- ryuseiasahina
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綾門企画『天啓を浴びて卒倒せよ』@無隣館観てきましたー。やっぱり説明にあるようにテーマはメディアと公共性の問題なんだけど、小金さんが書いたようにそこが自意識の問題と絡められ、それがメタに表現されるのは、もうテン年代の空気だなと思う。
2014-01-16 23:48:18今日は村松君がわざわざスピラレ販売を受付でやってくれてたのであえて言うなら、村松君の『ホーリーモーターズ』論の話もそうだしね。その時代にいったい批評ってどこに居場所を確保できるのかという。(いや必要だけど。)ドラマトゥルクと、自意識の問題系とのバランスとか考える。
2014-01-16 23:53:19表現のハードルがぐっと下がった今、演劇はほとんどポップソングのように軽いものとして存在できる。僕はこの作品はタイトルも説明もすっ飛ばして観たなら、「テン年代のとても浮薄なポップソング」として受け取っただろう。
2014-01-16 23:56:28そういえば『革命日記』ですごくマトモな役をこなしていた田中孝史さんが、今回は変態方向に振り切る役をやっていて、あれはあれだけ切り取って何か作品で観たい気がしたなあ。9割がた怒髪天つきまくってる状態で。いまの「窃視」についてもっと語ってほしい。
2014-01-17 14:53:19昨夜の綾門企画『天啓を浴びながら卒倒せよ』アフタートークにお残りの皆様、ありがとうございました。僕はquiを観たことがないので全くの初めてだったのですが、色んな意味で全然現代口語ぽさが皆無な所が逆に興味深かったです。まだまだ改善点が多々あるとは思うけど、個性的であることは確か。
2014-01-17 10:30:46その幾つかはトークでも話したけれど、それは具体的伸び代が沢山あるということ。何と言っても綾門くんはまだ22歳なのだから。ひとつ言えることは、あまり一般的とは言えない部分、歪に見える所こそが、おそらく今後の武器になるのではということ。その歪な武器をもっと研ぎ澄ましていって欲しい。
2014-01-17 10:35:35そういえば。 「天啓を浴びながら卒倒せよ」 旗揚げの時は岩石だったものが、いまやマイクロビーズレベルの微粒子になった。きめこまやかさは前よりあるのかもしれないが、ひっかかりには欠ける印象。 あと、戯曲の主張が若い。いままで学生がやっていた分、大人がやると、戯曲との間に開きが(続く
2014-01-17 10:50:36出る気がした。子供だからこそあんなにベラベラと喋れたのかも?大人がベラベラ喋るのとは全く意味が変わってくるのでは? 若さゆえの勢いが抑えられているため、情報量に飲み込まれるという感覚はまるでなかったものの、普通に観ていた。疲れはしなかった。 黒木さんよかったと思う。
2014-01-17 10:52:46始めて松島さんの演出を、全くの観客として観たけど、とくに感慨深さとかはないねやっぱり。でも、自分もああいう風に見えていたのかなっていう、漠然とした不安?なんだろう、そういう気持ちはある。そもそも技術とかの意味では圧倒的に下だろうし、あの人たちより。
2014-01-17 10:55:02昨晩は小竹向原で、無隣館若手自主企画の『天啓を浴びながら卒倒せよ』(綾門優季作・演出)を見る。SMS(ショート・メッセージ・サービス)のやりとりに翻弄される大学生3人と大学講師、そして、それをいっさいしない女性の物語。便利なツールなので、液晶画面だけが世界だと錯覚してしまう。→
2014-01-17 06:20:12SMSは主に言葉だけのやりとりなので、誤解が生じがち。でも、舞台を見ていて、現実においても、他者との距離のとりかた、応対のしかたが変化してきたことわかる。すぐに切れて人間関係を絶縁したり、些細なことでも極端な対応を見せてしまう。このSMSも影響を与えてないとはいえない。→
2014-01-17 06:29:24登場人物5人のなかで、ひとりだけスマホを持たず、コーヒーを飲む時間を大切にしてる女性が登場する。彼女はSMSのトラブルとは無縁である。だが、他の4人はそのように生きることはできない。スマホの液晶画面を通してのみ、世界とつながっていると思うからだ。アトリエ春風舎にて1月19日まで。
2014-01-17 06:39:11@taaaaaaaaaask 私はもっと「わからない/きこえない」作品と覚悟して行ったので、わかる!セリフが聞きとれる!と思って観ました。綾門さんはセリフの言語感覚が、改めて独特だなあと。会話がモノローグに切り替わる境目が曖昧なのです。登場人物がみんな脳内垂れ流し状態…喋る喋る。
2014-01-17 16:53:31内部の意見
『天啓を浴びながら卒倒せよ』初日明けました。佐々木敦さんがアフタートークで言及されていた「言語があまりにも極端なのに題材が日常的、あるある的で、いっそ奇形的に全部の要素を振り切ったらどうなっちゃうか気になる」というのは鋭い指摘でした。概念だけで構成することは可能なのかという問い。
2014-01-16 23:06:32苛立ちと加速だけを二本柱にしていた過去のCui?と比べると、僕は“その先へ抜けた”と思って見ていたのだけど、“丸くなっちゃった”みたいに思われることもあるようです。あ、初日あけました、という話です。
2014-01-16 22:47:15個人的には、今回のラストは、パンドラの箱を間違えて上下さかさまに開けたらああいうふうになるんじゃないかと思ってる
2014-01-16 22:50:03