人が死んだら電柱になる と言われて先ず思い浮かんだのが死体を積み重ねた道の先を目指し続ける俺の屍を越えて行け的な話なんだけどこれ絶対かぶるな ʅ(‾o◝)ʃʅ(‾o◝)ʃʅ(‾o◝)ʃ
2014-01-08 17:42:16TLで「人は死んだら電柱になる」という設定を見て「散歩好きなお祖父ちゃんが死んだあと電柱として立った場所は町内の犬の散歩コースとして一番多く犬が集まる場所で、毎日マーキングされて嬉しそうにしているお祖父ちゃんの顔が浮かんで孫の主人公が微笑んで終わる」という話を10秒で考えた。
2014-01-08 18:44:48パンデミックまでは数日だった。感染した人々はこと切れると同時に電柱になった。屋内外を問わず地面に刺さり直立し、繋がる相手を求めて電線を伸ばした。林立する電柱と蜘蛛の巣状の電線に絡め取られた街は、煌々と電灯を点した。主の進化を寿ぐかのように。あるいは新たな標的を待つ誘蛾灯のように。
2014-01-05 23:24:57ピラミッドは既に盗掘されていた。副葬品の類は失われ、棺の脇に一本の電柱が立っていた。内部の空洞から見つかった鼠の死骸から、電柱は18世紀後半の盗掘者だと推定された。発見は新たな謎を呼んだ。――人はいつから、死ぬと電柱になるようになった? 棺の木乃伊は、二千年前から眠り続けている。
2014-01-06 00:16:57電柱アンソロの話を聞いて、応募する気はないんだけどなんだか楽しそうだなってぼんやり考えていた。 どういうしくみなんだろうか。死者が電柱になるっていうのがまずどういう意味合いなのか。そのままメタモルフォーゼするのか、材料になるのか、それともホールインワンの木みたいなものか。
2014-01-04 15:01:42あと多くの電柱って電力会社かみかかの管理物ですけど、その発生した電柱ってどこかの会社の管理物件になるのだろうか、それとも個人で建てた扱いになるんだろうか。 敷地料とかどうなるんでしょうね。立地場所は選べるのかな?
2014-01-04 15:03:12架線はどうなるのかなー。必要としている人がいれば架ける程度のものなのかな。 そういや電柱の支障移転の扱いはどうなるんだろうか。遺族の猛抗議があって、どうしても移動できなくって建物が建てられないとかあるんだろうか。地上げ屋?地上げ屋?
2014-01-04 15:04:52立地場所は選べるのか。敷地料(※雀の涙だよー)目当てに完全殺人が起きまくるひなびた田舎。田舎なのに電柱ばんばこ建っているシュール。見た目はなんだかサイバーパンク?
2014-01-04 15:06:13富士の樹海は電柱まみれになったりするのかなー。海中電柱とか建つのかなー。 あ、災害の起こった土地に電柱がたくさん建つとか、なんだか哀しいね。
2014-01-04 15:07:26田舎も田舎、ユニバーサルサービス料でもどうにもならない(※あんまり僻地だと割り増し料払って設置とかそういう話になる。あと無理なこともある)ド田舎に電話を引くために、おばあちゃんが身投げをして電柱を建てる話とか考えていたけど、どう考えても楽しくない。
2014-01-04 15:09:25東京の電車の沿線は電柱まみれになるのかなー。いやだなー。JRだの東京私鉄だのがひいひいいいながら管理したりするのかなー。 朽ちた電柱はどうなるのかなー。不思議物質で朽ちないのかな。 ……そゆこと、悶々考えていたけど、なんか哀しくなってきた。も少し楽しい話にならんものか。
2014-01-04 15:11:32電柱アンソロ、楽しい話が浮かばない。 そういえば電柱にも管理番号があるんですけど(【地名】支24R7とか、そんな感じの番号が書いてあるよ)、情報化社会とリーマン生活に疲れてふらふらっと電車に飛び込んじゃった男性の成れの果てがまた番号で管理されるって感じとか、哀しいなーって。
