じこぼうさんkinkuma0327の「彼らにとって戦争は思い出ではない。現在の問題なのだ。」
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「日本傷痍軍人会」が解散へ NHKニュース http://t.co/MIdGgPaKDP 傷痍軍人会自体は解散することになっても、「われらのあとに傷痍軍人を作るな」という切実な思いは継承されていくべきだろう。
2013-10-04 12:42:22戦争で手足や視力を失った傷痍軍人や肉親を奪われた人たちが、戦争はもうイヤだ、こんな悲劇は繰り返すな、といっているところに仏頂面して現れて、「君たちが戦争反対したところで戦争はなくならないんだよ、何故戦争が起こるかを考えなきゃ」などと講釈を垂れるような人間には、おれはなれないな。
2013-10-04 17:56:23あなたは傷痍軍人や戦争遺族に対して、「戦争反対なんて叫んでも戦争はなくならない。無駄だからやめろ」という言葉が届くとおもっているんですね。RT @Vail_Visconti :世界平和を叫んでも戦場や国家の首脳には届きませんよ?
2013-10-04 18:11:01戦争反対を叫ぶ傷痍軍人や戦争遺族に対し、戦争反対と叫んでいるだけじゃ戦争はなくならないよなどと、リアリストぶって水をぶっかけるような態度を「知的な態度」だと思い込んじゃってるような人って、結構多いよね。
2013-10-04 18:14:51去年の12月8日に、日テレ系CSチャンネルの一つであるチャンネルネコで大島渚の「大東亜戦争」というドキュメンタリーを放送していたが、今日の企画と言い、大島渚の作品を放送することを通して、今の時代状況に対しての意思表明をしておきたい人らが僅かながらもテレビの中にいるんだなと感じる
2014-01-13 01:46:44日本テレビで放送された、大島渚の「忘れられた皇軍」を観た。時々アップで映される傷痍軍人の顔面には毛穴の影がくっきりと浮かぶ。それは観る者をぎょっとさせ、「不快」を覚えさせる。ぼくにはこのドキュメントが、この「不快」を決して忘れるな、という強いメッセージを持ったものに感じられた。
2014-01-13 02:44:14先の大戦を美化し、あの戦争の死者を英霊として持ち上げる風潮が高まりつつある。いわく、思い出はいつも美しいものだ。しかし、「忘れられた皇軍」は、そんな美しい思い出から隔たったところにある、韓国傷痍軍人が生きる「現在」を描いていた。彼らにとって戦争は思い出ではない。現在の問題なのだ。
2014-01-13 02:44:54日本の傷痍軍人会も高齢化をむかえ、多くが解散している。昨年、傷痍軍人会の解散の記事と、「われらのあとに傷痍軍人を作るな」という思いは継承されていくべきだ、という会長の言葉を紹介したTWをしたところ、「世界平和を叫んでも戦争はなくならない」などという批判をいただいたことがあった。
2014-01-13 02:45:25しかし、国家による戦争に巻き込まれて手足や視力を失った傷痍軍人、ましてや日本のための戦争に駆り出されて負傷したのに、その正当な保証さえ受けることができていない韓国朝鮮人の傷痍軍人にとってみれば、「戦争はなくならない」のでなく、「戦争はまだ、終わっていない」のである。
2014-01-13 02:45:59我々が傷痍軍人の思いを嘲り笑い、「平和を願ったところで戦争はなくならない」などとニヒリズムを掲げられるのは、我々が「戦争が終わった」という錯覚の中にいることの証左でしかない。「平和ボケ」という言葉はむしろ、「戦争が終わった」という錯覚の中に生きる人たちにこそふさわしい言葉だ。
2014-01-13 02:46:41思い出はいつも美しい。先の大戦においては、その「美しい思い出」の象徴的な存在は靖国神社だろう。靖国には、日本軍として戦地に赴き死んでいった韓国人も祀られている。しかし、同じように日本のために戦い、手足や視力を失った韓国人傷痍軍人の「現在」に対し、この国はあまりにも冷淡だった。
2014-01-13 02:47:11なぜ、死者の魂を神として祀り、尊崇の念などをおくるのか? 死者は美しいからだ。では、なぜ、死者をまつりあげる者たちが、手足を失い視力を失いながらも生き残った人間に対して、ああも苛烈で驕慢な態度を取れるのか? それは、「美しい思い出」を脅かす、直視したくない現実だからだろう。
2014-01-13 02:50:55戦争は終わっていない。それは遺族の悲しみとして、傷痍軍人の過酷な生活として、従軍慰安婦の現実として、原爆の後遺症として、沖縄基地の問題として、何度でも回帰する。我々は戦争を無理やり「終わらせた」だけだ。そして今、それを「美しい思い出」にしようとする勢力が力を得ようとしている。
2014-01-13 02:52:39(新ポリティカにっぽん)美輪さんの歌と靖国との落差:朝日新聞デジタル http://t.co/C9F37gHLOi 美輪明宏の「祖国と女たち」についてか触れられたコラム。この歌は従軍慰安婦として戦地に赴き、戦後は忘れられた存在となった女性について歌った歌である。
2014-01-14 00:22:52「祖国と女たち」の美輪明宏が、戦後に仲良くなったという従軍慰安婦から聞いたという話によれば、彼女は貧しい家庭の生まれで、家族たちを食べさせるためにいい働き口があると聞いて満州に向かい、そこで紹介されたのが従軍慰安婦だった。彼女ら慰安婦は、最前線の戦地に送り込まれた。
2014-01-14 00:48:10戦争の最前線でいざ戦闘状態になれば、慰安婦たちも武器を渡され、男たちと一緒に戦わされたのだという。その中で流れ弾に当たって死んだ慰安婦がいれば、婦人を戦わせ死なせたのは日本軍の恥だ、という理由で中国服に着替えさせて放り出され、埋葬さえされずに野ざらし雨ざらしにされたという。
2014-01-14 00:49:10さらに、戦地から帰って来たら帰って来たで、慰安婦なんて汚らわしい、どの面下げて帰って来たのか、家名に泥を塗ったなどと、共同体からの迫害を受けたという。国家のため、共同体のために身を捧げて働いた慰安婦たちは、その国家からも共同体からも見放された存在であったのである。
2014-01-14 00:49:21その話を聞いて、美輪明宏が歌ったのが、「祖国と女達」である。 http://t.co/drOdZ68zpq 男はなんていいんだろう羨ましいじゃないか 死ねば死んだで 名誉の戦死とやらで 立派な社に奉られるんだろ 私も男に生まれていたら 今ごろきっと勲章だらけ 万歳 万歳
2014-01-14 01:00:40(承前) 戦に負けて帰れば 国の人たちに 勲章のかわりに 唾をかけられ 後ろ指さされて 陰口きかれて 祖国の為だと死んだ仲間の 幻だいて 今日も街に立つ 万歳 万歳 ニッポン 万歳 大日本帝国 万歳 彼女らも、我々が戦争を終わらせるために忘れてきた存在だったのではないか。
2014-01-14 01:00:57昨晩も書いたが、大島渚の「忘れられた皇軍」の韓国人傷痍軍人にしても、日本人は戦争を終わらせるために、戦争の残した不快なもの、醜いもの、目を背けたいものに目隠しをしてきたのだと思う。そういう現前の醜悪な自画像から目を背けることこそが、「戦争を終わらせること」だったのだとぼくは思う。
2014-01-14 01:11:42