【撮影編２】ノーマン・ザ・スノーマン制作記録

てっぺん越えましたぁ！

母、スタイルいいです。

再撮＝テイクツーです！再撮の甲斐あって、少年のアクロバティックな動きに注目!なシーンになりました。

さて、無事にアトリエでの撮影も終わり、広いスタジオでの撮影週間が始まりました。全長８メートルの横長セットです。前のカットから使っていますが、撮影しながらも同時に大きい画面で確認できるように大きな液晶モニターをつなげています。

このカットは、撮影的な技術よりも美術セットの見せ場の方がたくさんあります。家の配置にライティング、草原や森の表現と、様々な表情が盛り込まれています。おなじみの６秒動画でご覧ください。

街並みゾーン

クリックすると動画が再生されます。

森ゾーン

この日大人たちはアフレコ現場に駆り出されました。お、これはあのシーンですね＾＾

この日若人たちは撮影をしました。左奥にはブルーバック、セットの上にはクリップライトをつけるための新木が上から吊るされています。

今回のモーションは真横に移動するもの。車輪を手で動かし、床に貼った巻き尺に合わせて１cmづつ進めます。実は遠景は合成のため、ブルーバックに光が当たらなくてはいけません。暗い撮影だと合成のために素材を抜き取るのも大変なんです。そのため、私たちはスタジオ内の蛍光灯を付けた状態（ブルーバックに充分に光が当たる）の撮影と、消した状態（本来のライティング）の撮影を行いました。2倍の時間がかかるため結構大変です。

車輪を動かす係、シャッターを押す係、コマ数や移動距離が合っているか確認する係で３人です。それともう１人、部屋の電器をつけたり消したりする係。

お疲れさまでした！