2014-01-04 21:53:17駅周辺にずらっと並ぶ電柱。たくさんのそれのなかに埋もれる電柱番号:東京ー47田中太郎、死んでもなお雑多な有象無象に埋もれて、何者にもなれない みたいな? いやいや、もっとファンキーなお話がいいなあ。ハートフルな感じの。
2014-01-04 21:55:29諸星大二郎の作品でサラリーマンがマンジュシャゲになっちゃう話がありますけど、あんな感じにしたらいいのかなー。結局哀しい感じになっちゃいますけど。
2014-01-04 21:59:19電柱アンソロ楽しそうだなーって思いながらつぎゃったを見ている場合ではない。自分の原稿を書かねばならない。テスト前の部屋の掃除ではないのだ……。 http://t.co/ojxKvbwVTd
2014-01-04 22:04:43電柱には固有の識別番号が割り振られる つまり人が死ぬと電柱になる世界ではそれぞれの死者に番号が割り振られていることになる 番号を統一的に把握して割り振る超越的何かの存在が予感されるし、一方で人は自分のために用意された番号に何かしら思うことがあるのかもしれない
2014-01-04 14:59:41人類の延べ人数は適当にぐぐったら200~300億ぐらいらしいので番号もそれだけある なにかシリアル番号的な割り振り方してると思う 自分の電柱番号は死後にしかわからないが、なんとなく先祖代々何番台みたいな法則をみつけて、自分もこんな番号になるんだろうと思って生きる
2014-01-04 15:06:46むしろ番号生成のアルゴリズムが一切不明で、ランダムにしか見えない数列を眺めてその裏にあるものを推測しようとする動きが数学や自然科学をはぐくむゆりかごになったりするのかもしれない どうして番号はかぶらないのか?
2014-01-04 15:09:41大体識別番号がきちんと番号に見えるかも問題がある アラビア数字とアルファベットで番号ができてたってたとえば縄文時代の日本人にはわからんぞ 文字を持たない文明の電柱はどう識別番号をふるのか なんだか文化を超越したしかし一度わかれば間違いようのない方法で番号が刻まれていたりするのか
2014-01-04 15:11:51その時々の文化圏に合わせた表示がなされるよりは文化を超越して番号が振られているほうが異文化衝突の時にドラマチックでいいよね「お前らのような蛮族の電柱にも我々と似たような番号が!」から始まる相互理解 しかし電柱の材質によって人種のような線引きがなされて分かり合えなかったりもする
2014-01-04 15:15:18生きてる間は自分の電柱番号がわからないわけで結局気にしないで生きていくものなのかもしれない 自分を現すたった一個の番号が!!!!己の不変量だ!!!みたいな感じで興奮してしまったけど死んだ後にわかってもねえ あーだから番号はその人のチェックサムみたいなもんになるのかな
2014-01-04 15:17:41電柱には電線がつながっている 電線はすべて村の中心にある電柱につながっていた 一本だけが村の外に延びており、それは昔この村を作った人々の来し方を示していた ところがある時村一番の長老が電柱になると、電線の一方は村の外、誰もいないはずの曠野にむかってどこまでも伸びていくのだった
2014-01-04 15:22:32どこに向かって伸びているともしれない電線は深く深く垂れ下がって地を這い、一方を支えている元長老の電柱はかしいで悲鳴を上げていた 仕方なく村人たちは支えを入れようとしたが、それはどうにも居心地の悪いことだった 電線を支えるのは電柱であって、それは死者の仕事なのだ 生者のものではない
2014-01-04 15:24:51電線がどこへ伸びているのかを見極めるために一人の男が選び出され、村の外へむけて旅立った 男の旅は祝福に満ちたものではなかった 誰も口には出さなかったが、男の旅路は途切れることを期待されていた 男は旅し、行き倒れ、垂れさがる電線を支える電柱となるために送り出されたのだった
2014-01-04 15:27:46