいと思うのは特定秘密に指定されるもののうち次のところ。 [特定有害活動の防止に関する事項] これによると特定有害活動の防止のための情報および措置が秘密に指定されるそうだ。

Mr.R @Sleep_well_zzz

さて、ここで疑問がひとつ。 「特定有害活動ってなに？」

Mr.R @Sleep_well_zzz

んで定義としてはこう、らしい。 「公になっていない情報のうちその漏えいが我が国の安全保障に支障を与えるおそれがあるものを取得する行為」 つまりスパイ活動のことを言っているのだろう。

Mr.R @Sleep_well_zzz

具体的なものが示されておらず、 「ツイッターも集会も特定有害活動になるんじゃないか！？」 といった批判の声も上がっている。

Mr.R @Sleep_well_zzz

で、僕なりに考えてみたところ、 [特定秘密の漏えい等に対する罰則]の項にある 「外国の利益等を図る目的で行われる、特定秘密の次に掲げる取得行為」 これのことを特定有害活動といっているのではないか？という考えに至った。

Mr.R @Sleep_well_zzz

具体的にいうと、 ・（秘密を管理する人間を）脅したり、暴行したりすること　 ・財物の窃盗 ・施設への侵入 ・電気通信の傍受 ・不正アクセス行為 そして漏えい（故意に限る。）又は取得行為の未遂、共謀、教唆又は煽動 である

Mr.R @Sleep_well_zzz

特定有害活動については、すなわち 「特定秘密を盗もうとする行為」である、といえるだろう。 そして、「本法の適用で、これを拡張して解釈し、国民の基本的人権を侵害するようなことが あってはならず、国民の知る権利の保障に資する報道又は取材の自由に十分に配慮しなければならない。」

Mr.R @Sleep_well_zzz

とあるように、この法律は拡大解釈、つまり政府の都合のいいようにこの法律をつかって報道の規制をできないよう気をつけなくちゃいけないよ、 と、我々の権利については配慮をなされた記述がある。 さて、

Mr.R @Sleep_well_zzz

さて、ここでまた疑問が生じる。 「スパイでもない人がどうしてデモまで起こして反対しているの？」

Mr.R @Sleep_well_zzz

「国民の知る権利、言論の自由、表現の自由、取材の自由、基本的人権を侵害しかねないから」 最大の理由でしょう。 では、なぜ僕が調べて出た結論と違うのでしょうか？

Mr.R @Sleep_well_zzz

これに関しては、「政府への不信感の表れ」、（もしくはただのスパイ）だと思います。 政府が特定秘密に指定する、のがこの法案でもっとも議論を呼ぶ部分でしょう。 （もちろん、第三者チェック機関などの問題もありますが）

Mr.R @Sleep_well_zzz

はい、僕も政府を信用していません。 そして、秘密に指定することで生じる問題についてもある程度予測できます。 たとえば、軍事的に利用できる衛星画像。 これを秘密にされたらどうなるでしょうか？ 江戸時代、とても正確な地図が秘密に指定された話のようになるかもしれない、ということです

Mr.R @Sleep_well_zzz

これに関しては、政府がどのようにして「特定秘密」に指定していくのかさっぱりわかりませんので、 「スパイ法を持たない危険性のほうが大きい」 僕はそう言っておくにとどめます。

Mr.R @Sleep_well_zzz

そして、次。 「じゃあ、政府の本当の目的ってなに？」 憶測でしかありませんが、これがわからなければ真の危険性については理解できぬままで終わってしまいます。

Mr.R @Sleep_well_zzz

本当の目的とは？ 気になるのがまず、「ＴＰＰ」。私たちに都合の悪い情報を隠すという意図があったらどうなるでしょうか。

Mr.R @Sleep_well_zzz

外交に関する情報の特定秘密化について 「安全保障に関し収集した国民の生命及び身体の保護、領域の 保全若しくは国際社会の平和と安全に関する重要な情報又は条約 その他の国際約束に基づき保護することが必要な情報」 とあります。

Mr.R @Sleep_well_zzz

そして、最後に。 すさまじいスピードで可決されたことについては、なにか意図があると考えざるをえません。 法への理解もないまま、一体なにをするというのでしょうか。 この法については、賛成反対だけでなく今後の動きを見つめていなければならない、そう思います。自分の目で。