- kunitane_bot
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向かって左側、煙草を乗せる皿の部分を「火皿」、そこからL字形に曲がっている部分を狭義の「雁首」、雁首に繋がる金属部分を「胴(肩)」といいます。そしてこれら全てを合わせて、広義の「雁首」といいます。
2014-01-20 12:56:11羅宇の右側に継いである太い部分も「胴(肩)」、その先の細い部分を狭義の「吸口」、吸口の一番右の先端のぴょこっと膨れている部分を「ヤニドメ」といいます。写真では分かり辛いですが、下から2番目の煙管にはヤニドメがありません。これらを合わせて、広義の「吸口」といいます。 #喫煙文化
2014-01-20 13:07:41煙管の形には大きく分けて二種類あります。写真一番上の雁首と吸口に段がある「如信形」、その下二本の段のない「石州形」です。 #喫煙文化
2014-01-20 13:22:32延べ煙管の特殊な形状で一番有名な物だと思われるのが、写真一番下のねじれたデザインの「手綱形」でしょう。歌舞伎の石川五右衛門が持っていますね。 #喫煙文化
2014-01-20 13:32:20これも延べなのですが、携帯しやすいように厚みの薄い物があります。「刀豆形」(なたまめ)というのですが、手持ちの現物が見つからないので写真はなしで。見つかったら載せますね。 #喫煙文化
2014-01-20 13:37:27このように彫りや象嵌を施している物もあります。上の物は、羅宇に模様も入れてあります。高級な物だと、羅宇に蒔絵を施した物もありますね。 http://t.co/N960bDFkPT #喫煙文化
2014-01-20 13:43:43葛飾北斎は『今様櫛キン(竹冠に手偏に金)雛形』(いまようせつきんひながた)という櫛と喫煙の図案集を出版してます。 #喫煙文化
2014-01-20 13:49:29特殊な形状としては、護身用(というよりも武器?)の「喧嘩喫煙」があります。大きさも30~60㎝もあり、鉄製でゴツい造りで、殴られたらいかにも痛そうなボツボツのついてる物もあります。 #喫煙文化
2014-01-20 14:03:58煙管の素材には、やはり金属が使われることが多いです。金・銀・銅・鉄・真鍮・錫の他に、四分一(しぶいち)という銀1に銅3の割合の合金や、赤銅(しゃくどう)という銅に金2~8%、銀1%の合金がよく使われます。 #喫煙文化
2014-01-20 14:51:11羅宇の素材は竹製が最も多いですが、樫などの堅い木材が使われたり、高級品ですと黒檀や紫檀、象牙や堆朱を使った物もあります。 #喫煙文化
2014-01-20 14:57:05この写真の物は、一番上と三番目が真鍮、二番目が真鍮に銅鍍金、四番目は真鍮に金鍍金、一番下は四分一に火皿と吸口が真鍮に銀鍍金です。 http://t.co/L3FQijPWw4 #喫煙文化
2014-01-20 15:02:10